07年3月改正時には夕方ラッシュ時には長岡天神で通勤特急、快速急行は必ず緩急接続を行うようになり、ダイヤ改正の案内でも結構な宣伝がなされていた。今春の10年3月改正では夕方ラッシュ時下りは緩急接続が維持されているが、上りに関しては高槻市での緩急接続を重視したためか、長岡天神では快速が緩急接続を行うのみとなっている。夕ラッシュ時には普通の運転本数が多い茨木市、高槻市では割合緩急接続がうまく取れているが、普通と優等が1:1以下になる高槻市以東ではなかなか緩急接続がうまくいかない面がある。データイムは大宮、西院の救済もあり桂での緩急接続が重視されているが、夕ラッシュ時は通勤特急、快速急行ともに大宮、西院に停車するため、桂での緩急接続はそれほど重きが置かれていない。そういった側面があったため、長岡天神での緩急接続が前ダイヤでは重視されていたが、今回改正では快速設定のためのダイヤの歪みなどにより緩急接続が激減している。 長岡天神とは対照的に緩急接続が増えた高槻市はやはりJRの島本駅開業の影響が大きいのだろうか。長岡天神でも桂川と競合する洛西口があるが、島本の方が阪急にとっては脅威なのかもしれない。
ダイヤ改正で京田辺~木津間の7両化が行われた学研都市線の撮影に出向いてきました。今回は肝心な区間ではなく鴫野~放出間の短区間のみにとどまりましたが、京田辺~木津間もそのうち訪問したいと思っています。まずは地下鉄今里筋線経由で鴫野に到着。上新庄~瑞光四丁目間の乗り換えは以前も経験済みですが、正直乗り換えるには遠い距離です。今里筋線は利用は少なかったです。乗り換え駅はそれなりに賑わっていますが、各駅ともあまり便利な駅ではないということもあり、利用が多いという駅はあまりなかったように思います。あえて言うなら梅田方面への連絡が便利な太子橋今市が少しは利用が多かったかなという程度です。鴫野に着いて、しばし同駅にて撮影。直通快速のほか、土休日朝の京橋方面行きに新設された区間快速などを撮影。その後放出へ移動して、321系区間快速、321系快速木津行きの撮影に成功。平城遷都1300年のヘッドマーク付きのおおさか東線201系の撮影も行い、同線に乗って河内永和に移動。ここで少し近鉄を撮るもののあまり気乗りがしないので、尼崎まで移動して阪神の撮影を少々。あまりめぼしいものもないので早々に撤収しました。しかし、今里筋線、おおさか東線が閑散としているのに対して都心部を貫くだけのことはあって阪神なんば線の利用は飛びぬけて多かったです。やはり沿線に集客力のある施設があると強いものです。2年目を迎えてもなんば線の勢いは止まらない感じがしました。
さて今日は競馬の方は春のG1初戦の高松宮記念があり、1番人気のキンシャサノキセキが漸くG1で勝利しました。4連勝でG1勝利ということで7歳にして本格化した感があります。2着のビービーガルダンは昨秋のスプリンターズSに続いての惜敗。今一歩足りない印象が強い馬です。それでもトライアル大敗からよく巻き返したということは言えるでしょう。馬券はなんとか3着にエイシンフォワードが入って、押さえで買った馬券が当たりました。ほぼ元返しと言ったところですが、今年は結構馬券が当たるので気分がいいです。この調子で春のG1も乗り切りたいものです。
深夜には馬券が買えない競馬…ドバイワールドカップがありました。ライブでブエナビスタのレースを見ましたが、惜しいレースでした。スムーズなら勝ち負けというところまで行ったのではないかと思います。それでも2着に入り、よく頑張りました。前哨戦に勝ったレッドデザイアは11着に敗れましたが、今年のドバイは牝馬2頭が夢を与えてくれたように思います。来年は是非とも強い牡馬に挑戦してほしいものです。
