藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

バカなことを、バカにしないようにしよう。

2006年10月16日 | テニス
上達するには、バカなことをバカにしないことです。

「あの・・・ボールって、ちゃんと見て打ったほうがいいんですよね?」と聞かれました。
「はい、ちゃんと見て打ったほうがいいですよ」と答えると、「でも、コーチはボール見て打ってないですよね?」と言われました。
「いや、心の目で見てるんですよ」と答えると、「はぁ・・・そうなんですか?」と言われました。

たしかに、レッスン中はずっと生徒さんのほうを見てアドバイスしています。
だから、あまりボールは見ていません。
これを「なんでボール見ないで打てんの?」と思っている人もいるようです。
経験から、「ここに飛んでくる」とわかります。
相手の人が打った瞬間、もう飛んでくるイメージがわかっているので、見ないでも打てるのです。

こういったイメージや、空間認識能力は、トレーニングしだいで身につきます。
僕の場合は、バカなことをやって、バカにされながら身につけました。
とは言っても、僕自身は大真面目で練習していました。
ボリス・ベッカーは、よく試合中に前、後ろとボールを下にポンポン突きながら歩きます。
ボールをまったく見ないで何か考え事をしながら、よくこれをやります。
僕もマネをしてやっていました。
でも、意外と難しくて、よく足にボールが当たったり、空振りしたりしてコロコロとボールが行ってしまいます。
「あわわわ・・・す、すいません」とやっていると、「何やってんだ?余計なことやってるからだよ」とバカにされていました。
イワニセビッチがたまにやる、「股の下から打つボレー」にも憧れていました。
サーブ&股下ボレーの練習を懸命にやっていると、距離感を誤って股間にボールが直撃しました。
苦痛のあまり死にそうになっていると、それを見ていた友達は「おまえ・・・やっぱバカだな」とつぶやいていました。

こういう努力を通して、能力はついてきます。
バカにしてやらなければ、能力はアップしません。
バカなことも、一生懸命にやってみましょう。



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焦らず、目の前のことをやっていこう。

2006年10月15日 | テニス
強くなるためには、焦らないことです。

「やばい!時間がない・・・あれもこれもマスターしなきゃいけないし、このままじゃマズイ」と焦っている人がいます。
やる気があることは大事です。
でも、この人を見ていると、いろんなことに手を出しているのですが、どれもこれも中途半端です。
さっきアプローチの打ち込みを練習していると思えば、もうドロップボレーをやっていたりします。
そのわりには、「う~ん・・・」と悩んでいる時間が長かったりします。
「時間がない」と言いつつ、立ち止まっている時間が長いようです。

いろいろやってみることは、いいことです。
しかし、いきなりあれこれできません。
中途半端になるよりも、1つずつマイペースにやっていくことです。

1歩1歩進んでいくことです。
焦ってペースを崩すのはよくないです。
安全運転でマイペースの方が、結果的に早かったりします。
「こんなんじゃ遅い」と暴走すると、事故ったり警察に捕まったりして、余計に時間ロスです。

僕が重視しているのは、スピードです。
一番早いのは、淡々とマイペースで続けることです。
「ウサギとカメ」のお話だと、カメになることです。
ビューッとウサギに離されても、焦らないことが大事です。
「ヤベー!ウサギが油断して昼寝でもしてくれないと、勝てないよ」と焦ることないです。
続けていれば、自然とスピードアップしていきます。
それが得意になってくれば、マイペースのスピードは上がるのです。
得意のジャンルに持ち込めば、勝ちです。
苦手な陸地ならウサギの方が速いですが、得意の水中なら楽勝です。
目の前の苦手なことを、1つずつ得意に変えていった方が、結果的には早いのです。

焦らないで、目の前のことを淡々とやっていきましょう。



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話しかけやすい人になろう。

2006年10月14日 | テニス
上達するには、人から話しかけられやすい人になることです。

人を遠ざけるような空気を発している人がいます。
どうやら意図的にやっているようです。
理由を聞いてみると「だって、ちょっとエラソーにしてないと、相手にナメられちゃうでしょ」と言っていました。
でも、これはやめた方がいいです。
ボロが出たときに自分がプレッシャーを感じるし、いろんな面で損をします。

