あおなみ線には開業年の05年5月5日に乗車した。東京遠征帰りにムーンライトながらを名古屋で降りて、早朝からあおなみ線、愛知環状鉄道を乗り回して帰阪する行程だった。ちょうど愛知博が行われており、名古屋の盛り上がりがピークに達したといっても過言ではなかった年だった。そんな中開業したあおなみ線だが、早朝に乗ったこともあり、利用者は行き帰りとも非常に少なかった。住宅地でもなく、工場地帯とはいえ、衰退加減の地域、さらにはどっぷり浸かったクルマ社会ということもあり、利用者が少ないのかもしれない。途中名古屋競馬場など通勤通学以外でも利用が見込める施設があるが、地方競馬なので、競馬場自体が衰退加減であることなどから利用増には結びつかないようだ。
東急東横線は関西で言えば、阪急宝塚線と阪急神戸線を足して2で割ったような感じの路線だろうか。イメージ的には阪急宝塚線に近いが、高級住宅地を控え、都市間輸送をしている点では阪急神戸線とダブるところもある。しかし、神戸線のようにガンガン飛ばすイメージはないので、電車だけのイメージで言えば宝塚線といった感じがする。長い間急行のみの運転で、特急がなかった点も宝塚線に近い感じがする。阪急宝塚線も東横線と同じような時期に特急が設定されていたが、こちらは長続きせずに再び急行が最上位のダイヤに戻っている。東横線は特急が根付いて、通勤特急の設定まで行われており、その分急行の影が薄くなった感がある。みなとみらい線を皮切りに、目黒線との線路別複々線などが開業して、東横線の改良工事はひと段落ついた感がある。今後は副都心線乗り入れ、相模鉄道との直通運転などまだまだプロジェクトが目白押しで、先に書いた関西で言えば阪急宝塚線や阪急神戸線のイメージなんていうことが言えないような路線になって行くものと思われる。
みなとみらい線は横浜高速鉄道という鉄道路線だが、イメージ的には東急東横線と一体ものという路線だ。線内運転は少なく、東横線電車が直通してくるのが主体だ。同線には東横線乗り潰しのついでに乗ってしまえという感覚で、元町・中華街まで乗り通した。全線地下路線で、途中下車していないので印象は薄いが、最近開業した路線らしく地下駅は各駅とも個性を持った造りになっていた印象がある。写真のY500系は車両としては東急5000系そのものだが、5000系とは塗装が異なっており、青いY500系は異彩を放っている。なかなかさわやかな印象が強い車両で、個人的には東急5000系よりも良いデザインのように思う。この車両は北大阪急行のポルスターのように当たる確率が低い車両なので、たまたま乗れたことは非常にラッキーだった。
首都圏で混雑率が一番高いと悪名高い東急田園都市線だが、私は平日の朝ラッシュ時などに乗車したことがないのでほんとのところどれほどの混雑なのか想像もつかない。乗車したのはいずれも休日ダイヤの昼下がりばかりで、郊外路線の同線では都市間を走る東横線などとは違い閑散とした雰囲気が強い。さすがに都心に向かうにつれて利用者は増えて、休日とは言え、二子玉川付近からはかなり混み合っている印象があるが、それでも遅延がひどくて急行を準急化して並行ダイヤにしなければならないほど深刻な朝ラッシュの混雑率を垣間見ることはできない。
当初乗車した時には半蔵門線に乗り入れていたものの、東武との直通はまだ開始されておらず、地下鉄車両が乗り入れてくるだけで東急の代わり映えしない車両とさらにあまり変わり映えしない半蔵門線の車両ばかりであまり面白くなかったが、近年は東武の車両も乗り入れてきて、東急でも5000系などの増備が進み、バラエティに富む車両が走り、ファン的にも面白い路線になりつつある。その反面直通運転の広域化により遅延も問題になっているようで、相反する面も持ち合わせているようだ。7月には溝の口までの複々線化が完成するようだ。大井町線電車の乗り入れが行われることになるが、また、変わり行く同線に乗りに行かねば…とマニア心をくすぐられる。
本日は優駿牝馬オークスです。先週のヴィクトリアマイルはウォッカの独走に酔いしれた人も多いかと思いますが、今週もその気配がします。桜花賞で致命的なロスがありながらも結果圧勝したブエナビスタが2冠濃厚です。ウォッカを特別にオークスに出走させて対決させたいぐらいの逸材だけに秋に直接対決があることを願いながら本命を打ちたいと思います。
