折々の記

日常生活の中でのさりげない出来事、情景などを写真と五・七・五ないしは五・七・五・七・七で綴るブログ。

写真&俳句VOL1074~遠征試合

2017-05-29 | 写真&俳句
全国33都道府県から730余名が参加して行われた東北日本居合道大会の開会式。



初めての 遠征試合 仲間らと 課題の多さ 思い知るらむ



新潟県燕市において第41回東北日本居合道大会が開催され、当支部から6名が参加した。

本大会には、これまでA五段が個人として参加していたが、支部として参加するのは今回が初めて。

初めての遠征試合、しかも大きな大会とあって、試合のやり方、会場の雰囲気等に慣れず、思うような力が発揮できずに全員が1回戦で敗退。

それぞれが持つ課題の多さと試合に勝つことの難しさを思い知らされた結果となった次第である。

写真&俳句VOL1073~花の明暗

2017-05-25 | 写真&俳句
我が家の2階から見た、お隣の庭に咲くバラとアジサイの花模様。


五月雨や     明暗分かつ     花模様


明け方から屋根のトタンに雨音が。

久しぶりの雨である。

2階の雨戸を開けると眼下にお隣さんの庭に咲くバラとアジサイの咲姿が目に飛び込んできた。

雨に濡れて、それでなくとも盛りを過ぎた感のあるバラは、まさに「青息吐息」の状態、一方、待ちに待った感のあるアジサイは、逆に生き生きと映る。

雨の日の花の明暗であった。

写真&俳句VOL1072~とんぼ返り

2017-05-23 | 写真&俳句
とんぼ返りで何回も餌を運ぶ親ツバメ。

身を乗り出して親ツバメの帰りを待つ子ツバメ。


忙(せわ)しなや     とんぼ返りの     親ツバメ



いつも行っているゴルフ場で今年もまたツバメのひなが誕生した。


先々週見た時は、巣の中で親ツバメが卵を抱いていたが、今回行って見ると5羽の子ツバメたちが、親ツバメが運んできたエサを真っ先に食べようと、大きな口を開けて大騒ぎをしていた。

えさを与えた親ツバメは、次のえさを探しに飛び出して行くと、すぐに餌をくわえて戻って来る。

行きつ戻りつ、何とも忙しない親ツバメの愛情のこもった行動に、ゴルフ前の気持ちが癒された次第である。

写真&俳句VOL1071~千切れんばかりに

2017-05-18 | 写真&俳句



山の気を お腹いっぱい ため込んで 千切れんばかり 泳ぐこいのぼり


前回の山歩きの続きである。

スタート地点は、秩父高原牧場。

ここに車を駐車し、徒歩で二本木峠→愛宕山→皇鈴山を目指す。

秩父高原牧場で一服していた時のこと。

折からの風に乗って、谷間にこいのぼりが元気いっぱい泳いでいた。

住宅街で見るこいのぼりと全く異なる雰囲気に思わずシャッターを押した次第である。

写真&俳句VOL1070~標高634m・目線の先

2017-05-16 | 写真&俳句
峠道からは、はるか彼方に東京スカイツリーが霞んで見える。

ハイキングコースに建てられた標識。


峠道 目線の先に 遥かにや 同じ高さの スカイツリー


先日、久しぶりに小・中学校時代の幼馴染たち4人で東秩父にある二本木峠にハイキングを兼ねて、山つつじを見に行ってきた。

今回の山歩きの最終目的地である「皇鈴山(679m)」を上っていると、頂上近くで「標高634m(スカイツリーと同じ高さです)」の標識がある。

この日は、曇りであったが何とか同じ高さから、同じ目線で東京スカイツリーと対面することができて一同「命の洗濯ができたね」と喜んだ次第である。