<2010.11.12>
『ねまわし』と言う言葉は、社会人になって初めて聞いたわけであるが、会社生活ではずーとついてまわった言葉である。
これは会社生活において、いろんな仕事がスムースにやれるポイントの一つであった。
特に利害関係が生じるような会議にあっては、自分が主張する考え方などについて、予め先方に説明し、意見交換をしておくことが、非常に重要であるということであった。
このことは自分を逆の立場においてみればよく分かることであるが、いきなり不利な立場になることは、理屈では分かっても感情がどうしても許さず、ついカアっとなってしまい、まとまる話も決裂してしまうことがあるからである。
また『ねまわし』とは直接結びつくものではないが、難しい仕事をお願いしたり交渉事をするときには、いきなり本題ということではなく、関連する易しいテーマから打診しながら進めていくことが大切であるということも体験した。
このことは文章に『起承転結』があるように、他人から同意を得るにも、いきなり山頂に駆け上がるのではなく、やはり麓から徐々に歩みを進める必要があるということであった。
このような交渉事の基本を学んだことも非常にためになった。
それにしても『ねまわし』を成功させるポイントは、当たり前のことであるが、日頃からのコミュニケーションを良くしておくことが、何より肝要であるということであった。
< さぎ・・・・今日は屋根の上で遊ぶ >
< 庭のサニーレタス成長中・・・・食卓には何時載る? >