藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

いろんな味を、出していこう。

2006年10月06日 | テニス
強くなるには、いろいろな味を出していくことです。

とてもマジメで、いい子がいます。
「なんでうまくいかないんだろう?一生懸命やってるのに・・・勝つには、どんな人になればいいんですか?」と、めずらしく感情的になっていました。

簡単に言うと、「強いヤツ」が勝ちます。
テニスは弱肉強食です。
ただし、大事なのは「強い」の内容です。
パワーがある人が勝つとも限らないし、技術があるから勝つとも限りません。
実力がある人だって、負けることもあります。
いろいろな要素が、複雑に絡み合っているのがテニスです。
だから、絶対はありません。
そこがおもしろいのです。
でも、強い人にはやはり共通点があります。
それは、いろんな味を出せる人です。

この子は、マジメで一生懸命で、すごくいい子です。
でも、ちょっと甘いです。
「これを一生懸命にやれば勝てるはず」というのを信じて、結果が出るのをずっと待っています。
でも、頑張ってもなかなか結果が出ないので「裏切られた」という気持ちになっちゃっているようです。
これでは、やはり弱いです。
「いつか白馬の王子様が迎えに来てくれる」と信じてたって、たぶん来ません。
そして、「ぜんぜん来ないじゃねーか!いつまで待たせんだよ?」と逆ギレしたら、ますます来ません。
信じて待っているヒマがあったら、「白馬の王子様はどこだ~」と自分から探しに行くことです。
パッパカパッパカと白馬で走っている王子様を発見したら、「オリャ~」とディープインパクトのような速い馬に乗って、とっ捕まえに行くことです。
そういうタフさが大事です。

「信じて待つしかできない」と、一生懸命つないでいるだけでは勝てません。
相手は人間です。
一生懸命に同じことしかやってこない相手は、安心でやりやすいです。
けど、ちょっとつまらないです。
強い人は、しっかりつないできたと思ったらハードヒットを入れてきたり、トリッキーな作戦に出たりします。
「甘い」と思ったら「辛い」、「ショートケーキ」かと思ったら「キムチ」、「ハンバーグ」かと思ったら「納豆」のような、いろいろな味を出していくことです。

待っているより、いろいろな「味のある攻撃」をしていきましょう。



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