マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

サザン上等お好み焼き

2009-02-16 21:35:58 | 




こういうウインドー、ノスタルジーですね~

よく見て下さい、洋食メニューのあるお好み焼き屋、普通ではありません。




創業大正15年。場所は岸和田の目抜き通り。
元は女給もいたようなカフェーです。
各所に名残りが偲ばれます。





狭い個室になっていて、いい人と来て、暖簾下ろして、女性は
甲斐々々しくお好み焼いたり、世話を焼いたりしたのでしょう。
たしかにお好み焼きにはそんな艶っぽい側面があります。





浜のかしみん焼きのおばちゃんいわく、ここには特別な日に
べべ着替えて、お出かけ気分で来たといいます。
さしづめ我々が百貨店へ行くような気分だったのかな。
それくらい、ワンランク上の店でした。




玉子3個使い、小麦粉は使わない、デラックス双月焼き。
玉子が今よりずっと羨望の目で見られていた時代、
さぞかし夢見るようなメニューだったでしょう。





ロケだったので、奥さん緊張して、咳き込んで止まらなくなった。
気の毒しました。




こちらにはまだ玉子メニューが。この焼きそばもさることながら、
オムライスが名物。ケチャップライスの中に生卵の黄身が入り、
スプーンでつぶすとドロ~リ・・・ 玉子フェチ垂涎の逸品です。





泉州銘菓村雨が欲しかったのですが、
もう仕舞ってました。あれもなんとなくノスタルジーなんです。


        お好み焼き「双月」    大阪府岸和田市五軒家町3





脱帽~っ

2009-02-16 00:44:28 | 

例の会、今年一発目はフレンチ。



アミューズ ほんの一口ずつ
スプーンのまま食べるのは、白ニンジンのピュレ
右のは、豚の血液のパテ

白ワインは冷えたアルザスのゲベルツトラミネールを。爽やかに。


マグロのタルタル  ホイップのようなのがワサビのピュレ
仄かに山葵の辛味が。周囲は優しいカブラのジュレ 
縁にこぼしたインスタントコーヒーみたいなのは
塩を赤ワインで色づけしてあるもの。



真ん中に牡蠣のフライが隠されたスープ仕立て。
白いんげん、ベーコン、カブラなど。
こんなビストロメニューみたいなのが、ほっとするなぁ~。
焼き立てパンもうまし。

メインはシャポー型のふた(これが屋号のラ・クロッシュ)をして運ばれ、
一斉にサッ!とオープン。ここが唯一の演出くさいところ。

メインは3種類からのセレクト・・・


鯛のブイヤベース仕立て ホタテ、タラ白子 上のは板海苔?

川田一郎シェフはホテル・プラザ~ビストロ・サカナザなどを経て、
ラ・クロッシュを開店。魚料理には定評があった。よって魚にした。

続く鶏・牛頬は連れのもの。



鶏肉のなんとか・・・内部に手長海老のソースが

赤ワインはカオール・クロ・シギエ。コクのあるしっかりタイプ。





牛ほほ肉の赤ワイン煮 
ビストロの定番メニュー 悪い訳がない。

デザートも3種類からのチョイス。



真ん中は洋酒に含ませたババ。 全日は関係ない。



クレームブリュレ



ヘーゼルナッツのアイス  カカオのソース
必ずなんかが立ってるのがいとおかし。


土佐堀川の見えるレストラン。ギャルソンもこなれています!
迎えも送り出しも、シェフが立ってくれる。お話できんかったけど。



   
          ラ・クロッシュ   大阪市中央区北浜3