EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

JR神戸臨港線跡を歩く

2016年02月29日 | 鉄道展示・廃線

16_02_13_4560

 2月13日土曜日。阪神岩屋駅まで阪急阪神1DAYパスの旅を続けてきましたが、ここから前回訪問時に気になった神戸臨港線跡を少し歩いてみることにしました。

16_02_13_4516 前回灘駅訪問時に気づいた神戸臨港線跡の遊歩道。ここから春日野道付近まで歩いてみました。

16_02_13_4523 この鉄橋跡がかつて鉄道が通っていた証といったところでしょうか。貨物線を走る貨物列車は見たことがあるのですが、残念ながら記録が残っていないのが残念なところです。

16_02_13_4527 ランニングやウォーキングのための距離表示が岐路ポストなのはこれまた鉄道跡の証と言えそうです。

16_02_13_4533 ムム~これは…線路跡…ではなくミニ鉄道の線路ですね。何か走らせるイベントでもあるのでしょうかね。

16_02_13_4574 国道2号線を跨ぐと本物の線路跡が出てきました。鉄橋にも架線柱が残ってましたが、こちらの線路跡にも架線柱が残されています。ここにLRTを走らせるという計画もうわさされていましたが、どうなったんでしょうかね。海側は交通空白地帯でもあるのでLRTの運行はある程度有効なのではないでしょうかね。

16_02_13_4582 神戸臨港線の標識も残されている線路跡。

16_02_13_4592 線路跡の終端部では神戸臨港線に関する説明がありました。

16_02_13_4598 こんな立派な線路跡があるなら…貨車でも置いてもらったらさらに臨場感が出るのですが…鉄道模型じゃあるまいし、メンテなどを考えるとそう簡単にはいかないのでしょうね。機関車となると尚更です。

にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

ポチッとよろしく!

鉄道コム


南海天王寺支線跡を歩く~ディープな大阪を体感~

2013年06月19日 | 鉄道展示・廃線

130608nantennoji5 日本一の高層ビルあべのハルカスのほんのわずか隣には大阪で一番ディープな光景が展開されている。かつてそんな中を南海天王寺支線は走っていた。

130608kanjyo103la32 天王寺駅を出て大阪環状線外回り線が大和路線を跨ぐ付近。右端の架線柱が南海天王寺支線の痕跡である。天王寺支線はここで天王寺駅前の大通(国道ではないのか?)と交差して南西方向に走っていた。

130608nantennoji 金網で仕切られている南海天王寺支線跡。全く何にも利用されていない。

130608nantennoji2 おそらくガード下だったと思われる南海天王寺支線と道路の交点。

130608nantennoji4 阪神高速の下をくぐって飛田本通へと向かう廃線跡。

130608nantennoji6 かつて飛田本通駅があった付近。動物園前一番街のアーケードの向こうに駅はあったようだ。このあたりもかなりディープな印象。学生時代に一度社会見学?に来たことがあったが、その時には商店街に互い違いの大きさの靴が平気で売られていたのを思い出す。

130608nantennoji7 このあたりは素泊まりの格安の旅館やホテルが多い。本来はこの界隈の労働者が利用する宿泊施設だったが、新今宮駅前などのホテルには格安で泊まれることから外国人の姿が多く見られ驚かされる。

130608nantennoji8 金網や背の高い塀で隔離されるように続く南海天王寺支線の廃線跡。そのまま放置しておくと周辺状況から朽ち果てるのは目に見えているので厳重に仕切られているのかもしれない。一部は遊歩道として整備されていたところもあったようだが・・・やはりどこもかしこも閉鎖されてしまっている。

130608nantennoji10 今池駅付近の天王寺支線跡。

130608nantennoji9 阪堺線との交点付近に今池町駅があった。阪堺線の今池は少し北にずれている。この付近から地下には堺筋線が走っている。天王寺支線の今池町~天下茶屋間は堺筋線建設と天下茶屋駅の高架化の引き換えに廃止された経緯がある。