近寄りがたい空気を出すのは、自信がないからです。
昔、僕にもこういう時期がありました。
「ヘナチョコっぽく見られたらイヤだな・・・もっと威厳を出して、ナメられないようにしなきゃ」と思いましたが、「なんか感じワリーよ」と不評だったのでやめました。
なぜか、これをやめたらうまくなってきました。
テニスがうまくなるためのポイントは、コミュニケーション能力です。
一人では、うまくなれません。
練習したり、教えてもらうには、人の力が必要です。
だから「この人と練習したいな」「いろいろ教えてあげたいな」という人の方が、有利です。

僕の特技に「人から話しかけられること」というのがあります。
周りに大勢いるのに、なぜか道を聞かれたりします。
ディズニーランドのような場所でも、なぜか「すいません、写真お願いできませんか?」と言われます。
ファミレスなんかでも、大勢でいるのに「オーダーはお決まりでしょうか?」と聞かれます。
「なんで、僕なんだろ?」と思います。
友達が言うには、話しかけやすいオーラが出ているらしいです。

人は、軽くて楽しい雰囲気の人に寄ってきます。
うまくなるのに有利なのは、こういう空気です。
ムツゴロウさんは「コミュニケーションで一番重要なのは、軽いことですよ。だって、赤ちゃんに向かって難しいこととか、重い感じで話す人っていないですよね」と言っています。
ソフトで軽く、わかりやすいことがコミュニケーションで大事です。

気軽に、話しかけやすい人になりましょう。



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妄想して、イメージを膨らませよう。

2006年10月13日 | テニス
上達するには、妄想することです。

「テニスがうまくなる人って、何か特徴ある?」と質問されました。
「う~ん・・・そうですねぇ・・・いろいろあるけど・・・やっぱり、話をしていて面白い人は、うまくなるかな」と答えると、「はぁ?」と言われました。

話をしていて面白いのは、トークが盛り上がる人です。
トークが盛り上がる人と話していると、なかなか話が切れません。
「ありえないし」「意味わかんないし」などと言うと、話がプツンと途切れてしまいます。
場の雰囲気を下げるようなことは、言わないことです。
僕が楽しいのは、想像力の豊かな人です。
アホなことを言っても「くだらない」と切らないで、それに乗ってきたり、面白い切り返しなどをしてくれると「おっ!」と嬉しくなります。

「いいよね・・・子供はすぐにうまくなってさ」と言っている人がいます。
たしかに、全体的にすぐうまくなります。
でも、全員がすぐにうまくなるわけではありません。
なかなかうまくならない子も、たくさんいます。
年配の方であっても、すぐにうまくなる人もいれば、そうでない人もいます。
その共通点は、想像力が豊かであるかどうかです。

子供といると楽しいです。
知識や経験が少ないので、とんでもない発想をしたりします。
「アンパンマンが飛んでくるみたいだね」などと、「えっ?フォアハンドのどこがアンパンマンが飛んでくるみたいなんだろう?」と思うようなことを、平気で言います。
これが、うまくなるポイントです。
なかなかうまくならないのは、知識や経験に知らないうちに縛られている可能性があります。
知識や経験は、時としてマイナスになる場合があります。
それは、「フツーありえないし」「ムリにきまってる」というような場合です。
そう思うと、それ以上想像力が働かなくなるからです。

僕の趣味は「妄想」です。
これは、子供のように柔軟に発想できるためのトレーニングです。
「常識的に考えるとこうだ」という先入観にとらわれてしまうと、斬新なアイデアは浮かびません。
妄想して、イメージを膨らませていきましょう。



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「負け」を認めて、次のステップに進もう。

2006年10月12日 | テニス
強くなるには、「負け」を認めることです。

「あんなのは、負けたなんていえないよ」と言っている人がいます。
「たまたま調子が悪くて、実力が出せなかっただけだからしょうがないよ・・・いつもの調子でやったら、余裕で勝てたはずだし」と、ゴチャゴチャ言いわけしています。
負けは負けです。
事実はきちんと受け止めることです。
「気持ちはわかるけどさ、そういう部分は謙虚に受け止めていかないと、強くなれないよ」と言うと、「だって、前に『勝てないって諦めちゃダメだよ』ってコーチ言ってたじゃん」と言っていました。
ちょっと誤解しているようです。

