EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

甘木鉄道

2008年10月31日 | 九州

050103amagiar106  甘木鉄道には05年1月3日に乗車している。1月2日に天神のビジネスホテルに宿泊し、翌朝3日は朝から西鉄天神大牟田線の乗り潰しをし、大牟田から折り返しJRの快速で鳥栖まで戻り、普通に乗り換えて弥生が丘ではやぶさ・さくらの撮影を行い、その後基山まで移動して甘木鉄道~西鉄甘木線と乗り潰しを楽しんだ。甘木鉄道は第3セクターでは優良企業に挙げられる鉄道で黒字経営が続いていたが、近年は路線の不通などもあり赤字に転落しつつある。それでも沿線には新駅設置があり、沿線人口も少なくないので、今後とも堅調な経営を続けていくものと思われる。転換当初のレールバスが甘木駅隣接の車庫に置かれていた。初代レールバスは本当にバスのような造りの車両だったが、現在ではある程度立派な気動車が投入されており、優良第3セクター鉄道を象徴しているようでもある。甘木駅は西鉄甘木とほぼ隣接しており、ある意味においては競合関係にもあると言える。このあたりでは鉄道同士の競合よりも自家用車との競合あるいは高速バスとの競合が激しいので、鉄道同士は協調していく方が得策と言える。西鉄とは小郡で不便ながらも連絡しており、その意味では協調関係にもあると言える。


平成筑豊鉄道伊田線

2008年10月30日 | 九州

050102ita107  田川線、糸田線と乗り潰し、田川伊田から伊田線の乗り潰しに取り掛かる。直方で福北ゆたか線と連絡するため他線に比べて利用者は多いように思った。福北ゆたか線は電化路線だが、和歌山線直通列車などは気動車列車で残っている。平成筑豊鉄道も折尾方面へ直通列車があれば便利だ。直方はJRの駅に隣接してはいるものの改札は個別に設けられており、改札を出てからの乗り換えもあまり便利な印象はない。もっともこの時乗車した時は筑豊電気鉄道の筑豊直方駅の場所を確認するために改札を出ているので、JRとの連絡改札を通れば乗り換えも便利だったのかもしれない。このあと平成筑豊鉄道には新車が投入されているので、また機会があれば乗りに行ってみたい。


平成筑豊鉄道糸田線

2008年10月29日 | 九州

050102itoda106  平成筑豊鉄道伊田線に乗って、金田まで行き、一旦同線から離れて糸田線の乗り潰しをする。金田駅は平成筑豊鉄道の要になる駅の一つで、車庫が併設されており、駅構内にも多数の列車が止まっており、直列停車をしている列車もあった。糸田線に乗って田川後藤寺までのミニトリップを楽しみ、田川後藤寺から再び同線で折り返して金田に戻る。田川後藤寺はすっかり雪景色になっておりとても九州とは思えない光景だった。炭鉱の町も跡形もほとんどなく様変わりしており、各駅とも少々寂れたイメージがつきまとう感じがした。


平成筑豊鉄道田川線

2008年10月28日 | 九州

050102tagawa2032  平成筑豊鉄道田川線他の平成筑豊鉄道各線には05年1月2日に乗車している。正月早々の九州遠征で、元旦の夜にムーンライト九州で大阪を発ち、早朝から原田線などに乗車して、鹿児島線、日豊線経由で行橋まで出て田川線の乗り潰しに取り掛かった。原田線に乗車した時に沿線が雪化粧していることに気づき、北九州が案外雪がよく積もることを実感していたが、行橋付近でも雪が見られたことには驚いた。温暖な印象が強い九州のはずが…04年末に遠征した際も雪こそ降らなかったものの、物凄い風で寒かったこともあり、福岡の冬は寒いという印象を強く持っている。田川線は立派な高架駅の行橋駅の隅っこから発着していた。フリー切符の類がなかったので、改札口で切符を購入して列車に乗り込む。私は後かぶりつきで田川後藤寺まで立ちっぱなしだったが、車内は正月早々にしては結構な乗りだった。正月早々高校生が部活帰りか何かで乗車していることには驚かされる。ローカル線に乗れば冬休みであろうが、夏休みであろうが、高校生が乗っているので、この子たちには休みがないのだろうかといつも思ってしまう。雪景色の中の道中はのんびりとしており、行橋付近では炭鉱路線のイメージもあまり強くなかった。利用者はさほど多くないものの、まずまずの利用率にも思え、地域の足としてはとりあえず成り立っている印象は受ける。しかし、周辺状況は決して楽なものでもなく、油断をすれば廃線の憂き目に遭いそうな路線ではあった。