130608nantennoji12 この先はこの近辺でも一番ディープな地域とも言える光景が展開されていた。通称あいりん地区と呼ばれる釜ヶ崎です。ちょうど炊き出しの時間だったようで、三角公園には長蛇の列ができていました。さすがにその近辺で写真撮影をする根性もなく・・・というか天王寺周辺以外一眼をやめてコンデジにしてしまうほどちょっとちびってました。

130608nantennoji11 何やら公園らしき広場になっていますが、ここもおそらく天王寺支線の跡地と思われます。向こうに見慣れてきた塀が見えます。

130608nantennoji13 天下茶屋方面へ向かっていた天王寺支線の廃線跡と思われる恒例となった仕切りが見える。奥には今宮ふれあい会館が見える。

130608nantennoji14 対岸には明らかに天王寺支線跡恒例の金網がある。その奥にはアパートが建てられていた。廃線跡では先のあいりん地区のNPOなどの建屋と並び珍しく土地活用されている例と言える。

130608nantennoji15 南海本線との取り付き部は駐車場になっていた。ここも恒例の金網が見られた。

130608nantennoji16 天下茶屋駅周辺の風景。側道がやたら広いのは南海天王寺支線跡のおかげか?

130608nantengatyaya “天下”茶屋の名に負けず劣らずやたらと立派に見える天下茶屋駅。南海と地下鉄堺筋線の乗り換え駅として名実ともに立派な結節点に成長した天下茶屋駅だが、周りは大阪の下町を感じさせるところがたくさんある。さすがに天王寺支線沿線のようなディープさはないが・・・。

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ   にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ   にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ

ポチッとよろしく!


有田川町鉄道公園を楽しむ~9/9南紀北部18日帰り紀行~

2012年09月27日 | 鉄道展示・廃線

120909arita580037 ハイモ180の横をすり抜けてゆくキハ58003展示走行列車

120909aritad511085  9月9日日曜日。藤並駅観光案内所で自転車を借りて、金屋口駅までやってきました。手前に有田川町鉄道公園があり、D51が出迎えてくれます。公園内には線路が残されており、保存運転が行われています。公園が整備され、走る列車を見物することができます。公園内には有田川町鉄道交流館(入館料200円)があり、館内ではNゲージの運転などが楽しめます。入館してNゲージや有田鉄道を模したHOゲージのレイアウトを見物して、動態保存車両が動くようなので、それを外で見物しました。別途100円を支払えば乗車も可能です。この日はキハ58003が動いていました。キハ58003は一旦、金屋口とは逆方向に進み、終端部で折り返して金屋口駅へと向かいます。金屋口駅でミニ撮影会を行い、再び交流館前のホームに戻ってきます。全国で鉄道はどんどん廃止されていっていますが、このように保存鉄道として残っているのはほんのわずかです。このような保存鉄道が全国に広まることを願いたいものです。

120909arita1802 有田みかんのヘッドマークを付けたハイモ180

120909arita605 紀州鉄道からやってきたキハ605

120909aritakanayaguchi3 鉄道交流館前に並ぶ車両たち

120909arita580032 最初はなんでか天理行き幕で停まっていたキハ58003

ポチッとよろしく!

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ ブログランキング・にほんブログ村へ


有田鉄道跡を自転車で行く~9/9南紀北部18日帰り紀行~

2012年09月26日 | 鉄道展示・廃線

Arita1 在りし日の有田鉄道ハイモ180/藤並

120909aritafujinami2  9月9日日曜日。冷水浦での撮影後、普通電車で藤並へと移動。まだまだ場違い感がある225系普通でした。藤並駅は以前有田鉄道乗車で訪れたことがありますが、その時とは雲泥の差の駅になっていました。橋上化されて立派な駅舎になっていました。駅に隣接する観光案内所で自転車を借りられる(しかも無料!)ので、早速自転車を借りて有田鉄道跡を散策しました。