久しぶりに競馬の話題を。今日阪神競馬場で行われた毎日杯は東上最終便にふさわしいメンバーが揃いました。良血と言われ、前走でも致命的な不利を受けながらも勝利したルーラシップを筆頭に、ディープの近親でデビュー2連勝中のリルダヴァル、共同通信杯2着のダノンシャンティーなどこれまでのトライアルと遜色ないメンバーとなりました。レースは中団から見事な末脚を繰り出したダノンシャンティーが重賞初勝利。前走でも末脚の破壊力は際立っていましたが、ここでもやはり1枚違う末脚でした。フジキセキ産句であれだけの切れ味を発揮するということは距離には少々不安もありそうですが、皐月賞に行くのか、マツクニ厩舎の出世街道と言えるNHKマイルからダービーという路線へ進むのか注目されるところです。マツクニ&安勝とのコンビで毎日杯と言えばキングカメハメハが思い出されます。G1でも注目したい1頭です。しかし、この馬にしても若葉S2着のヒルノダムールにしてもいずれも年末のラジオNIKKEI杯のメンバーは今思えば豪華メンバーだったんですね。去年はG1馬3頭を生む出した伝説の新馬戦が有名になりましたが、今年は伝説のG3となるような気がします。
ルーラシップは内々で少々苦しい競馬だったように思います。出遅れもあり、まだまだ幼さを残す面もあるのかなという印象。皐月賞出走は叶いそうにないので、ダービーへ向けて頑張って欲しいものです。3着のリルダヴァルは休み明けながらも好走しました。やはり素質馬なんでしょう。賞金的に皐月賞は微妙でしょうからこっちもダービーへ向けてトライアルへと言ったところでしょうか。最後に直線で故障を発生したザタイキ。予後不良という最悪な結果になり馬はかわいそうですが、落馬した武豊騎手の状態も気になるところです。かなりの個所を骨折しているようで、皐月賞騎乗も絶望的なのではないかと思われます。そうなるとあの馬の鞍乗は誰に?と思わずにはいられません。あるいは武豊のことだから驚異的な回復で皐月賞に間に合うのかなどなど今年のクラシックはいろんな意味で楽しみが増えそうです。
日経賞の方はロジユニヴァースの復帰戦として注目を集めました。ダービー以来ということもあり馬券的には最初から外してかかり、勝ったマイネルキッツを買ったまでは良かったのですが、如何せん2着馬を買っていなかったもので撃沈。天皇賞へ向けてマイネルキッツは好発進と言ったところですが、ダイヤモンドS勝ちのあの馬がいるので、天皇賞連覇は厳しいかもしれません。ロジユニヴァースは敗れたとはいえ僅差の6着。天皇賞は距離微妙という感じがしますが、出てきて欲しいものです。
さて今日はスポーツ盛りだくさん。高校野球も熱戦が繰り広げられていますが、山陰のピカソの問題発言で注目を浴びる21世紀枠。今日もその代表である徳島県立川島高校が第2試合に登場。相手は昨秋の明治神宮大会の覇者大垣日大。通常であれば大差がついても仕方ない組み合わせですが、序盤から川島が善戦して、一時はリードを奪うなどまさに21世紀枠とは思えない戦いぶりでした。問題発言など色々と物議を醸し出す21世紀枠ですが、そもそも箸にも棒にも引っかからないような弱いチームは選抜されておらず、今でこそチーム力がついた大垣日大も初出場は21世紀枠での出場でした。春の選抜はあくまでも“選抜”であり、秋の大会の結果で出られるというものではないことは昔から決まったものであり、21世紀枠に負けたから云々という問題発言は勢い余って出てものであっても教職に就くいい大人が発言するものではありません。こんな監督が率いたチームでは中国大会№1でも1回戦で負けて当たり前と言えるでしょう。選抜の意味がわからない監督が率いているんですからルールがわからず野球をしているようなもんです。チームとしてはピカソだかなんだか知りませんが、辞めてもらって良かったのではないかと思います。ピカソには川島や向陽の戦いぶり見て、野球は選手を集めれば勝てるというものではないということを思い知って欲しいものです。
さて選手を集めなければ話にならない方の野球はというと、すっかり阪神タイガースに一員になった城島の活躍で今日もタイガースは激勝しました。城島のサヨナラホームランなんて画に描いたような展開になるとは…やはり持っているものが違うということなんでしょう。金本にしても同じことが言え、よそから来る人は違いますな。阪神生え抜きであんなスター選手最近では思い当たりません。新庄がスターだったという人もいるでしょうが、実力的に城島や金本の足元にも及びません。やはり日本一になったあの85年のメンバー以来スター性のある生え抜きは出ていないということなんでしょう。唯一スター性があった今岡も放り出されてしまいましたし…ロッテで頑張っているようですね[E:happy02]しかし、城島のサヨナラホームランという劇的な勝利があって勢いがつくのはいいですが、2試合とも先制されて、さらに今日は逃げ切りに失敗しての結果だけに、このままでは長持ちしないという気がしないでもないです。勢いを継続させるには打つ方だけでなく、緻密な守りの野球を展開していく必要もあると思います。まぁ何にしても巨人を独走させない面白い野球を今年は期待したいものです。
