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EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

京阪ダイヤ変更

2011年05月30日 | ダイヤ

110528keih9004 ダイヤ変更でデータイムに復活した急行/西三荘

110528keih30052   5月28日土曜日。台風接近で各地が大雨となっているところ、京阪のダイヤ変更が行われました。淀駅上り線高架化完成に伴うダイヤ変更です。実質的には中之島線関連のダイヤ変更と言っても過言ではないダイヤ変更になっています。雨の中“新ダイヤ”の見物に京阪沿線へと向かいました。淀駅でのイベントの模様を見たかったのですが、この日は見事に出遅れ。午後からの出陣となりました。モノレールで京阪に入り、雨でも撮影できる西三荘でまず上下列車を撮影。雨の中数人が撮影していましたが、全般的に雨のためテンションは低め。3000系特急と急行樟葉行き、準急中之島行きが目新しいところですが、それ以外はあまりパッとしない感じです。と言うのも中之島行きはあれど、急行が枚方市行きから樟葉行きに変わり、特急が9000系から3000系に変わっただけで08年10月19日改正以前のダイヤとそう大差がないからです。その時のダイヤでは区間急行が存在し、淀屋橋~萱島間では毎時24本の運転でしたが、今回は減便も兼ねた変更のため毎時18本となっています。区間急行が丸々なくなっているので、その分の減便と言えます。準急がダイヤに彩りを添えてくれる形になっていますが、利用者としては急行に統一してくれた方が…という面もありそうです。あるいは準急に統一してしまうかですが、このあたりは以前の30分サイクルを引きずっているのかなと言う印象を受けます。

110528keih2604 準急は中之島発着で毎時2本が残存している/西三荘

110528keih90012 西三荘で小1時間ほど撮影して守口市に移動。ここで緩急接続の模様を少々見物して、京橋へと向かいます。守口市では従来通り急行、準急と普通が緩急接続し、区間急行の廃止を補っています。守口市からの急行の混雑はかつて特急が枚方市、樟葉に停まらなかった時代ほどではありませんが、立ち客がそれなりにいる状態で、適正な輸送力になった感があります。もっとも区間急行でゆっくり座って行くということができなくなったので、座りたい人は普通でさらにゆっくりと言うことになります。京橋では急行と先行の普通が相互接続。急行は淀屋橋110528keih8009 行き、普通は中之島行きとなっており、この接続により中之島線の優等廃止を補完している模様。中之島行き普通は急行発車後もホームに留まり、後続の特急淀屋橋行きとも接続。こちらは相互ではなく、ほぼ特急から普通への片乗り換えのみとなっています。しかし、中之島方面への乗り継ぎは少なく、急行からの乗り換え客や普通で通しで中之島線方面へ行く人にとっては迷惑な長時分停車になっています。この後、京橋から淀屋橋へ向かいましたが、準急が走るスジで3番線停車の準急が4番線の淀屋橋行き普通と接続し、その後4番線に特急が入るという珍しい光景に出くわしました。京橋手前で転線して4番線に入る特急が出現したようで、京橋連絡の醍醐味?を見た感じがしました。もっとも京橋での長時分停車により、唯一残った中之島線優等である準急はその効果を半分以上殺がれたようになっているのは痛いところです。

110528keihyodoyabashi  特急で淀屋橋へ行き、折り返しの様子などを見ます。なんと1番線、2番線が昼間閉鎖の処置が取られていました。毎時12本の運転になり、阪急河原町のように改札から遠く不便なホームを閉鎖する方式をとったようです。特急は4番線、急行と普通は3番線発着となっています。1番線、2番線ホームは立ち入り禁止処置が取られており、ホームの蛍光灯も消灯されています。4番線の特急を撮影するには少々窮屈で、一眼だと広角レンズが必要になります。これまでのダイヤでは淀屋橋発着は最低でも毎時18本は運転されていたので、今回の毎時12本の運転は淀屋橋発着列車に限ってはかなり減便されたのかなと言う印象を受けてしまいます。もっともこれまでの本数が多かっただけでこれが普通なのは他線の運転本数を見れば一目瞭然です。今回のダイヤの良し悪しはこれから評価されていくものと思いますが、運転本数に関しては適正本数に戻ったと見る方が良いのではないかと思います。