Discover the 「風雅のブリキ缶」 written by tonkyu

科学と文芸を融合した仮説作品「風雅のブリキ缶」姉妹篇。街で撮った写真と俳句の取り合わせ。やさしい作品サンプルも追加。

御衣黄という桜

2012年04月20日 21時03分45秒 | Journal

 茅場町の坂本町公園に咲いている桜。知識がないので「本当にこれは桜か」と疑っていたら、テレビのニュースで、京都の寺で咲いている「御衣黄(ぎょいこう)」という桜だと教えられる。前は緑色だったのが、今日ふと眺めるとピンクがかっているので「おや、桜らしくなった」と思った。wikipediaに「江戸時代に、京都の仁和寺で栽培されたのがはじまりと言われている。『御衣黄』という名前は江戸時代中期から見られ、その由来は貴族の衣服の萌黄色に近いため。古くは『黄桜』『浅葱桜(浅黄桜)』などとも呼ばれていたが、それがギョイコウなのかそれともウコンを指すものなのかはっきりしない。江戸時代にシーボルトが持ち帰った標本が現存している」とある。
 「黄桜」とは、テレビコマーシャルを鵜呑みにすれば、河童が楽しげに呑む酒である。こうした桜を前に河童と楽しく河童語でもしゃべりながら宴(うたげ)でもしていたいものだ。
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