マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

トマトに砂糖の真実

2011-01-22 02:11:08 | 



トマトに砂糖 ―

これ、徳島では普通なんだという。さすがは和三盆の名産地。
阿波人、想像を超えた甘党なのようである。

勧められて食べると・・・ふむふむ・・・思ったほどには悪くない。 
昔ながらのトマトならば、甘さで青臭いクセが紛れたのかもしれない。

工夫があって、一切れは砂糖だけ、もう一切れは軽く塩してから砂糖をかけたもの。
後者の方が甘さが際立つ感じがした。 参考までに出してくれたのは、こちら・・・・・・





過日行った、徳島籠屋アーケード内の「に志もと」。 文久二年という、おっそろしく古い居酒屋さん。
ここはいい。昼間っから飲めて、言葉から文化から、徳島のいろんなことを教わった。




どうっすか、景色がよござんしょうが・・・・・・。 6代目の隠れファンは多い。

もっと知りたきゃあ、「あまから手帖」12月号をご覧になって下さい。



いかのごろ和え

これが甘口ではあるが、たまらなく酒をよぶ。



そば米汁

10種類ほどの具が入った吸い物。どの家庭でも食べるらしく、すまし汁替わりに食卓に上がる。
あっさりして、ひなびた郷土の味がした。 けんちん汁風、これ一椀で栄養バランスよさそう。
もちろん、決め手はそばの実がそのまんま茹でられて入る。徳島でなぜそば?と思うだろうか。
徳島の山間部の祖谷(いや)などでは祖谷そばが知られるように、そばが元々身近にあった。




鰯のぬた  ぬた、漢字では沼田と書く。 味噌は地元ではなく、京都の白味噌を使うという。

ぼうぜの塩焼き、たちうおの押し寿司などもいただき・・・シメは・・・




ぜんざい。 宴会の最後のぜんざいが喜ばれるというのだけど。 

美味いのは美味いが、死ぬほど甘い。


           海鮮割烹 「に志もと」    徳島市籠屋町1




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2 コメント

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たびたびすいません (りょん2)
2011-01-25 22:01:51
小学校1,2年生は親の仕事の都合で茨城県に住んでたんですが、かの地でも給食にトマト1個と砂糖がポンと出ましたよ!
子供なのですぐなじんでズーズ弁しゃべりながら田舎を駆け巡ってました。
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赤茄子砂糖 (管理人)
2011-02-02 01:02:23
福岡県人で砂糖かける男を一人知ってますから、各地に点在してたんですね、赤茄子砂糖派が。長崎県も何食っても甘かったりする。一つ言えるのは砂糖がぜいたく品でご馳走感覚があったということもあるのかもしれません。
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