藤原コーチのテニスランド

チャンスに気付くヒントかも・・・

「好き」を、トコトン追求しよう。

2006年10月11日 | テニス
上達するには、「好き」を追求していくことです。

先日「私、つないでいくテニスってイヤなんです。本当はどんどん打っていくのが好きなんですが・・・でも、先輩からは「打つな」っていわれてるんですよ。『一球でも多く返した方が勝つんだから、ミスするな』っていうんですが・・・」と言っていました。
その先輩の言っていることもわかります。
でも、これは間違いです。
先輩からすると、この人のためを思って言っているのだと思います。
しかし、相手の嫌がることを「やれ!」と強要してはいけません。
するなら、「こうしたらいいと思うよ」とアドバイスすることです。
僕は「そんなの気にしないで、好きなようにやった方がいいよ」と言いました。
嫌々やっても、うまくならないからです。

僕の場合は、「好きなこと」や「やりたいこと」しかやりません。
「勉強しろ!」と怒られても、「イヤだ」と思ったらやりません。
今となっては「あの時、もっと勉強しておけばよかったなぁ」と思います。
当時は勉強が大嫌いで、ほとんどやりませんでした。
でも、今では不思議と「見かけによらず、意外と勉強家だよね」と言われます。
別に好きでやっていることなので、あまり「勉強している」という意識はありません。
このように好きなことをやっているうちに、だんだんと嫌いなことも好きでやってるように変わってくるものです。

「好きなこと」「やりたいこと」だけやっていれば、自然とうまくなっていきます。
なかなか上達しないのは、やりたくないことをやっているからです。
「好き」を追求していくと、「嫌い」も好きになってくるものです。
最初は、「嫌い」から入らないほうがいいです。

もし「打っていく」ことが好きなら、トコトンやってみればいいのです。
「もっと速い球を打ちたい」「もっと入るようにしたい」とやっているうちに、いろいろ変わってきます。
「速いボールを生かすには、チェンジ・オブ・ペースが大事だな」「守るべきところと、攻めるべきところのバランスを考えないと」とかやっていくと、「しっかりつないでいくって、実は奥が深いな」「しっかりコントロールして安定させるって、難しいけどおもしろいな」となってくると、いつの間にか「つなぐことも好き」と変わってくるものです。

「好き」を突き詰めていくうちに、「好き」の範囲は広がっていきます。
すると、今まで「嫌い」と思っていたことも、「好き」の範囲に吸収されていくものです。
「好き」を、トコトン追求していきましょう。



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