JR日高本線

2008年10月27日 | 北海道

041219hidaka403596  JR日高本線には04年12月19日に乗車している。北海道遠征はそれまで2回行っていたが、枝線である日高本線は乗り潰しするには非効率な路線のため、それまでの2回は敬遠していた。今回は周遊きっぷなどのフリー切符を利用せずに18を利用しての遠征だったため、普通列車の旅で元が取れる路線である日高本線と室蘭本線の乗り潰しを主目的として遠征した。前日室蘭から暗闇の中、札幌まで戻り、札幌駅近くのビジネスホテルで1泊した。ホテル室内の暖かさに驚きながら1夜を過ごし、早朝6時前にホテルを出て札幌駅へ。夜明けが早い北海道でもさすがにこの時期はまだ夜が明けきっていない。この頃はまだ存在していた夜行列車群を撮影して、711系普通に乗って苫小牧を目指す。苫小牧からは専用塗装をまとったキハ40で日高本線へ。同線はサラブレット銀座とも言える路線で、寒い中放牧に出される馬たちの姿を見ながらの道中となった。太平洋側だけに雪はそれほど多くないが、風がきつくて寒い。しかし、車内は異様に暖かく、車中と車外の温度差で風邪をひきそうになる。終点の様似からは襟裳岬へのバスも出ているが、その日に帰る行程を組んでいたので、そのまま日高本線列車で折り返した。


荒れる菊花賞

2008年10月26日 | 競馬

 先週に続いて菊花賞も乱菊模様です。私の本命はフローテーション。ダービーでも買っていましたが、血統的にスペシャルウィークにリアルシャダイの血はまさに菊仕様かと思います。近走不振も距離伸びて変わる可能性はありそうです。

 対抗はメイショウクオリア。今メンバーで数少ない重賞勝ち馬。ヒシミラクルで穴を開けた角田の腕にも期待。単穴は2頭出しの人気薄ミッキーチアフル。これも血統的に母方にニジンスキーが入っている点に好感。△はオーケンブルースリー。内田騎手が自信のコメント残すも血統的には中距離馬。頭としては狙いづらい。×は豊が乗り怖いスマートギア。こちらの中距離血統ながら陣営の自信がやや不気味。もう1頭挙げるなら折り合い不安もスマイルジャックか。マイネルチャールズ、ダイワワイルドボアは血統的に無印に。


京阪中之島線開業…ユキチャン見参臨時急行

2008年10月26日 | 京阪

081019yukityan 081019keihan3004  なにわ橋駅から快速急行に乗車して、とりあえず京都方面へ向かう。早朝からの活動だったので、沿線で少し撮影して門真市からモノレールに乗って帰宅しようかと思ったが、せっかくだから競馬輸送も見て帰ろうと思い、とりあえず寝屋川市、香里園で撮影しながら淀まで出向いた。淀で競馬輸送だけを見るほど私は鉄っちゃんではないので、淀で降りてそそくさと京都競馬場へ向かう。上りホームは昔ながらの淀城跡近くにあるので、競馬場までの道中は以前と変わらなかった。しかし、高架化工事に伴い駅前の風景は一変しており、競馬客を相手にした飲食店が数少なくなっており、昔の風情がなくなりつつあった。阪神競馬場のある仁川でも駅と競馬場を直結する地下道の完成により駅前の様相が一変したが、淀では駅が移設され、駅が競馬場の目の前に来るため、さらに様相が一変するものと思われる。高架の躯体は既に下り線を中心に組みあがっており、下り線の切り替えは早晩行われそうだ。高架駅からは競馬場内へ直結する連絡橋も工事されており、まさに競馬場直結の駅となる。これなら10万人規模の観客輸送があっても大丈夫そうだ。あとはそれに対応する京阪のダイヤと10万人集める名馬の誕生を待つばかりとなる。

081019keihanyodo  10月19日は鉄っちゃんには中之島線開業がメインイベントだが、競馬ファンにとってはG1(Jpn1)レースの秋華賞がメインとなる1日だ。私もパドックで真白な馬体が目につくユキチャンなどを撮影して、春から期待をかけていたリトルアマポーラから数枚(数十枚?)の馬券を買って、帰りの撮影があるのでモニターにてレースを観戦した。結果は思いもよらぬ1000万馬券という大波乱。これを取っていれば…京阪の撮影どころではなかったので、その点では結果オーライということで気を取り直してとっとと競馬場から立ち去った。