◎ブエナビスタ 東京でさらに強さ増すか
○レッドデザイア 桜花賞善戦も逆転まではどうか
▲ディアジーナ 連候補
△ダノンベルベール 3着なら…
△ジェルミナル 人気落ちも3着までなら
×ヴィヴァヴォドカ 3着付け
×サクラローズマリー 若手騎手活躍目立つ傾向から皇成に期待
ブエナを軸に2着にレッドとディアを挙げてあとは3着付けの買い方になると思います。若手騎手台頭が目立つ最近のG1だけに連まではともかく3着争いに若手騎手が絡む可能性も考えて×を打ちました。
東急池上線は都会派バリバリの路線の印象が強い東横線や郊外の通勤路線田園都市線などとは違い、下町を走る路線というイメージが強い。五反田が起点というところや本線とは違う短い編成が走るところなどは東横のイメージが強い東急からすると少しかけ離れた感がある。下町路線といっても結構な輸送量があり、関西にはないタイプの路線といえる。同線には05年5月4日に1度だけ乗車している。現在は新鋭の7000系も導入されているが、当時はまだ7000系がバリバリで活躍していた。今も7000系は存在しているが、そのうち置き換えられていくことになるだろう。なんせ関東私鉄の車両展開は悠長な関西と違って目まぐるしいので5年一昔といった感じがする。
昨日に続いて天下茶屋~嵐山間の臨時列車の撮影に出向きました。雨模様だったので気合いが入らず、家を出た時間が遅かったので近場の南茨木でごまかし撮影。ほんとは淡路で昨日のリベンジをするか、柴島近辺へ行きたかったのですが、天気も悪いし仕方なしということであえなく終了。これでは面白くないので、正雀から歩いて岸辺へ行き、JRで雷鳥の撮影を少々。6月1日の改正から683系4000番台がデビューするが、それに伴い一部雷鳥がサンダーバードへ置き換えられる。まだまだ雷鳥が全廃となるわけではないが、撮影チャンスが多いうちに撮っておきたいところだ。岸辺で下り1本取って、続いて上りと思って待っていると雨が強くなってきた。屋外の岸辺ではとても耐えられないので、屋根があって撮影できるところを模索する。高槻がベストだが、時間的に無理。仕方なく、望遠で屋根のあるところからでも狙える千里丘に移動。何とかパノクロを撮って、今日はこれにて退散。近いうちに485系雷鳥の雄姿を求めて北陸方面へ遠征したいものだ。 しかし、家に帰ってみたヴィクトリアマイルのウォッカは凄かった[E:horse]。強いというよりも何でこんなレースに出てるのかと思ってしまいました。来週のオークスに特別参加した方が面白かったような…来週も1頭凄いのがいるので、あの馬ならひょっとするとウォッカに通用するかもなんて思いました。予想は書かなくってよかったという結果で…しかし毎週荒れてますな[E:bearing]来週は1頭固いのがいるので、何とか当てたいものです。
今日から明日と来週の土日の間、天下茶屋~嵐山間に臨時列車が走ります。この春阪急が展開してきた嵐山臨時の最終です。これまでの臨時とは異なり大阪市交直通ということで少し毛色が違います。阪急~市交の直通40周年を記念した列車ということで運転されています。天下 茶屋駅に出向いて様子を見に行きましたが、嵐山臨時が発車する1番線にはそれとわかる人ばかりで、一般人は全くいないのでは?という状況でした。千里線柴島近辺でもカメラを構える人が多く、ファンの注目度は高いようですが、如何せん時期的なものもあり一般利用は非常に少なかったです。嵐山観光を目的とした列車とは言い難い時期設定だけに仕方ないところでしょう。行楽シーズンならミナミから嵐山へ直通という売りで少しは利用者も付くと思います。しかし、天六を出ると桂まで停まらないというダイヤ設定はマニア受けするでしょうが、一般受けするダイヤではありません。せめて淡路だけでも停まるようにして使い物になるダイヤにして、秋以降の設定も期待したいところです。全般的に嵐山のキャンペーンでの臨時運転という形になっているように思いますが、秋以降もこの手の臨時は果たして継続されるのでしょうか?