「負け」は、しっかりと受け止めることです。
否定してしまったら、そこから学べません。
「負けなんか認めない」ではなく、「負け続けるのは認めない」の方がいいです。
負けを認めるところが、スタートです。
ドラマは、ここからはじまります。
ハリウッド映画は、ほとんどが「リベンジもの」です。
貧乏で差別されている人がのし上がっていくサクセスストーリーや、ヘタッピでバカにされている人がトッププレイヤーへと成長していくものが多いです。
「負けたのなんかたまたま・・・実力とは関係ねーし」と言いわけしていたら、こういう物語は成立しません。
「負け」を受け止めて、「クソッ!このままで終わりたくない」というところから、感動の物語は生まれます。

成長するためには、今の現実から目をそむけないことです。
僕が試合で負けたときは「負けました!ありがとうございました!おかげでたくさん学ぶべきポイントが見つかりました。大きな借りを作ってしまったので、たっぷりと利子をつけて10倍にしてお返ししたいと思います!次回が楽しみです」という気持ちになります。
そこから、今のポジションを確認し、課題をクリアするためのアクションに移ります。

しっかり「負け」を認めて、次のステップに進みましょう。



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「好き」を、トコトン追求しよう。

2006年10月11日 | テニス
上達するには、「好き」を追求していくことです。

先日「私、つないでいくテニスってイヤなんです。本当はどんどん打っていくのが好きなんですが・・・でも、先輩からは「打つな」っていわれてるんですよ。『一球でも多く返した方が勝つんだから、ミスするな』っていうんですが・・・」と言っていました。
その先輩の言っていることもわかります。
でも、これは間違いです。
先輩からすると、この人のためを思って言っているのだと思います。
しかし、相手の嫌がることを「やれ!」と強要してはいけません。
するなら、「こうしたらいいと思うよ」とアドバイスすることです。
僕は「そんなの気にしないで、好きなようにやった方がいいよ」と言いました。
嫌々やっても、うまくならないからです。

僕の場合は、「好きなこと」や「やりたいこと」しかやりません。
「勉強しろ!」と怒られても、「イヤだ」と思ったらやりません。
今となっては「あの時、もっと勉強しておけばよかったなぁ」と思います。
当時は勉強が大嫌いで、ほとんどやりませんでした。
でも、今では不思議と「見かけによらず、意外と勉強家だよね」と言われます。
別に好きでやっていることなので、あまり「勉強している」という意識はありません。
このように好きなことをやっているうちに、だんだんと嫌いなことも好きでやってるように変わってくるものです。

「好きなこと」「やりたいこと」だけやっていれば、自然とうまくなっていきます。
なかなか上達しないのは、やりたくないことをやっているからです。
「好き」を追求していくと、「嫌い」も好きになってくるものです。
最初は、「嫌い」から入らないほうがいいです。

もし「打っていく」ことが好きなら、トコトンやってみればいいのです。
「もっと速い球を打ちたい」「もっと入るようにしたい」とやっているうちに、いろいろ変わってきます。
「速いボールを生かすには、チェンジ・オブ・ペースが大事だな」「守るべきところと、攻めるべきところのバランスを考えないと」とかやっていくと、「しっかりつないでいくって、実は奥が深いな」「しっかりコントロールして安定させるって、難しいけどおもしろいな」となってくると、いつの間にか「つなぐことも好き」と変わってくるものです。

「好き」を突き詰めていくうちに、「好き」の範囲は広がっていきます。
すると、今まで「嫌い」と思っていたことも、「好き」の範囲に吸収されていくものです。
「好き」を、トコトン追求していきましょう。



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変われることを信じて、ニヤニヤしよう。

2006年10月10日 | テニス
強くなっていくためには、変われることです。

「もっと強くなりたいんです」という人がいます。
こういう、やる気のある人を見ると、うれしくなっちゃいます。
しかし、「だったら、こういうことを変えていきましょう」とアドバイスすると、「でもぉ・・・それをやると、ようやく馴染んできたフォームがおかしくなっちゃうから・・・」と消極的です。
ちょっとガッカリです。
いろいろ話をしていると、なんだか矛盾したことになってきました。
結局は、「強くなるように変わりたいけど、今までやってきたことを変えてしまうのはイヤ」ということのようです。
気持ちはわかります。
でも、成長するには変わっていくしかありません。
今までと同じことをやっていても、そんなには変わりません。