120909aritafujinami5

120909aritafujinami7

有田鉄道跡は自転車道(遊歩道?)として整備されているので走りやすいです。

120909aritafujinami9

 鉄道跡らしきカーブが随所に見られます。ほぼ貸切状態で走れます。利用状況も鉄道時代と同様よくないのでしょうか。クルマ社会なので自転車の利用も免許を持っていない高校生などが中心のようです。

120909aritatadonoguchi2 田殿口駅跡。有田南病院に近い。

120909aritashimotsuno 下津野駅跡。有田中央高校に近い。

120909aritagoryo 御霊駅跡。このあたりは比較的住宅地が広がっている。

120909aritakanayaguchi 金屋口駅跡。動態保存運転のため駅舎はもちろん、線路も残されている。

120909aritakanayaguchi2 金屋口駅に停車中の展示運転のキハ58003

ポチッとよろしく!

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ ブログランキング・にほんブログ村へ


飾磨港線・姫路モノレール跡を歩く~9/1~

2012年09月21日 | 鉄道展示・廃線

120901shikamako8 手柄付近に立っている飾磨港線跡の遊歩道の説明看板

120901shikamako  9月1日土曜日。土山で72レを撮り、普通電車で姫路へと移動。先を急ぐなら加古川から新快速乗換えが早かったですが、急がないので普通を姫路まで乗り通しました。次の撮影は竜野近辺での73レを予定。それまでの間は・・・また暇つぶしに廃線跡巡りです。姫路と言えば・・・姫路モノレールですが、ここはマニアックに飾磨港線跡を散策してみます。とはいえ、姫路駅も土山駅と同様様相が一変しており、駅近辺にその遺構は見られません。1986年11月廃止なので、別府鉄道同様20年近く歳月が経っており、跡地を探すのも至難の業ということなんでしょう。とりあえず山陽電車と並行して走っていたようなので、手柄駅付近からの飾磨港120901shikamako2 線跡の遊歩道を少し歩くことにしました。遊歩道入口に飾磨港線廃止跡などの説明書き看板を発見。これが唯一の手がかりと言ってもよく、あとは普通に遊歩道でした。亀山まで歩けば、遺構が残っているようですが、別府鉄道と同じくついでの暇つぶしに寄ったため、手柄近辺でタイムアウト。ここはまた後日訪問と言うことで、姫路方面へと引き返します。
 しかし、これだけでは消化不良なので途中山陽電車を撮りながら歩き、さらに目に入った姫路モノレール跡を追いながら姫路駅まで戻ることにしました。姫路モノレール跡は途切れ途切れながらも今もはっきりと存在しています。手柄山に登ればモノレールの車両の見物もできるようですが、これもまた飾磨港線とセットで再訪することとして、ビルの中に駅があったらしい大将軍駅跡などを見物しました。今も現役のビルと朽ち果てたモノレールの軌道が対照的で面白い光景でした。大将軍駅から先も軌道は残っているものの、山陽電車を跨いだあたりで軌道が途切れて跡形がなくなっていました。姫路駅跡は神姫バスターミナルや山陽百貨店になったようで、モノレール跡を確認することはできませんでした。これにて廃線跡ミニ散策は終了。JR姫路駅へと戻りました。

120901shikamako7 山陽電鉄本線に沿って走っていた手柄付近の飾磨港線

120901sanyo5014 途中山陽電鉄本線もついで撮りしながら歩きました。

120901sanyotegara2 私鉄のローカル駅の風情がある手柄駅

120901sanyotegara3 姫路モノレールの絵もある手柄駅の駅名票

120901shikamako12 姫路市場付近。飾磨港線は姫路市場の中を通り抜けていた。

120901shikamako15 山陽電鉄の高架切り替えが行われているのでよくわからないが飾磨港線と山陽電鉄が交差する地点があったはずだが・・・

120901shikamako17 山陽電鉄はJR姫路駅高架化に伴い高架線を地上線に切り替える処置が取られた

120901himejim2_2 姫路市場付近から見た姫路モノレール跡。線路はそこら中に残っている

120901himejim4 延末1丁目交差点から姫路モノレール線路を望む

120901himejim5 赤レンガの倉庫の上をモノレールの線路が通過するという珍しい光景。ここをモノレールが通ってくれたら珍百景登録確定?