先週は大荒れの天皇賞でした。気を取り直して今週はNHKマイルカップ。3歳マイル王決定戦です。
◎アイアンルック 相性抜群の毎日杯勝ち馬。ここでも鬼脚炸裂か
○レッドスパーダ スプリングSは皐月賞馬の2着。力発揮すればあっさりも?
▲ワンカラット 今年の牝馬は案外レベル高いかも?
△ミッキーパンプキン 鞍上岩田の一発が怖い
×ダイワプリベール 穴で一考
×フィフスペトル 安勝の勝負強さに期待
なんで今嵐山なのか?そう疑問に思うほどこの春阪急は嵐山方面への臨時列車に力を入れている。昨秋神戸線直通の臨時が運転されたが、それに続き、この春は神戸線はもとより、宝塚線直通の嵐山臨時さらには京都線直通でも今までなかった河原町への直通運転、堺筋方面への直通運転など、これでもかというほど嵐山臨時を運転している。キャンペーンでの運転と見れば、そうなのかなと納得できなくもない。しかし、肝心の梅田直通の運転は1本もなく、ファン受けするだけとも言える直通運転の効果はいま一つ納得できない。わざわざ梅田からの旅客を蹴ってまで梅田で折り返す臨時を設定する必要があるのかどうかは大いに疑問だ。このような臨時が定着するかどうかは今のところ秋まで待たなければ結果は出てこないと思われる。少なくとも宣伝効果以外の効果があるとは思えぬ臨時列車が継続していくとも思われないのだが…。こんな臨時列車はあらしまへんと言われぬうちにやめた方が良いと思うのは私だけだろうか? ただ想像の域を出ない話だが、今になって嵐山のキャンペーンを行うということは勘ぐれば近い将来完成するJR嵯峨野線の複線化が裏にあるのではないかと思う。JRは過去に大阪直通の新快速や臨時を走らせた実績があるが、単線の嵯峨野線では思うようにダイヤが設定できないため、最近では運転すらされていない。しかし、複線化が完成すればダイヤの設定が比較的容易になるので、大阪方面への臨時列車を再度設定してくる可能性は高い。臨時のみならず定期列車の運転も答申されているので、定期運転が行われるようになると阪急にも少なからず影響が出てくるものと思われる。そんな状況を踏まえての今回の嵐山臨時大増発があったのではないかと個人的には勘ぐって見ている。
ゴールデンウィーク恒例の京阪臨時列車わかばエクスプレスが今年も運転されています。春のさくらエクスプレスに続き、今回も3000系が使用されています。もう1本は9000系が使用されており、こちらもさくらエクスプレスと同様となっています。昨秋のもみじエクスプレスまでは8000系が使用されていましたが、ダイヤ改正後の実績や車両運用などの事情から3000系と9000系使用に落ち着いたものと思われます。中之島線直通だけに8000系での運用をファンとしては期待したいところですが、3000系臨時特急もなかなかレアな感じがしていいものです。もっとも沿線に駆けつけるファンの数は8000系時代に比べ激減しているように思われます。人気の旧3000系の登板がなくなったということも影響しているのかもしれません。競馬臨と違い、本数は少ないもののこの手の臨時はほぼ定期的に運転されているので、輸送力列車として運転を継続して欲しいものです。