人は変化を望む一方で、変化を恐れたりします。
「早く自立して、親から文句言われないようにしたい」と言いながら、「社会人になったら大変そうだから、このままずっと学生でいたいなぁ」とも言ったりします。
僕の友達は「早くもっといい会社に転職したいんだよ」と言ってます。
「ふ~ん、さっさとすればいいじゃん!」と言うと、「でもなぁ・・・だいぶ職場にもなれてきたし、ビミョーに仕事も任せてもらえるようになってきたんだよね」と、ちょっと自慢げに言ってました。
これは「蝶のように舞いたい・・・でも青虫のままがいい」と言ってるようなもんです。
脱皮しないことには、変われません。

変わるのがイヤなのは、先が見えていないからです。
「こうなるんだ」というのがわかっていれば、抵抗がなくなります。
僕は、コロコロ変わります。
それは、フェデラーのプレーを見て「スゲ~!僕もこういうの打ちたい!」と憧れたとしたら、すぐにそれをやっている自分を、リアルにイメージするからです。
すっかり「近いうちに、僕もあんなの打っちゃうんだろうな~」といい気分になっています。
これを勝手に信じてしまうので、ニヤニヤしています。
こうなると、変わることに対して前向きになれるのです。

変われることを信じて、ニヤニヤしましょう。



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期待を、プラスにしよう。

2006年10月09日 | テニス
強くなるには、人の期待に過剰反応しないことです。

なんだか、ブルーになっている人がいます。
「どうしたんですか?」と聞くと、「それが・・・今度の試合、絶対に負けられないんだよ・・・まいったなぁ~」と重~くなっています。
この人は、サークルの代表としてその試合に出るそうです。
このサークルに人達から「がんばってね」「絶対勝ってね」「私たちの代表なんだから、負けちゃダメだよ」と期待されているみたいです。
それが、プレッシャーになっています。
「期待を裏切るわけにはいかないよなぁ・・・」と言っています。
このようすを見て、「これはちょっとキビシイな」と思いました。

期待されることは、うれしいことです。
しかし、人の期待は、プラスに働くこともあれば、マイナスに働くこともあります。
過剰に反応してしまうのは、マイナスです。
人の期待値に自分を合わせようとしても、できることとできないことがあります。
結局は、自分にできることを精一杯やるしかないです。
しかし、期待がプレッシャーになってしまっては、実力を発揮できなくなってしまいます。
人に期待にこたえようとして、いっぱいいっぱいになるよりも、余裕を持っている方が大事です。

人に期待するのはいいのですが、その伝え方を工夫することです。
応援している気持ちを伝えつつも、プレッシャーにならないように気をつけましょう。
真剣な顔で「がんばれ」と言っては、かわいそうです。
なぜなら、ほとんどの人は、すでにがんばっているからです。
「もっとがんばんなきゃいけないの?」とパンクしてしまいます。
愛情から言っていても、使い方を誤ると愛情は暴力になってしまいます。
あくまで軽~く「まぁ、気軽にがんばれや」とか「楽しんでこいよ~」と言えば、あまりプレッシャーになりません。
こちらの期待を押しつけるのではなく、相手の気持ちを考えた対応をすることです。

期待を、プラスになるようにしましょう。



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なんでも、面白がっちゃおう。

2006年10月08日 | テニス
うまくなるためには、なんでも面白がれることです。

「うまくいかないから、つまんない」「負けるから、つまんない」と言っている人がいます。
うまくなるコツは、面白がっちゃうことです。

子供は、比較的なんでも面白がります。
だから、上達が早いのです。
「これ、面白いか?」と思うようなことでも、喜んでいます。
ボールをポンポン突くだけでも、「ワーッ」と騒いでいます。
「これはウケないかもな~」というような捨てギャグでも、意外と大ウケしたりします。
これで自信がついて、調子に乗って大人にも使うと「今のは、聞かなかったことにしておきます」とガンビキされます。
「つまんねー」「くだらねー」と切り捨てないで、「こういうアングルで考えると面白いかも?」「深く突っ込んで見ると、結構面白いかも?」と見てみることが大切です。