トップ画像は甲子園行きノンストップ特急。リアルタイムで運転されたものではありませんが、いよいよプロ野球が開幕し、この列車が運転されるシーズンが到来しました。甲子園では高校野球が行われているため、プロ野球仕様の臨時特急運転はまだ少し先になります。昨日の阪神‐横浜の開幕戦は京セラドーム大阪にて行われました。阪神なんば線もさぞにぎわったことでしょう。京セラドームの観客輸送は阪神の独占とはなりませんが、JR、地下鉄との分担率はどれぐらいなんでしょうかね。阪神なんば線開業後の輸送状況が気になるところです。
鉄道の話はこれぐらいにして、昨日の開幕戦。仕事のためテレビ観戦はできず、途中までカーラジオにて観戦しました。いきなり横浜に3点を先制されて、今年もダメかと思われましたが、ここからが新ダイナマイト打線の本領を発揮。天敵三浦がいないことも功を奏したのかもしれませんが、まさに怒涛の攻撃で一気に逆転。エース岩田不在で先発陣に不安を抱えるだけに今年は打線の援護が十分でなければ優勝どころかAクラスも厳しいと思われます。打線は水ものだけに破壊力よりも得点力が欲しいところもありますが、2010年のタイガース打線に期待を抱かせる攻撃が昨日は見られたように思います。問題としては投手戦となったときの得点力。打つだけでなく、足をからめた攻撃ができるかどうかが今年のポイントと言えます。先にも書いたように打線は水もの。打てないときは打てません。打てなくても点を取る野球ができるかどうかが打倒巨人への一歩と思えます。そう考えると今の打線に赤星がいれば…と思ってしまいます。足のある新人藤川や大和、上本あたりの台頭を期待したいところです。
今日仕事帰りに阪急梅田駅に着くと京都線のラガールビジョンがほとんど消えていました。人身事故の影響で遅れているという放送が流れており、ついてないなと思いながらも2号線に停まっている快速急行に乗りました。車内はそれほど混雑しておらず、ダイヤ通りではないにしろ詰まりながらも茨木市になんとか到着。そこでまたホームに流れている放送を耳にするとなんと人身事故は13時40分に高槻市~富田間で発生したとのこと。昼間に起きた人身事故の影響が夕方ラッシュ時もとっくに過ぎた20時台にまで引き続いているとはあまりに異様です。踏切での人身事故だったようで、復旧までに時間がかかったのか、あるいは新ダイヤ後の事故ということでダイヤの修復に異様に時間がかかったのかよくわかりませんが、あまりにも遅延が長引きすぎなように思います。遅延と言えばJR西の代名詞のように扱われていますが、近年私鉄でも遅延とりわけ人身事故や乗客トラブルなど以前ではあり得ないほど発生しているように思います。撮り鉄の線路侵入などが話題になっていましたが、一般人の線路侵入に対する対策や人身事故対策に本腰を入れていく必要があるように思います。さらには乗客のマナー向上…本来は鉄道会社とは関係ない次元の話だが、昨今電車に乗り慣れていない人もいいので、電車の乗り方を鉄道会社主導で教えるなども必要なのではないかと最近思うようになりました。小さいうちに電車に乗ったことがない人間が増えている現状では小学校などに鉄道会社の社員やOBなどが出向き、電車の乗り方について教えるような機会があってもよいように思います。
ダイヤ改正後データイムの梅田駅に初めて行ってきました。データイムダイヤは大幅な変更はありませんが、梅田駅では準急と普通の発着号線変更が行われています。従来は準急が2号線、普通が3号線発着となっていましたが、改正後は準急が3号線、普通が2号線となっています。交差支障を軽減するための処置と思われます。1号線の特急に乗り遅れてという人は準急に乗るにはホームの移動が必要ですが、これは従来と同じで号線が変わっただけなので不便というわけではありません。もっとも平日夕方ラッシュ時には2号線に通勤特急、快速急行が停まり、3号線から快速、準急が発着しているので、データイムもそれに合わせても良かったのではないかとも思います。
