趣味と節約と時に妄想の記録

節約を通して未来を創造するブログです。
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安物は試行錯誤して

2022年03月27日 12時13分52秒 | 毎日使う家電品だからこそ考えたい

今日のタイトルは、安物は試行錯誤して最適な方法を編み出す。それしかない。

こんな長いタイトルです。何のことかと思われるかも知れませんが、人間が考えてこの世に生み出す造作物全てに共通していると思いますよ。

具体的には、Ni-MH充電電池のお話です。 先日アマゾンで、16本セットの安価な単4ニッケル水素充電電池を購入したんですね。 全般的に言えるのですが(検証に数年かけてます)、4本セットなら、1本は規格には及ばない偽不良品が混じってます。他の3本は概ね規格通り。

例えば、容量2300mAと記載されていれば、規格通りの個体は3回位使って、容量を測定すると2000mA~2300mAの間の容量と表示されますね。それらの電池は、充電も早いです。持ちも良いです。ある意味規格通りの仕事をしてくれます。では、偽不良品の電池はてーと、容量は1500mAかそれ以上。到底2300mAには届きません。充電時間も他の3本に比べて、若干かかります。持ちもなんだかなぁ?少し短いなと思う位です。

でも10回ほど使っていると、かなり違ってきますね。それで、充電器に備わっている復活機能を使ったり、ディスチャージ機能を使ったりして、機能回復を試みながらだましだまし使っています。でも、他の正常な電池と混ぜては使えないので印をつけて別けて使っています。

文字通り、不良品では無いが規格通りの仕事はしない。ま、規格通りでは無いから不良品では?と言えばそれまでですが・・・。某国製の電池(安価なもの)はそれが答えです。色々な種類の充電電池(ニッケル水素充)を試しましたが、結果はほぼ同じでした。

使えないわけでは無いが、他の電池よりは性能が落ちる。だから偽不良品と僕は名付け、印をして、他の正規品と区別して使っています。4セット買えば、4本のグループが自然に出来る。そのグループは、デジカメなどには使えないですね当然ながらね。だから、24時間点灯の常夜灯などに使います。頻繁に外して、充電し易い器具などに使っています。

安価な物はそうです、じゃー高価な物は? 実はそんなには変わりませんでした。残念ながら・・・今僕が持っている一番高い充電電池は、3000mA 4本セットで2500円しました。

その内の1本はやはり、他の3本よりも早く消耗します。何せ、このセットしか買っていないのでハッキリとは断言出来ませんがね・・・。

アマゾンで高評価のEBLというメーカーでさえ、同じような結果でしたから。検証までに時間がかかりました。

容量1100mAと書いてあって、3回使ったら、800mAそこそこしか充電出来なくなってはね?とは思いますが、それが現実です。 きっちり検査してたら、安価には買えないという別の側面の現実もあります。

なので、ある程度使う側が、使い方を工夫して、その電池に合った最良の方法を見つける。これしか無いと思います。 マルチ充電器も3台も買いました。検証と充電のためです。

2年をかけて検証した結果です。

電池達もこの世に生を受けた製品です。不良品だからゴミ箱へポイ!では無くて最後までその性能を最大限生かす方法を、出来る範囲で研究しているだけですけどね。

これも趣味の一つとして楽しみながらね。 電池一つも奥が深いですよ・・・ホント。

原料が管理され、最先端の設備で大量生産された電池(充電)ですらこんな感じです。しかも高価(例えば100均と比べてですが)な充電電池は充電回数も1000回以上と書かれています。この数字が本当なのか?と誰しも思う所です。

嘘がまかり通っていると言えばそれまででしょけど、僕は100回もまともに使えないと思いますよ。おそらく1000回と言うのは理論値か、あるいは充電は出来るけどユーザーの期待に沿った働きをするかどうかはわからないってのがホントのところでしょうね。

今の所、最善策は XTAR社の充電器で3回に1回位の割合で修復充電する。もちろんこの回数も充電回数になるでしょうね。

USB接続式の充電器(4台持ってますけど)は満充電出来ません。miniBoxerで充電すると概ね80%位の表示がでます。個人的にはこの充電器の表示が一番正確見たいです。

※僕の持ってるminiBoxerには修復充電モードはついていません。もっと高価な充電器は知りませんが。

それで、取り換え回数を減らすために、100%充電を行います。これもカウントです。

また、暫く使って無かった充電電池は自己放電します。電池の性能にもよりますが、満充電にして保管しても、1週間後には残量は概ね40%表示です。 使う前に満充電します。当然これもカウントされます。

通常充電で1カウント、継ぎ足しの満充電で1カウント、時々する修復充電で1カウント、保管後の再充電で1カウント。これだけで4カウントです。 100回の通常使用で、400回充電を行った事になります。100回の通常使用が1年とすれば、3年で理論充電可能回数をクリアです。結果→3年で寿命となりますね。 結構高価な充電電池でこんな感じです。

充電を繰り返している間に、内部抵抗値が上がって来ます。上がるとそれだけ充電時間も必要になり、当然電力も必要になりますよ。

僕の場合は、雨の日以外は、小型のソーラーパネルで充電しますけどね。正直、コンセント充電の方が安定して充電できる気がします。おそらくコンバーターの出力の問題でしょうね。あるいは充電器が疑似AC出力に対応しているかどうかです。

昔も書きましたが、充電電池の寿命は内部抵抗値が一つの目安になりますが、それも充電中に変化するので完全な目安とは言えないです。

単4で満充電まで8時間必要になった電池は、ほぼ内部抵抗値は999Ωと表示されますから、これがある意味寿命(人間で言えば老化)の基準と個人的には考えています。

でも、そんな電池でもXTAR社の充電器の修復モードを使うと、結構内部抵抗値が下がって、ある程度元気になるんで、上手く使えば寿命はかなり延びるようです。

何はともあれ、2年間の経験です。もっと詳しい事が知りたい方はコメントでも下さい。


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