「おもしろい」というのは、おもしろいという考え方をしているからです。
それに気づいていくことが大切です。
「こういうところが面白さなんだよなー」ということを、理解していくことです。
「つまらない」というのは、つまらないという発想をしているからです。

子供は、テレビゲームが好きな子が多いです。
あるお母さんが「うちの子は家でゲームばっかりやっててね、困っちゃうわよ・・・あんなののどこが面白いのかしら?まだ外で走り回って、コーチみたいに真っ黒になっているほうが健康的よね」と言っていました。
「たしかに僕は、真っ黒になって走り回ってますけど・・・たまには引きこもってゲームでもしたいですよ」と答えると、「ふ~ん・・・そう?」と言われました。
僕はほとんどテレビゲームをやりませんが、本当は大好きです。
1度やりはじめると、どんどんハマってしまうのがわかっているので、あえてやらないようにしています。
テレビゲームの面白さは、なかなかうまくいかないことです。
簡単に全クリできちゃうようなのは、「くそゲー」と言われます。
「なかなかうまくいかないな~!くやしい!絶対クリアーしてやるぞ!」と熱くなりながら、「そっか!ここは、こうやればいいんだぁ!」と失敗しながらコツをつかんでいくのが面白いのです。
テニスもこれと同じです。

「うまくいかないこと」「くやしいこと」「失敗したこと」などは、一見つまらないことのように思います。
でも、こういうことも面白がれるようになれば、どんどん上達するものです。
なんでも、面白がってみましょう。



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自分のルールで、楽しくやろう。

2006年10月07日 | テニス
強くなるには、迷ったら自分のルールに従うことです。

セルフジャッジの試合で「入ったかな~?・・・どうだったかな?・・・よくわかんなかったなぁ」と、ジャッジに悩んでいる人がいます。
「わからなかったらインですよ!相手に有利になるようにコールするのが、マナーですから」と言うと、「でもなぁ・・・アウトだった気もしなくもないし・・・」とグジグジ言ってました。

僕は「アウトだったような気がするんだけど・・・」というボールでも、「入ってます」とコールします。
シンプルに「ちょっとでも自信がなかったら、相手の有利になるようにコールする」と決めているからです。
「そんなの損だよ」と言う人がいますが、そんなことはありません。
むしろ、この方が得をします。
なぜなら、スッパリと頭を切り替えられるからです。

損をするパターンは、ズルズルと過去を引きずってしまうことです。
これは、ダメージが大きくなります。
「さっきアウトって言っちゃったけど、もしかしたら入ってかもな・・・なんか悪いことしちゃったかな」というのが頭にあると、あまり集中できません。
こういう部分で負い目を感じると、今後のプレーに影響するものです。

気持ちよくプレーするためには、今に集中することです。
それには、自分なりのルールを持っておくと便利です。
そのルールは、なるべくシンプルな方がわかりやすいです。
自分のルールの基本は、「楽しく、気持ちよく集中できる」ということです。

楽しくプレーするためのルールを、作っていきましょう。



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いろんな味を、出していこう。

2006年10月06日 | テニス
強くなるには、いろいろな味を出していくことです。

とてもマジメで、いい子がいます。
「なんでうまくいかないんだろう?一生懸命やってるのに・・・勝つには、どんな人になればいいんですか?」と、めずらしく感情的になっていました。

簡単に言うと、「強いヤツ」が勝ちます。
テニスは弱肉強食です。
ただし、大事なのは「強い」の内容です。
パワーがある人が勝つとも限らないし、技術があるから勝つとも限りません。
実力がある人だって、負けることもあります。
いろいろな要素が、複雑に絡み合っているのがテニスです。
だから、絶対はありません。
そこがおもしろいのです。
でも、強い人にはやはり共通点があります。
それは、いろんな味を出せる人です。