阪急京都線の上り夕方ラッシュ時以降の状況です。平日ダイヤ初日の月曜日に梅田発20時台唯一の快速に茨木市まで乗車しました。茨木市までは快速と言っても準急と同じで、河原町寄り先頭車とは言え、かなり空いた状態で梅田を出ました。この辺りは以前の準急と同じような感覚と言えます。十三、南方でも前寄りということもあってか乗車は少なめ、淡路でも似たような感じではあるものの利用者が増えて立ち客が目立つ程度にはなりました。上新庄、南茨木、茨木市と下車客を増やして、茨木市出発時には車内は余裕のある状態でした。高槻市以東で通特、快急と同じ停車駅で運転するのが売りの快速もラッシュのピークを外しているためか、以前の準急と代わり映えしない感じがしました。この快速の設定により普通の運転が偏ったり、普通でさえサイクルが間延びして、不便な20分サイクルをより一層不便にしている印象があります。快速設定の効果が見えないようでは次回改正で整理対象とされてもおかしくはない存在です。
続いて2日目は少し遅い時間帯の梅田発21時20分の通勤特急に乗車。これも河原町寄りの先頭車でしたが、発車間際だったので席にはありつけず、茨木市まで立ったままでした。通勤特急の場合、十三を出ると茨木市まで出入りがないので、ある程度落ち着いて乗れるのは01年改正時の特急と同様です。梅田出発時は立ち客も少なかったですが、十三で立ち客を増やしてある程度恰好がつきました。もっとも快速急行に比べればかわいいものです。茨木市での降車もまぁまぁですが、乗車も少なくなく、結構な立ち客を残して出発して行きました。茨木市では同じ9300系の準急と緩急接続をしていますが、準急の方はガラガラです。この時間帯茨木市では通特と準急の緩急接続はあるものの、普通との緩急接続はなく、総持寺、富田へはやや不便なダイヤとなっています。通特と準急の接続により、この時間帯運転がない快速の補完をして堺筋方面から高槻市以東への旅客の利便性を図っているようですが、果たして効果のほどは如何に?といった感じです。
阪急京都線のダイヤ改正から3日が経ちました。前回のダイヤ改正と比べると全般的に落ち着いた感はあります。なんせ前回改正では夕方ラッシュ時などは快速急行に利用者が集中して、ピーク時間帯を外した時間帯でも大混雑しているような状態でしたが、今回はそのような混乱は起こっていないようです。夕方ピーク時間帯はまだ乗っていないのでコメントできませんので、とりあえず朝ラッシュ時の早目のピーク時間帯前の状況を少々。茨木市~梅田間の乗車ですが、7時から7時30分の間しばし観察してみました。茨木市発7時台最初の優等は快速です。梅田までは準急と同じ停車駅で、8分前に快速急行が出ている割にはまぁまぁの乗りでした。もっとも快速は9300系での運用なだけに見た目ほどの混雑ではないかもしれません。続く快速急行は同駅7時14分発。これも9300系でした。ピーク前の時間帯だけに9300系を集中して運用しているのでしょうか。混雑率はそれほどひどいという印象はありません。これなら9300系快速急行も十分運転できるという程度のものでした。次の快速急行は7時24分、これまた9300系。こちらはかなりの混雑度でした。以前のダイヤなら準急が運転されていたスジですが、ピーク前とはいえ、押し込みが発生するほどの乗り具合でした。
そして真打ち登場で7時33分に通勤特急が到着。その前に堺筋準急が待避線に到着して茨木市で緩急接続を行います。堺筋準急の車内も程よく混雑しており、通勤特急の乗り換え客を詰め込み混雑はさらに増した感があります。私はとりあえず通勤特急に梅田まで乗車しました。先頭車に乗ったこともあってか、結構な混雑でした。もっともその前の9300系快速急行が押し込みがあって発車が遅れていたのに比べるとまだまだ余裕のある混雑度だったように思います。茨木市到着がやや遅れ気味で、茨木市から相川手前あたりまでは快走しましたが、そこから先はノロノロ運転。淡路で天下茶屋行きを追い抜く形で通過したものの、先行する普通に頭を押さえられる形で十三までノロノロ運転は続きました。梅田到着は若干遅れ気味でした。
