blog 福祉農園通信・龍神伝心

アジアモンスーンに吹かれて
共生の農業
見沼田んぼ福祉農園 

農村景観・自然環境保全再生パイロット事業 土壌サンプリングの旅

2010-02-22 | 農作業
土壌サンプリングの旅 台地部の畑の典型例として、
厚澤家の前の畑の土を頂く。
見沼周辺の大地の典型的な土壌の一つとして、厚澤さんのお宅の屋敷林の土壌も頂いた。
台地の割には黒目の土壌だったが、見沼よりも赤かった。台地の土壌採取を終え谷戸へ
ちょっとドブをさらっただけで流れが復活したが、枝をさしたら1m近くもはまった。
つまり水位が
1mぐらい高くなっているのだろう。
隣の人が用水の管理をしなくて、水路が埋まってしまい排水不良を起こしています。
木切れでヘドロをさらうと、アンモニア臭がした。ここは、かつて鰻やドジョウの宝庫だったそうです。
この水路は厚澤さんの親父の前の時代からあったそうで、見沼代用水の下を通っている。
冬の通水していない時に立体交差をさせたのだろう。
宮沢章二さんの「祈りへの回帰」ではないが、厚澤家も伏越を作っており、
通水の意思を感じる。サバイバルキャンプなどでどぶさらいをしてみたい。
厚澤さんは「水路が崩れるのは除草剤を散布するから。
除草剤を撒くと、根まで枯れるから、土壌を保持することができなくなる。
手で刈れば根は残るから崩れない」との事。

 そういえば福祉農園にあるビオトープの横は崩れていない。

五斗蒔橋を渡り見沼の畑へ 
厚澤さんの少年時代
体育の授業のときには 
この橋から飛び込んだとの事。
用水は泥で時に濁っていても、キレイだったとのこと。
犬や豚の死骸が時に流れてきたり、
野菜が流れてきたりすることもあったそう。
厚澤さんの見沼の畑の土壌を採取しました。
この畑でキャベツや白菜を作ると、中から市道の街路樹に植えられている
メタセコイアの葉が出てくるので、葉物は作れないそうです。by石井

2010年2月21日 今日も土を作る

2010-02-22 | 農作業
 
作業内容
ハーブ園跡地:天地返し、馬糞堆肥の鋤き込み、耕運
薪の移動土壌分析

草木染め:桜の木の剪定、粉砕、染色
今日は日差しが暖かく、昨日同様に過ごしやすい日でした。

天地返しで汗をかいて下さいとの純三さんのアドバイス通り、見事に良い汗をかき

みんなすっきりした顔をしていたのが印象的でした。

お昼はつなぎに海苔を使用した「そば」を梓が持ってきてくれて、美味しい昼食でした。

ロータリークラブの吉田さんがうどんを打って持ってきて下さったり、

玉子パンやおかき、みかんの差し入れなど、食にも恵まれた1日でした。

修士論文を書くためにこれなかったまりぶーが久しぶりに作業にやってきて、

「動きたいんです!」とせっせと天地返しをして、こまめを操っていた。

新しい寸胴鍋を使って農園の桜の木で染物を行いました。

思った色には染め上がらずもっと研究して色々染めてみたいと思いました。

今日は盛りだくさんの日で、五感が刺激された良い日曜日になりました。by佳代
朝1番、藤枝さんはボカシ肥の切り返し
薪の移動
今日も天地返しと馬糞堆肥の鋤込み
持続する志、20年一日のごとく、今日も見沼のゴミを拾い続ける藤本さん 頭が下がる。
天地返しした畑をならす