ブログ「風の谷」  再エネは原発体制を補完する新利権構造

原発事故は放射能による公害。追加被曝阻止⇒放射性廃棄物は拡散してはいけない⇒再エネは放射能拡散につながる⇒検証を!

経済産業省資源エネルギー庁は、自然エネルギーの広報を、吉本のお笑い芸人にさせていた事実。

2016-01-18 | 再生可能エネルギー

吉本の再生可能芸人、経産省の自然エネ普及プロジェクト応援

2013年7月11日

経済産業省資源エネルギー庁は11日、自然エネルギーの普及啓発活動「GREEN POWERプロジェクト」を開始した。活動開始を記念して、東京渋谷のヨシモト∞(むげんだい)ホールで記者会見が開催され、かつて一世を風靡した芸人5人が登壇した。再生可能エネルギーにかけて、「再生可能芸人」たちが太陽光発電や風力発電の普及をアピールした。

 

 

(管理人より) 2013年の記事です。まあ、こじつけも甚だしいのですが、このようなイベントが行われたのにはワケがあるってことです。

芸人の人たちは、お仕事ならなんでもすると思います。 再生可能エネルギーの本質的な問題など調べはしません。 事務所から「やれ」と言われたことを、面白おかしくプレゼンするだけです。

原子力広報だろうと、新エネ広報だろうと同じこと。政治的な発言をする芸人さんもいますけど、さてどこまでが本心かもわかりません。

 

このイベントは、2013年7月、つまり平成25年7月です。

経産省のページにも紹介されていました↓

http://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/kaitori/event.html  より抜粋引用(青文字)

経済産業省資源エネルギー庁と吉本興業がタッグを組み、「再生可能エネルギー」についてより多くの人に知って貰い、理解して頂くためのイ ベントを行います。
再生可能エネルギーは一度利用しても比較的短期間に再生が可能で、枯渇することのないエネルギーです。そしてこれら「再生可能エネルギー」を応援すべく、一度ブレイクしたものの現在は若干沈んでいる芸人たち5人が「自らもまだまだ再生可能!」という信念のもと、「再生可能ボーイズ(※)」を結成!し、今後、全国10か所程度で再生可能エネルギーの普及イベントを開催します。
(※)各芸人さんがそれぞれのエネルギーを担当します。(レイザーラモンHG:風力、三瓶:太陽光、楽しんご:地熱、天津・木村:中小水力、ムーディ勝山:バイオマス
イベントでは、再生可能エネルギーにちなんだネタやクイズなどを行い、楽しく再生可能エネルギーを学んでいただける内容になっております。 

 

主催は 経済産業省 資源エネルギー庁  税金でこのようなイベントが開催されている事実

お笑いが好きな「層」にむけて、再生可能エネルギーについて広報するために用意されたもの。


平成24年度新エネルギー等設備導入促進事業(固定価格買取制度の理解促進事業) 平成24年7月26日

入札結果に係る情報 平成25年1月21日 資源エネルギー庁

落札者名 株式会社博報堂 代表取締役社長 戸田 裕一

落札価格 154,665,000円(消費税込み)

 

この入札結果を見ると、よしもとが入札に参加しています。落札したのは原子力ムラの博報堂ですが、よしもとも新エネ推進の事業に入札してたんですね。

 

 まあ、「脱原発、自然エネルギー推進活動」という看板で活動をされている、皆さんご存知の有名なよしもと芸人さんもいます。  こちら

脱原発のたくさんの市民が頼りにして後をついていっています。ファンになってる人もたくさんいます。

そういう人たちは、原子力ムラが自然エネルギーを宣伝してることは知らないでしょう。「原子力ムラVS自然エネルギー」というニセの対立軸を信じていますからね。

 

でも残念ですが、「脱原発=自然エネルギー」ではありません。自然エネルギーを推進しても、原子力ムラを富ませるだけです。

そのあたりを「ぼんやり」させておいて、原発をなくせるとは私は思いません。

有名な人というのは、そういう役割をさせられる可能性があると、私は思うのです。

 

私も原発事故まではお笑いが大好きでした。

でも、原発事故後は正直、心の底から笑うってことはなくなりました。

笑いの文化まで奪われたような気がします。

 

 

 

 

 

 

 


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