いのちの森の日

「自然観察」や「自然遊び」を通して、自然の大切さやいのちの大切さについて、遊びながら学んでいます。

食べるために作る。

2010-01-23 07:25:13 | 森の中でひとり言(担当キタキツネ)
森の中でひとり言 22年その21

<食べるために作る。>
夏の流しそうめんは、みんなが楽しみにしている活動の代表作です。
流しそうめんの様子については7月のいのちの森の日の活動のご報告をご覧ください。

その流しそうめんを食べるには、お椀と箸を作らないと食べられないのです。

お椀になる部分を竹から切り取り、箸を削り、切り口にやすりをかけます。

みんな必死です。しゃがみ込んで背中を丸くして、お猿さんのようです。

思い思いの場所で、箸を削ったり、やすりをかけたり。
なんとなく、哀愁も漂います。

女の子たちは、何をするにも秘密めいています。

危なげな手つきも、学生ボランティアさんや誰かのお父さんお母さんが手伝い、見守ります。

子供だけで協力するチームもあります。
このチームは、箸作りに気を取られて、お椀がどこかへ行ってしまい、
再度お椀切り。

それも経験です。何事も経験。

コメント
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