都内のシティホテル16階から建設中の東京スカイツリーの威容を眺める。
先日、小・中学校時代の幼なじみたち9人で都内見物のバス旅行に行って来た。
今回は、その時の話である。
TOKYOタイムトリップ 未来の名所は『現場』で見よ!~新東京大捜査隊~
と銘打ったバスツアー。
今、話題の『東京スカイツリー』や建設中の羽田空港の国際線新ターミナルを実際この目で見てみよう、という企画のツアーである。
バスツアーの車内風景(左)、国会議事堂をバックに記念写真(右)
このバスツアー参加者総勢39人、そのうち9人が参加する我が『お上りさん』グループは、このツアーの最大グループである。
言って見れば、集まるまでは全く見ず知らずの人たちと1日中一緒に行動するだけに、結構気も使うことも多い。
その最たることが、自由時間が終わった後の集合時間である。
この種のツアーでは、必ず自由時間が設けられていて、何時までに、どこどこに集合してください。時間に遅れないようにとガイドさんからしつこいほど注意がある。
葛西臨海水族館に向かう『お上りさん』の面々(左)、葛西臨海公園からお台場までは、約50分の貸し切りクルーズ。
そして、集合時間。
自由時間を過ごしたメンバーが、三々五々集まって来る。
この集合時間に集まって来るツアーの人たちの行動を観察すると、3つのタイプに分類できそうである。
先ずは、集合時間より早目に来るタイプ。今回のメンバーはほとんどこのタイプであった。
次は、集合時間ぴったりに顔を出す几帳面なタイプ。今回のツアーでも数人がこのタイプであった。
そして、この種の団体行動では必ず見られる集合時間に遅れる人。
このツアーでも1グループ2名の人がそのタイプであった。(もっとも、この人たちの場合、遅刻の時間も5分以内、しかも同伴しているお母さんがご高齢という事情があったのだが・・・・)
我々、『お上りさん』グループは言うまでもなく早目に集まる優等生タイプである。
集合時間の5分前ぐらいからガイドさんが人数の確認を始める。
そして、その結果『あと、何名ほど来ていませんので、しばらくお待ちください』とまだ来ていない人のチエックが再三行われる。
それを聞いていると、不思議なもので集合時間には少し間があると言うのに、すでに集合している人たちの間に『遅いじゃないか、何ぐずぐずしてるんだ』と言うような、まだ来ていない人に対する、ある種いらだちに似た雰囲気が漂い出す。せっかちの小生もそのうちの一人である。
だから、集合時間ぴったりに来た人は、別に遅れて来た訳でもないのに、そんな雰囲気の中で迎えられて、ちょっと嫌な気分を味わうのではないかと理性ではそう思うのだが、感情的には、もう少し早く来いよといらだっている小生。
勿論、遅れて来た人が非難の目に晒されるのは、自業自得であるが、集合時間に合わせて来た人まで同じような目で見られてしまっているのは、ちょっと気の毒だと同情を禁じ得ないのだが・・・・。
『団体行動においては、集合時間は決められた時間の厳守はもとより、少し余裕を見て早目に』という常識・教訓を今回のバスツアーで改めて身に沁みて感じた次第である。
それでも、39人と言う個性も性格も異なる人たちが一緒に行動した割には、小生たちのバスツアーのメンバーは、手のかからない、優等生が多かったようで、『同じ目的のバスが4台あったのですが、このバスが一番スムーズに観光を終わることができました』と感謝の言葉を述べたガイド嬢の顔には、ほっとした表情がありありであった。
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