081019keihan6011  淀駅上りホームで臨時列車の案内の看板を見て、16時37分と同47分に臨時急行中之島行きがあることを発見。淀駅では撮りづらいので、とりあえず八幡市へ移動して臨時急行の到着を待つ。臨時急行があるだけで他は通常ダイヤなので、新3000系が来る以外はあまり目新しいものはない。かつての15分サイクルでは臨時急行が頻繁に運転されていたが、競馬人気が下火になったこともあり、臨時急行の運転は大幅に減っている。2本目の臨時急行に乗って寝屋川市まで戻った。臨時急行はご丁寧に枚方公園にも停まる081019keihan2825が、よくよく考えれば急行がなくなって不便になったひらぱーをフォローする数少ない電車にもなるのだと気づく。さすがにひらぱーからの帰宅客まで当て込んではいないと思うが、ついでに拾って帰るぐらいのことは考えられているかもしれない。寝屋川市からは門真市まで区間急行に乗ってモノレールで帰宅したが、臨時急行が去ってから区間急行が来るのが遅いこと。門真市へのアクセスなど考えてはいないだろうが、何となく不便になった京阪本線のダイヤを垣間見たような気がした…。


京阪中之島線開業…なにわ橋駅

2008年10月25日 | 新規開業

081019keihannaniwabashi  大江橋からは大阪市の中心部を少し散策してなにわ橋駅へと向かう。府庁と違って立派な建物の大阪市庁舎を見ながら東を向いて歩き、中央公会堂の歴史的な建物が見えるとその向こうになにわ橋駅の出入り口が見える。なにわ橋駅周辺は中之島水上公園の整備が続いており、駅周辺は工事中となっていた。中央公会堂に近い入り口をパスして、北浜駅に近い東口?からなにわ橋駅に入る。地上では北浜駅が近く見えるが、一旦地上へ出て、また地下に下りなければならないので、乗り換えは面倒だ。京阪本線との乗り換えはほぼ考えられないので、堺筋線との乗り換えしか考えられないが、同線を利用する人は本線を利用することになるだろうから、中之島線からの乗り継ぎはほぼ皆無に等しいと思われる。地下に下りると吹き抜けのように天井の高い駅改札口がある。暗いイメージが強い地下駅だが、近年開業する地下駅はたいていそれを払拭するかの構造が多いように思う。なにわ橋駅もその一つと言える。


京阪中之島線開業…大江橋駅

2008年10月24日 | 新規開業

081019keihanoebashi  渡辺橋から区間急行で1駅移動して大江橋へ。大江橋は京阪の本丸とも言うべき淀屋橋に隣接する駅で、大阪のメインストリートの御堂筋との交点で、大阪市役所、日銀大阪支店など大阪市の心臓部に位置している。淀屋橋への乗り換えは地下から出て土佐堀川を渡っての乗り換えとなるため不便だ。梅田方面へ行くのに中之島線を利用する人は梅田南部、堂島付近から歩いて利用する人ぐらいで、地下鉄乗り換えなどの利用者はまずいないだろう。逆に御堂筋線から中之島方面へ行くのに乗り換える人はそれなりにいそうだが、乗り換えが不便なため大幅な利用者増は期待できそうにない。


京阪中之島線開業…渡辺橋駅

2008年10月23日 | 新規開業

081019keihanwatanabebashi  中之島から渡辺橋まで歩いて移動し、渡辺橋から再び電車で大江橋まで移動した。渡辺橋は朝日新聞大阪本社、フェスティバルホールへの最寄り駅となっており、堂島川を渡れば堂島のビジネス街があり、土佐堀川を渡れば四つ橋線肥後橋があり、ロケーション的には中之島よりも集客力があるのではないかと思われる駅です。中之島から散策がてら歩いた人が再び渡辺橋から京阪に乗って京都方面へ向かうという人や中之島線1駅ずつを歩いては乗り歩いては乗りするファンや物好きな人が結構多く、渡辺橋の駅構内も人が多かった。それ以上に同駅に到着する中之島行きの電車の乗車率は驚くほど高く、昼時に中之島線見物をする人が増えていたようだ。私は渡辺橋からは電車に乗り、1駅の大江橋で再び降りた…明日へと続く。


京阪中之島線開業…中之島駅

2008年10月22日 | 新規開業

081019keihan3003  中之島駅到着後はしばし中之島駅見学を…電車から降りて対面にいきなり人だかりが。3000系快速急081019keihannakanoshima 行が止まっているらしいが、人だかりで見えない。電車から降りた人も改札に向かわずホームに滞留するわ、もとから3000系を撮影や見物していた人は相変わらず留まるわで、ホームは大混雑でした。何とか停車中の3000系を撮影したものの、乗ってきた区間急行は28mmレンズでは厳しく、なんで18mm‐55mmの広角を持ってこなかったのかと一人後悔した。この時間帯使われていない3番線は閉鎖されており、入れずとりあえずここは外から撮影。京都方はあ081019keihannakanoshima2 らまし見て回ったので次は終端部を見物。こちらも人だかりが…終端部にシールドマシンのオブジェクトがあり、それが注目を浴びている模様。オブジェクトも興味深いが下の写真で編成両数の表示があるところに注目して頂きたい。写真では見えにくいかもしれないが、8特・快とある。これは何を意味するのであろうか?ファンなら“むむっこれはっ…将来特急の乗り入れが想定されているのでは?”と勘繰る表示だ。実現するかどうかは別にしてファンとしては妄想を掻き立てる表示には違いない。終端部は電車とそのオブジェクトを撮影する人が入り乱れて撮影もままならない状態に。こりゃ撮影するならもっと時期をずらした方が賢明やなと思い、撮影はそこそこにして、とりあえず改札から出てみる。改札付近も人だかりができており、スタンプラリーでもやっているのか、改札でスタンプらしきものを押している人が行列を作っていた。081019keihannakanoshima3

