折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

『おめでとう』そして『ありがとう』落合監督

2007-11-01 | ごひいき
小生は熱烈なドラゴンズファンの長兄に感化されて、物心ついた時から既にドラゴンズファンであった。

今も53年前のその瞬間を良く覚えている。
当時小学4年生だった小生は長兄と二人で中日対西鉄の日本シリーズ第7戦のラジオの実況放送にかじりついていた。

そして、中日の新人井上 登二塁手が優勝を決める勝ち越し打を放った時は長兄と手を取り合って大喜びした。

あれから53年。
今、テレビの画面に落合監督の体が4回大きく宙に舞った姿を見ると感慨ひとしおである。

山井-岩瀬両投手による〘完全〙リレー、地獄を見た男・中村選手の〘MVP〙が花を添え、まさに53年ぶりの悲願達成にふさわしい、〘記録〙と〘記憶〙に残るシリーズ制覇であった。

特に人情家といわれる落合監督が8回まで完全試合を続けていた山井投手をあえて9回岩瀬に交代させた采配にこれまでになかった勝負へのこだわり、執念をまざまざと見ることができた。そして、これで短期決戦・大試合に弱いと言われ続けてきたチーム・カラーから脱皮し、一段とたくましく強い中日になるだろうと確信した。

53年ぶりに日本シリーズを制覇して『悲願』は達成されたが、53年は余りにも長すぎた。
今度はぜひ最短での制覇、即ち連覇をめざして頑張って欲しい。

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