マーベラスS

King Of Western-Swing!!
歌と食と酒、それに声のページ。

03.4.05 音楽特報! JUMPING!  LOUIS!

2006-04-05 18:23:17 | 音楽

我々もレパートリーに加えさせてもらっている一人のリスペクトするエンターテイナーがいる。彼の名をルイ・ジョーダン。1908年アーカンソー州モンロー郡ブリンクリー村出身高砂部屋。音楽教師でミュージシャンでもあった親爺の元に産まれ、幼くしてSAXを手にする。中西部のカンサスシティジャズ、とりわけカウントベイシーの影響を受けた様子で…こうなると、兄弟、なんでWestern Swingでルイなのかも分ってくるだろ? Asleep At The Weelがルイを取り上げるのも合点がいくだろ?
若き日、ルイはChickWebb楽団に加わる。ここで頭角を現したルイはMCも担当する宴会部長的なポジションまで行く。(リーダー・チックはDrumsで生まれついての小男であったが、ハートはでかくナイスガイだった。後にピアノを弾いていたエラ・フィッツジェラルドと所帯を持つ。思えばものすごい蚤の夫婦で川上のぼるとハリス坊やみたいだ)

ともあれ、ウチも10人編成フーフー言ってるが、じきにビッグバンドは維持して行くのが大変になってくる。そこで小さなコンボバンドが生まれる。ルイは独立、自分のTympany Fiveを作り、バンドリーダーでサックスを吹き、軽妙洒脱でコミカルな歌でヒットを飛ばす。BluesをベースにJazzやJive,Latinも入ってきて、BBキングやチャックベリーなどへの影響も大で、R&Bの祖を言われる。スゴイおっさんだ。弾むような心地よいリズムはまさにJump。聴いてないなら、Five Guys Named Moe を!There Ain't Nobody Here But Us Chicken を!Choo Choo Ch'Boogieを聴いときな!これが面倒なら、ウチのライブへ来なはれ!(結局それかい!)

俺のルイ好きには吾妻光良の影響もデカイな。20年も前によく高円寺の「次郎吉」へ聴きに行ったもんだ。氏は日テレの音響マンとしてTVジョッキーなんかもやってた。24時間テレビで一緒にスタッフロールが流れた時には感慨ひとしおだったなぁ。ともかくも、クソ忙しいあの仕事してる吾妻さんにできて、サンピンのこっちが音楽する時間ない…なんてどのツラ提げて言えよう。
よ~し、見てろ!首洗って待ってろよ!顔洗って寝るから!

コメント
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