藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「負け」を認めて、次のステップに進もう。

2006年10月12日 | テニス
強くなるには、「負け」を認めることです。

「あんなのは、負けたなんていえないよ」と言っている人がいます。
「たまたま調子が悪くて、実力が出せなかっただけだからしょうがないよ・・・いつもの調子でやったら、余裕で勝てたはずだし」と、ゴチャゴチャ言いわけしています。
負けは負けです。
事実はきちんと受け止めることです。
「気持ちはわかるけどさ、そういう部分は謙虚に受け止めていかないと、強くなれないよ」と言うと、「だって、前に『勝てないって諦めちゃダメだよ』ってコーチ言ってたじゃん」と言っていました。
ちょっと誤解しているようです。

「負け」は、しっかりと受け止めることです。
否定してしまったら、そこから学べません。
「負けなんか認めない」ではなく、「負け続けるのは認めない」の方がいいです。
負けを認めるところが、スタートです。
ドラマは、ここからはじまります。
ハリウッド映画は、ほとんどが「リベンジもの」です。
貧乏で差別されている人がのし上がっていくサクセスストーリーや、ヘタッピでバカにされている人がトッププレイヤーへと成長していくものが多いです。
「負けたのなんかたまたま・・・実力とは関係ねーし」と言いわけしていたら、こういう物語は成立しません。
「負け」を受け止めて、「クソッ!このままで終わりたくない」というところから、感動の物語は生まれます。

成長するためには、今の現実から目をそむけないことです。
僕が試合で負けたときは「負けました!ありがとうございました!おかげでたくさん学ぶべきポイントが見つかりました。大きな借りを作ってしまったので、たっぷりと利子をつけて10倍にしてお返ししたいと思います!次回が楽しみです」という気持ちになります。
そこから、今のポジションを確認し、課題をクリアするためのアクションに移ります。

しっかり「負け」を認めて、次のステップに進みましょう。



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