120901himejim7 このビルの中にあった駅は大将軍駅という立派な駅名が付いていた

120901himejim8 もはや線路撤去の意向なし?もはや遺跡化してしまったモノレールの線路

120901himejim10 銀河鉄道999の世界を彷彿させる線路跡。今にもD51が宇宙へ飛び立っていきそう

120901himejim11 山陽姫路手前での光景。山陽電鉄を跨ぐため銀河鉄道状態の高々架になっていた

120901himejim12 線路は撤去され橋脚だけが残る姫路駅付近。ここから先の跡地は探し当てることができなかった

ポチッとよろしく!

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ ブログランキング・にほんブログ村へ


別府鉄道土山線跡をちょっとだけ歩く~9/1~

2012年09月19日 | 鉄道展示・廃線

120901befu 播磨町郷土資料館に保存されている別府鉄道のディーゼル機関車と客車

120901befutsuchiyama2  9月1日土曜日。スマシオで山陽トワイを撮って即撤収しました。下り普通電車に乗って、西明石で始発の普通に乗換え。向かうは土山です。特に目的はありませんが、72レまでの暇つぶしに土山近辺の別府鉄道跡を散策しました。土山駅は橋上化されて周辺も整備されているので別府鉄道の跡と言うのも見当たりません。とりあえず遊歩道化されている線路跡を歩いていきます。事前に仕入れた情報では15分ほど歩けば、別府鉄道の車両が展示されている播磨町郷土資料館があるようなので、とりあえずそこを目指して歩きます。廃止から20年近く経っているため線路跡などはなく、辛うじて遊歩道の曲がり方が鉄道路線っぽい120901befu5 ところが名残を感じさせてくれるぐらいでしょうか。川を渡って大中遺跡がありますが、郷土資料館は見当たりません。まだ歩かなければならないのか・・・小雨が降る中さらに歩いて漸く郷土資料館に辿り着きました。とはいえ、郷土資料館が朝っぱらから開いているはずもなく、別府鉄道車両は敷地外から柵越しに撮影するに留まりました。小型ディーゼルDC302と2軸の客車ハフ5が展示されていました。さすがに公的な機関での展示だけあって状態はよさそうです。動態保存だったら人気が出たでしょうね。それにしても土山線は貨物輸送が中心だったようですが、今や沿線には住宅が建ち並んでいます。国鉄時代には旅客輸送の発展など考えられもしなかったでしょうが、JR神戸線の進展を考えれば路線の廃止は惜しかったと言う気がしないでもありません。今ぐらいの沿線人口であれば、LRTでも走らせればそこそこ利用者がつくように思いますね。

120901befu6 遊歩道内にあるそうそうたる歴史の中にある別府鉄道土山線廃線のモニュメント

120901befu8 廃線跡を認識させてくれる鉄道路線的なカーブ

120901befu10 土山駅手前のカーブ以外はしばらく直線区間が続く

120901befu11 このS字も線路跡の通りなのだろうか。そうであればかなり急なS字カーブだったよう

120901befu12 橋は廃線後しばらく経ってから建築された模様

120901befu13 兵庫県立考古博物館付近

120901befu3 こんな客車が今の時代に走っていれば・・・狂喜乱舞するファンも多いことだろう

120901befu14 歴史都のであいミュージアムロードのモニュメントにある別府鉄道のSLの写真

ポチッとよろしく!

にほんブログ村 鉄道ブログへ にほんブログ村 鉄道ブログ 関西の鉄道へ にほんブログ村 鉄道ブログ JR西日本へ にほんブログ村 鉄道ブログ 私鉄・公営へ ブログランキング・にほんブログ村へ