いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

1/16(土) 大野台へ 1/17(日)いのちの森

2021-01-15 20:52:37 | 大野台:学校ビオトープと里山
明日1/16(土)は、大野台へ行きます。 
前日の冷え込みで、配管が破裂してしまったので、明日は配管を取り替えて、保温材を2重に巻きます。

1/17(日)は、いのちの森のプラタナスを伐採をします。
伐採したプラタナスは、幹の部分は板に製材し、枝の部分は手摺や柵に利用し、さらに細い枝はクラフトに活用します。

何で伐るの?のという質問がありそうですね。

プラタナスは、池と湿地を日陰にしていて、太陽が当たらないので水温が上がりにくくなっています。 
水温を上げることにより、巻き貝の産卵が増えます。 餌が増えるので、ヘイケボタルが増えることになります。また、クロメダカの産卵も増えます。

また、太陽がよく当たるようになると水草、特に沈水植物が増える。
沈水植物は、巻き貝の餌でもあり、クロメダカの産卵場所でもあるので、さらに効果があります。
光が当たることにより、陰性の植物だけでなく、陽性の植物も生息するようになり、生物多様性が増すということになります。

さらに、多数のプラタナスの葉が池や湿地に落ち、微生物の分解する能力を越えてしまうので、富栄養化が進み、水質が悪化する可能性があります。
プラタナスの落ち葉は、道路&舗道にも多数散乱し、落ち葉掻きにも相当な労力が必要になっています。

というわけで、プラタナスを1本伐りますが、様々に活用し、決して無駄にしません。
お時間がありましたら、分類作業のお手伝いをお願いいたします。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 1/14(木)鎌ケ谷市のビオトープ | トップ | 1/16(土)大野台の配管工事 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

大野台:学校ビオトープと里山」カテゴリの最新記事