blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

2002年10月 颱風21号による福祉農園の被害

2017-07-20 | 風の備忘録 

園の台風21号による被害状況
 第1農園芝生広場の日陰棚は古い方は押しつぶされたようになって倒れていた。
どんな力が加わるとこんな状態になるのか不思議な感じだ。
ヒバの木で囲んだ日陰棚は何故か無事。ヒバの木が何本か少し傾いていたけれど。
 井戸の日よけ雨よけのための小屋はびくともせずに建っていた。
太いしっかりとした竹の柱を1メートル近く埋め込んだのが功を奏したようです。
 第2農園のハウスはさすが強風にもビクともしていなかった。
しかし、キュウイ棚は全壊の状態。キュウイ棚だけでなく、
ハウスに平行して建てた棚は全て端から端まで倒壊していた。
 ハウス裏の竹小屋の東側にそびえていたプラタナスが根元からもげて、
池をおおうように倒れていた。拡張した池の前に立っていたプラタナスも根元から倒壊。
2本とも薪になる運命か。
 第1農園の日陰小屋の修復は人数がいればそれほど難しくないようですが、
第2農園の全壊した棚は修復は難しいように思います。
この際、立て直すつもりです。

 撤去する棚の材料で鉄製のものは再利用しますが、
竹は第3農園に運んでいって、燃して草木灰にします。
 竹の灰は草木灰の中でも最良の灰だそうで、かなりの値段で流通しているそうです。
 今回の結果を見ると孟宗竹の方が、強い力に対してしなりもあるので、
足場パイプより結果として強度もありそうです。
 建て直す棚は、第1農園の井戸の小屋のように、孟宗竹の根っこの太い、
しっかりしたものを選んで、1メートル近く深く地中に埋め込んで柱にしようと思っています。
 農園復旧作業は、人数がいないと作業できないので、多くの方々の参加をお願いいたします。
復旧から再建に
 10月3日の昼頃農園に着くと、
デイケアわくわくのメンバーが木の枝を一輪車で第3農園に運んでいる様子がまず目に入った。
 デイケアわくわくの畑班と農園ボランティアの方々が復旧作業をしていくれていたので
作業はかなり進んでいたが、作業はまだ残っていたのでキュウイ棚の解体作業を始めた。
3時過ぎ、わくわくの部隊が引き上げの準備を始めた頃、
他の農園ボランティアがが到着、情報交換の後、復旧作業を再開した。

 以下は、復旧作業に参加した農園ボランティアのレポートです。
「私はわくわく号に同乗させてもらって、10時前に農園に着いたのですが、
その時すでに農園ボランティア大井さんとあっきーが倒れた棚の片付けをしていました。
その動きの早さ、手際の良さに脱帽としか言いようがありませんでした。
代表や、先輩農園ボランティアの方々にとっては、
今まで作り上げてきたものが一夜にして崩されたわけだから、
それどころじゃなくいろんな思いがあることでしょう。
第2農園についてはほとんど新たに作り直すことになるのでしょうが、
私にはまだ全然イメージがついていません。」


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