藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

バカなことを、バカにしないようにしよう。

2006年10月16日 | テニス
上達するには、バカなことをバカにしないことです。

「あの・・・ボールって、ちゃんと見て打ったほうがいいんですよね?」と聞かれました。
「はい、ちゃんと見て打ったほうがいいですよ」と答えると、「でも、コーチはボール見て打ってないですよね?」と言われました。
「いや、心の目で見てるんですよ」と答えると、「はぁ・・・そうなんですか?」と言われました。

たしかに、レッスン中はずっと生徒さんのほうを見てアドバイスしています。
だから、あまりボールは見ていません。
これを「なんでボール見ないで打てんの?」と思っている人もいるようです。
経験から、「ここに飛んでくる」とわかります。
相手の人が打った瞬間、もう飛んでくるイメージがわかっているので、見ないでも打てるのです。

こういったイメージや、空間認識能力は、トレーニングしだいで身につきます。
僕の場合は、バカなことをやって、バカにされながら身につけました。
とは言っても、僕自身は大真面目で練習していました。
ボリス・ベッカーは、よく試合中に前、後ろとボールを下にポンポン突きながら歩きます。
ボールをまったく見ないで何か考え事をしながら、よくこれをやります。
僕もマネをしてやっていました。
でも、意外と難しくて、よく足にボールが当たったり、空振りしたりしてコロコロとボールが行ってしまいます。
「あわわわ・・・す、すいません」とやっていると、「何やってんだ?余計なことやってるからだよ」とバカにされていました。
イワニセビッチがたまにやる、「股の下から打つボレー」にも憧れていました。
サーブ&股下ボレーの練習を懸命にやっていると、距離感を誤って股間にボールが直撃しました。
苦痛のあまり死にそうになっていると、それを見ていた友達は「おまえ・・・やっぱバカだな」とつぶやいていました。

こういう努力を通して、能力はついてきます。
バカにしてやらなければ、能力はアップしません。
バカなことも、一生懸命にやってみましょう。



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