折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL1,012~「モンロー」一途

2016-12-16 | 写真&俳句
38作目となる来年の「マリリンモンロー・カレンダー」。


カレンダー     モンローファン     不滅かな


カレンダーの季節になった。

この時期、一時期一緒に仕事をした後輩のHくんから会社が作成している「マリリンモンロー」のカレンダーが送られて来る。

この「モンローカレンダー」は、1979年以来毎年発行されており、来年で38作目を数える。

かつて巨人軍のスーパースター長嶋茂雄さんが引退セレモニーで「巨人軍は永久に不滅です」という名言を残したが、多くのモンローファンに支えられて、会社のカレンダーも今や「永久に不滅」の感がする。

「継続は力なり」である。

一途に「マリリンモンロー」を使い続けてきた会社の「ぶれない姿勢」は天晴れであり、今後も永久に継続して欲しいものである。

写真&俳句VOL1,011~日々新た

2016-12-09 | 写真&俳句
陶芸とコラボした今年の作品。


早1年     友の創作     日々新た


毎年この時期になるとゴルフ仲間で親しくさせてもらっているTさんが1年の成果を発表する「ステンドグラス展」が銀座の画廊で開かれる。

今年も友達のMさんと誘い合わせて見に行って来た。

昨年、ステンドグラスの制作を始めて10年の節目を迎え、区切りの作品として開業100周年を記念して復元された「赤いレンガの東京駅」にチャレンジ、新境地をひらいた感のあるTさんの今年の作品は、会社の大先輩で陶芸に造詣が深いNさんから提供された陶器を台座に、陶芸とステンドグラスのコラボという斬新な作品が展示されていて、この1年でさらに彼の創作意欲が旺盛になった証を垣間見た気がした。

そして昨年も感じたことだが、コツコツと地道な努力を積み上げ、日々精進している彼の生きざまに改めて敬意を表した次第である。

写真&俳句VOL1,010~耳に残る響き

2016-12-07 | 写真&俳句
当日のプログラム。


マーラーの     響きこだます     師走かな


忙しい師走、先日は邦楽を、昨日はオーケストラを、と相次いで聴きに出かけてきた。

昨日のコンサートは、東京音楽大学シンフォニーオーケストラを秋山和慶さんが指揮したマーラーの交響曲第5番である。

かなり長い曲だが、冒頭トランペットのファンファーレが鳴り響くとたちまち音の世界に引き込まれてしまった。

そして、次々に鳴り響く金管楽器群の空気を切り裂くような咆哮に鳥肌が立ち、演奏が終わった時は思わず手が痛くなるほど感動の拍手を送っていた。

そして、コンサートが終わっての帰り道では、トランペット、ホルン、トロンボーンなどの強烈な響きが耳の奥で鳴り響いていた。


写真&俳句VOL1,009~忙中閑有り

2016-12-05 | 写真&俳句
当日のプログラム。



コンサート     琴の音(ね)みやび     師走かな



「今度、川越で演奏会があるんですよ、都合がよかったら幼なじみの皆さんに声をかけてもらって聴きに来ませんか」

ゴルフ仲間の一人で、尺八を演奏するKくんから誘われ、いつものメンバーのKくん、Mくんに声をかけると、

「近くだから聴きに行こう」

ということになり聴きに行って来た。

当日は、Mくんが風邪のため欠席となってしまったが、3人で師走の一時「琴・尺八・二胡」と言った邦楽器の奏でる「雅の世界」を堪能した次第である。