この子は、マジメで一生懸命で、すごくいい子です。
でも、ちょっと甘いです。
「これを一生懸命にやれば勝てるはず」というのを信じて、結果が出るのをずっと待っています。
でも、頑張ってもなかなか結果が出ないので「裏切られた」という気持ちになっちゃっているようです。
これでは、やはり弱いです。
「いつか白馬の王子様が迎えに来てくれる」と信じてたって、たぶん来ません。
そして、「ぜんぜん来ないじゃねーか!いつまで待たせんだよ?」と逆ギレしたら、ますます来ません。
信じて待っているヒマがあったら、「白馬の王子様はどこだ~」と自分から探しに行くことです。
パッパカパッパカと白馬で走っている王子様を発見したら、「オリャ~」とディープインパクトのような速い馬に乗って、とっ捕まえに行くことです。
そういうタフさが大事です。

「信じて待つしかできない」と、一生懸命つないでいるだけでは勝てません。
相手は人間です。
一生懸命に同じことしかやってこない相手は、安心でやりやすいです。
けど、ちょっとつまらないです。
強い人は、しっかりつないできたと思ったらハードヒットを入れてきたり、トリッキーな作戦に出たりします。
「甘い」と思ったら「辛い」、「ショートケーキ」かと思ったら「キムチ」、「ハンバーグ」かと思ったら「納豆」のような、いろいろな味を出していくことです。

待っているより、いろいろな「味のある攻撃」をしていきましょう。



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未来の自信に、つなげていこう。

2006年10月05日 | テニス
強くなるには、自信をつけていくことです。

「よくあんなとこ狙えるよね・・・私は自信ないからムリだなぁ」と言っている人がいます。
「僕も自信ないですよ」と答えると、「なに言ってんの?自信なきゃ打てないよ」と言われました。

「自信ないからできない」と言っていては、いつまでもできるようにはなりません。
最初から自信がある人はいません。
トライ・アンド・エラーを繰り返していくことによって、だんだん自信はついてきます。
まずは、経験を積み上げていくことが大切です。

僕は、自信ないショットほどあえて打ちます。
自信をつけていきたいからです。
今失敗することより、1年後もビビッて打てないことの方が嫌です。
「今はまだ入る確率が低いけど、1年後はバシバシ気持ちよく入るようになるぞ」という自信ならあります。
こういう「未来の自信」があるから、今自信ないことでも挑戦できるのです。

「自信がないからできない」というのは、「今」しか見ていないからです。
もう少し、ロングスパンで考えてみましょう。
自信を持って打っている、未来の自分を想像してみることです。
そして、「そうなるためには、今は何をすべきか?」と考えてみるとイメージしやすいです。
「今はうまくいかなくても、こういう経験が未来の自信につながっていくんだな」ということがわかれば、行動力はアップしていきます。

「未来の自信」に、つなげていきましょう。



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テニスの成長期を、感じよう。

2006年10月04日 | テニス
レベルアップするには、痛みを感じることです。

ある中学生が、「イッテ~」と騒いでいました。
「どうした?ヘンなもんでも食った?」と聞くと、「違うよ~!ヒザとかが痛いんだよ」と言っています。
どうやら、成長痛のようです。
「成長期なんだからしょうがないよ・・・オレなんかも今でも痛いし」と言うと、「ウソだぁ~」と不審な顔をされました。
「ホントだって!いつも心が痛いよ」と言うと、「そういうイタい発言はやめて下さい・・・なんて言えばいいか困りますから・・・おかげで頭まで痛くなってきたよー」と言われました。
(こいつ・・・中学生のわりには、おもしろいこと言うな~)と感心しました。

成長するためには、痛みを感じることです。
僕は、痛いのが大嫌いです。
病院なんかで「注射」とか言われると、めちゃめちゃビビリます。
しかし、改革には痛みをともなうものです。
筋肉をつけるには、筋肉痛は避けて通れません。
変わりたいなら、受け入れていくしかありません。
どうせ痛いんだったら、ポジティブにとらえた方がいいです。

フォームを変えようとしているのですが、なかなか思いどおりにいかず、つらい思いをしている人がいます。
ここで、「ツライからやめよう」と思わないことです。
これは、大きな自分にステップアップするための成長痛です。
だから、前向きにとらえましょう。
「よしよし!脱皮しようとしているんだな」と思えば、ちょっと嬉しくなります。

