マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

オープンテラス

2009-08-26 12:29:51 | 

近くの柳々堂書店まで来たので、遅い昼をとろうと一軒のカフェに。
カフェめしなど、似合うタマでもないのであるが。
目の前は靭公園、緑の匂いがみずみずしい。



カフェブームの渦中にあった一軒だ。
2階のブラジル音楽の店やら向かいの寿司屋などには来るが、
なかなか入る機会がなかった。

サンドイッチとコーヒーを所望。




具材はですね、チキンハンバーグとトマト、チーズなど。
しっかりしたボリューム。
パンは香ばしくトーストされていて、ザクッという食感たのし。



ビールでもいただきたいぐらい。
我慢である。




本でもパラパラ眺めながら、のんびり時間調整させてもらう。
カフェのいいところは、長居しても放ったらかしてくれるところ。




店のごく近所には、建ちながら緑に飲み込まれてしまいそうな、
大阪寿司の「みやこ寿司」がある。



ご主人の顔がちらっと見えたので、ご挨拶に立ち寄る。
主人の三宅一夫さんは大ベテラン。関西寿司は客前で握る江戸前に
比べて、地味で目立たない裏の仕込みの多い仕事。どなたかに継承してもらえないものか。
話好きなので、古い寿司の話など教わるところも多い。


たとえば鰻なんぞを握るようになったのは戦後の食糧難の時代。
食糧統制から淡水魚は除外されていたので、たやすく入った鰻を握ったらしく、ランクとしては穴子の方が上である・・・なんてことも今の若い職人では知らない。


この京町堀にはズラッと夜店の露店が並んだのだそうだ。アセチレンガスの明かりだったのだろう。ボクの母も京町堀の生まれだ。


肌寒くなると、ここの名物「蒸し寿司」が今年も出始めるだろう。


       「ジ・アースカフェ」  大阪市西区京町堀1
       「みやこ寿司」 関西寿司  「柳々堂書店」 建築の本多し

コメント (3)
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