blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2004年8月 颱風17号による被害

2017-07-20 | 風の備忘録 

芝生広場の山桜とプレハブ小屋前の銀ドロの木が台風17号の吹き戻しの風で倒壊しました。

 銀ドロの木は開園のお祝いに前田さんか持ってきてくれた苗木が6年間で大きく育ったものです。
銀ドロの木は大きな枝のうち1本が折れ、後の2本は残ったので来年には再生するでしょう。


農園のシンボルとも言えた、芝生広場の山桜が台風がもたらした強風で倒壊してしまった。
それぞれの人が、多分思い入れを持っていた木で、しかも開園以来順調に成長してきた。
 山桜は開園時から芝生広場の真ん中に植えられていたものです。

れが、の強風で倒れてしまった。

開園から6年、最近では日照の日には日陰を私たちに提供するまでに成長し、
来年の春は咲いてくれるのではと期待をしていたのですが残念です。 
 山桜は胴切りにして根っこを他に植え替えるつもりです。また、枝を出してくれるといいのですが・・・。
寂しさとも悲しさともつかない、突然友人を失ったような、むやみやたらの喪失感だけが残った。
 アジアの風は、恵みも被害も二つながらにもたらす。
結局、両者は裏表なのかもしれない。或いは僕らは、喪失と共に日々生きている。
そのことに目を背けるのも、また喪失をただ感傷的に語るのも、余計なことであり、
この後どうするのか現実的に考えるのが、日々生きて、日々死に近づく、僕らの仕事なのだろう。


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