体の成長期が終わったとしても、テニスの成長期はずっと続きます。
「なかなかうまくいかないなぁ」などの心の痛みを感じたら、それはレベルアップの成長痛です。
テニスの成長期を感じましょう。



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今のうちに、先行投資していこう。

2006年10月03日 | テニス
上達するには、気持ちよく失敗することです。

練習と試合とでは、ものすごく違っちゃう人がいます。
練習ではきちんとしたフォームでバンバン打つのに、試合になるとヘンテコリンな打ち方になり、ぜんぜん振り切れていません。
実は、僕もこういうタイプでした。
だから、気持ちはわかります。
でも、せっかく練習したのに、それを生かせないのはもったいないです。

僕は、ものすご~く負けず嫌いです。
だから、「負けるなんてありえねーし!」と思っています。
しかし、それが悪い方向に働いてしまう場合があります。
「絶対勝つ!」→「負けられない」→「ミスるのはマズイ」→「入らなかったらどうしよう?」となってくると、力んでしまって思い切りプレーできません。
こうなってしまって、何度も負けてきました。
明らかに悪循環です。
こういう経験を通して、わかったことがあります。
それは、「実力を発揮できなかったことが、一番くやしい」ということです。
思い切って狙っていったボールがアウトするより、ビビッて打てなかったことの方が引きずります。
やって失敗するよりも、やれなかったことの方が後悔するものです。

気持ちよく失敗することが大切です。
実力を発揮できず、不完全燃焼で勝ったとしても、あまりうれしくありません。
ノビノビと思い切りプレーすれば、負けちゃったとしてもさわやかです。
思い切りプレーすることによって、「ここを改善しよう」というポイントも見つかります。
これが、次の練習のモチベーションアップにもつながります。
中途半端にやっても、何が良くて何が悪かったのかがよくわかりません。

気持ちよく失敗するのは、先行投資です。
「勝ち」という目の前の利益を意識して中途半端にプレーすると、長期的に見ると損します。
長期的に利益を拡大していくためには、今後の利益につながる先行投資をしていくことです。
今のうちに、気持ちよく失敗しておきましょう。



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積極的に、待ってみよう。

2006年10月02日 | テニス
強くなるには、待てることです。

「もっと待ったほうがいいよ」とアドバイスすると、意外そうな顔をされました。
そして「なんか・・・らしくないこと言ってるね・・・一番待てなさそうなタイプなのに」と言われました。
たしかに、僕は待つのが大嫌いです。
ディズニーランドの120分待ちなんかを並んでいる人は、理解できません。
ファミレスで、ちょっと待っている人がいるだけでも「別のお店にしようぜ」と言います。
でも、テニスは別です。

僕の言っている「待ち」とは、積極的な行為のことです。
「待ち」というと、消極的でネガティブなイメージを持っている人がいるようです。
「ただ当てて返すだけで、相手のミス待ちをする」というような「待ち」でなく、もっとアグレッシブな「待ち」もあります。

ライオンが狩りをするのは、積極的で攻撃的な行為です。
しかし、実際にガーッと追いかけているのは一瞬です。
ほとんどは「待ち」です。
とは言っても、ボケ~と昼寝をして待っていても獲物はゲットできません。
獲物を発見したらジリジリと近づいていき、慎重にジィ~とチャンスをうかがっています。
こういう「待ち」が大切です。

先日、試合をしたら、ものすごくピンチな状態になりました。
対戦相手が「無我の境地」に入ってしまい、何をやってもすごいショットが返ってきます。
もう、お手上げ状態です。
そこで、なんとか流れを変えようと思い、「待ち作戦」に出ました。
これは、たんにシコッているのではなく、今できる小細工をフルに活用した作戦です。
3ゲームくらいしたら、だんだんこれが効いてきて逆転することができました。
試合後、対戦相手の人は「おっかしいな~・・・神が降りてきてたんだけど、どっかいっちゃったんだよね~」とボヤいてました。

スーパーマリオの「スター」と取ったときのような無敵状態でも、ずっと続くわけではありません。
人間の集中力には限界があるので、流れを見極めることが大事です。
この危険な時間帯に、最小限のダメージでおさえておくことです。
今できることをいろいろやりながら、積極的に待ちましょう。



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