箕面の「風の杜」。一夜明けて一転、快晴。
この眺望がこちらの値打ち。庭先に出るとまぶしいのなんの。
モデルは同級生、Kくん。
小学校当時から見ため、性格、ほとんど変わらない。
昼飯は蕎麦屋にしようということで、箕面から初めて有料トンネルを使うことに。
(写真、どちらさまからかの拝借…これが箕面側)
立派なトンネルを抜けると、止々呂美(とどろみ)。ものすげぇ田舎である。八ツ墓村のロケでもできそう。オオタカの営巣地を蹴散らして作った割には、大して役に立ちそうもないけども。(案の定、大赤字の由)でも今までは山越えだったから、便利になったには違いない。
早く着いたので、「ガレリアかめおか」という巨大施設を見学に。
ガラス張りの流線型の凝りに凝った建物だが、使いにくそう。
引っ越してから初めて行く、「拓郎亭」(たろうてい)。吉田拓郎命の主人の店。新しくなってからも快調なご様子。
揚げそばでビール。
運転の友には悪いが、蕎麦屋でしらふほどツライものはない。
ってことで蕎麦焼酎呂山の蕎麦湯割り。
焼き海老味噌 ぷちぷちと蕎麦の実。海老の香りほのか。
鴨くんせい。上品な焼き豚のよう。
普通のせいろ。量もしっかりあるのがうれしい。
少し緑がかっている(蕎麦の甘皮の部分ですな)のが拓郎亭の特徴。もう新そばですよね。
ツレがたのんだおろしそば+海老天の豪華版。
自家栽培の辛味大根はキレイな薄紫色。
誰だい、紫芋混ぜてるなんて言ってるヤツぁ。
ツレIくんが一人、カレー臭をふりまいたインディアン・リどット。
そばの実ライス、蕎麦すいとん、地鶏などが入る。キーマベースのカレーソースにチーズ、バジリコの創作メニュー。
リゾットにあらずリどット(変換しにくいわ!)という店主はたしか落語研究会出身とかで、ひねりをきかしている分、客はちょっとだけしんどい。蕎麦店主を集め、11店で唐変木蕎麦之會なるものを主宰される。
こちら、粗挽きそば 塩でいただく。ふむふむ…こういうありか無しかの風味を楽しむには日本酒だなぁ。ツレの誰もたのまないので、ここは我慢。
カレーの匂いにほだされて、カレーライスを頼むも、とき既に遅し。他のお客の注文の最後にまわされるということで断念。
カレーなんちうものはお玉でライスの上からぶっかければ済むもんではないのかな。
一日限定4個だか書かれていたそばプリン。
手作り感のある優しい味だがこれはこれ。個人的には舌ざわりの滑らかな普通のプリンの方が好みかな。
再びトンネル戻って、一行とお別れ。
その後、ボウリングを何ゲームかして帰ったというから、どれだけ元気やねん。
丹乃國蕎麦 拓郎亭 亀岡市安町小屋場
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亀岡は遠いし、大阪で美味しいお店を探して新蕎麦を食べてみたいと思います。
ボーリング、運動不足の上に前夜3時間ほどしか寝ていない身にはコタエました。
翌日からひどい筋肉痛。情けないわ。
最後に、2日間の長距離走行を文句一つ言わず運転してくれたKくん、Iくん、ありがとう!
アナタ、まだお若い。私なんざ、無理したら二、三日たってから筋肉痛がやってきます。
うどんに酒は合わない、でも蕎麦には酒は合う。昔、居酒屋やなんかがなかった時代、まず蕎麦屋で一杯傾けたものなのです。蕎麦の種物(わかります?おかめやら花巻やら鴨南蛮や天麩羅蕎麦やら)に使う具材をアテに一杯ってのがそもそもです。これが美味いの美味くねぇの。この辺が蕎麦偏愛への一歩なのかもしれません。
サムさん
うどんは基本、腹をふくらませるもの。讃岐でも小腹を満たすスナック感覚のものです。でも江戸東京の蕎麦はそうぢゃない。いわば趣味のもんなんですね。午後の深い時間帯に蕎麦屋で古本なんぞをめくりながら一杯やる気分はうどん屋にはないもんすよ。蕎麦なんていってもたかだか16文。貧しさの中でいろいろ美学を作り競い合った、ひかれものの小唄みたいなやせ我慢、それが花開いたのでありんす。