通勤特急は女性専用車があるため、実質的な輸送力は7.5両程度といったところで、同車の設定がない快速急行と比べると輸送力が劣ります。同じ9300系使用でも輸送力に差があることは否めませんが、それをもってしても快速急行だと混雑率が通勤特急よりも悪化するのはやはり淡路での堺筋方面乗り換えの需要が強いということなんでしょう。通勤特急と茨木市で緩急接続する堺筋準急の乗りも結構なものがあり、堺筋方面への直通列車の根強い人気を実感する次第です。そういった意味では十三、梅田へは通勤特急、淡路から堺筋方面へは堺筋準急と方面別で電車を設定しているところは評価すべきなのかもしれません。
摂津市駅見学を終えて、安威川堤防へ向かい、同地で485系雷鳥と日本海の撮影を行いました。485系雷鳥は5分ほど遅れていたようです。やってきた485系は噂通り6両編成。パノクロ編成ながら今までの9両編成と違い、短い6両編成では北陸特急というより北近畿にでも転用されたのかというような印象を受けてしまいます。続いてくるはずの日本海はいつまで経っても来ず、1時間程度の遅れをもって通過して行きました。ちなみにその前に折り返し回送されていった485系雷鳥編成は雷鳥のヘッドマークではなく、回送のマークで向日町へと帰って行きました。これでは返しの画もあまりいい画が撮れそうにありません。下りの回送は期待できそうですが、いずれにしても雷鳥の絵入りヘッドマークを撮れる機会は非常に減りました。
本日阪急摂津市駅が開業しました。近場なんで早速朝から訪問してみました。ホームにはそれとわかる人がたくさんいましたが、JRの新駅開業と比べると数は少なめ。先日来の撮り鉄騒ぎとは無縁で、どちらかと言えば、本格的な撮影派はほとんど見当たらず、記録を残す程度の人が多かったように思います。殺伐とした雰囲気がないのは祝賀ムード漂うところだけに良かったように思います。朝少し早目の時間に訪れたためか、結構空いていたので、少々盛り上がりに欠けた感すらありました。改札では記念入場券を求める人が列をなし、外の露店ではグッズの販売が行われ、そこはそれなりに盛り上がっていましたが、他は写真を撮る人がいるものの、人が群がるところはほとんどありませんでした。初日がこれでは先行きが…といった感もあります。駅前の住宅地がまだ街開きしていないなどの影響もあるでしょうが、利便性の悪さもあり、JRからの転移を多くは期待できないということも言えるように思います。この駅に大きな期待を寄せるのは酷と言えます。
これもダイヤ改正でなくなる準急茨木市行き。準急茨木市行きというと夕方ラッシュ時の堺筋準急のイメージが強いが、朝ラッシュ時上りでも1本梅田発で運転されていた。9300系使用というところが堺筋準急とは違うところだ。 堺筋準急は改正後も存続するが、上り茨木市行きは高槻市行きに変更となるため、茨木市行き堺筋準急は見納めとなる。
ダイヤ改正で最終の高槻市行き準急は桂行きに変更される。高槻市行き準急は改正後、平日ダイヤでは堺筋準急でのみ見られるようになる。<noscript></noscript>
ダイヤ改正により消える茨木市での朝ラッシュ時の着席サービス列車。前回改正時に茨木市始発梅田行き準急とともに新設された茨木市始発河原町行き快速急行も、10年3月14日のダイヤ改正で姿を消す。登場時は6300系が運用されていたが、今はその姿もなく9300系が運用されている。梅田行きの着席サービス列車はこれまでもほぼ継続的に運転されていたが、河原町行きについては後にも先にもこの列車が唯一無二の存在となるだろう。一方の梅田行き電車についても準急が廃止となり、茨木市始発の普通も本数が少なく、長年力が入れられていた茨木市からの着席サービスも通勤特急の停車とともに解消されていくようである。JRにはまねできないサービスだっただけに少し残念な気もする。
寝台特急北陸停車中に金沢運転所から回送されてくる急行能登。北陸と能登の入線光景の違いは客車列車と電車列車の違いを感じさせてくれる。寝台特急北陸と急行能登の並びが見られるのもあとわずかとなった。