081019keihannakanoshima4  改札から出ても人は多く、さらに地下から出てもそこらじゅうに人がうじゃうじゃいる状態。地下から出た地点は所謂リーガロイヤルホテル専用の出口のようで、少し西にずれると国際会議場がある。地上にいる人の動きを見るとたいていは堂島川沿いを渡辺橋方向へ歩いていく。歩いて中之島界隈を散策したり、付近のビル街を見物したり、福島方面へ渡っていく人がいたり三々五々に別れていくが、多くは渡辺橋方面へ行って、また渡辺橋から電車に乗ったり、さらに大江橋まで歩いたりする人が多いようだった。私もとりあえず081019keihannakanoshima5 渡辺橋まで歩き中之島散策をしてみることにした。リーガロイヤル付近から京都方入口まで歩いて行くと対岸に梅田スカイビルや朝日放送の新社屋、さらには旧朝日放送のテレビ塔などが見え、福島が近いことを実感。対面にはオフィスビル以外に高層マンションもかなり建っており、便利な都心部で3WAYアクセス(JR東西線・阪神本線・京阪中之島線)が実現する地として注目を浴びそうだ。081019keihannakanoshima6 なにわ筋との交差点では将来この地下になにわ筋線が…という妄想もできる。中之島駅は現状他線との連絡はないので、将来のなにわ筋線の実現に期待ということになる。これができれば南北の軸も加わるため、この付近のさらなる発展も期待できる。


京阪中之島線開業…快速急行

2008年10月21日 | 新規開業

081019keihan3005 081019keihan30062  昨日書いたように後ろ髪をひかれながら香里園で3000系快速急行から降りて、6000系区間急行に乗り込んだ。どこで降りるかは…とりあえず大和田から順番にということで大和田にて下車。大量の撮影者がいるにはいたが、さすがにキャパが大きいだけにある程度余裕はある。それでも満足いくアングルを得るには程遠い状況のため、上り3000系快速急行を一発撮って退散。続いて下り快速急行が来るので、京都方にて撮影。再び中之島行き区間急行に乗って次は西三荘へ。まずは上りホームへ行き、順光の下で下り3000系快速急行081019keihan3003_2 を撮影。大和田よりもいい光線が得られるのに西三荘はたいてい空いているので300mm級の望遠レンズを持っている方にはお勧めの撮影地だ。ここでも一発撮って、下りホームに移動して下り3000系快速急行を撮って退散した。この後、土居や野江にでも行こうかと思ったが、朝からヘビーローテーションだったので、しばし車中での休憩も含めて、メインイベントの中之島線へ直行。区間急行の足は案外速く、寝る間もなく天満橋へ到着。ここからは初乗りなので地下とは言え眠れない。西三荘から座って移動してきたが、車内は京橋で一旦減って、なぜか天満橋でまた増えた。明らかに中之島線見学のための利用が多いと思われる。しかも鉄っちゃんよりも一般人らしき人が多い。老若男女問わず数多くの人が中之島線を訪れており、注目度の高さを改めて感じた次第だ。とりあえず終点の中之島まで乗り通したが、途中駅で降りて各駅の見学に向かう人も多かった。見物客が非常に多く、中之島線の利用実態はなかなか見えてこないが、土休日には区間急行の本数が削られてていることからビジネス路線としての位置づけが強いようだ。中之島はビジネス以外にも見所が多い土地なので、大阪の名所の見直しとして中之島観光をアピールしていけば土休日の利用も伸びていくはずだ。081019keihan3002


京阪中之島線開業…京都市内3駅駅名変更

2008年10月20日 | 京阪

081019keihan8007 081019keihangionshijyo  阪急京都線で河原町へ出て、まずは祇園四条から京阪京都市内3駅訪問を始める。祇園四条で早速新鋭3000系快速急行などを撮影し、新装祇園四条駅を堪能?続いて神宮丸太町へ。改正前からの話だが、神宮丸太町へは三条で特急・快速急行待避があるので思いのほか時間がかかる。一層のこと準急・普通は三条折り返しにして特急・快速急行を神宮丸太町に停めてしまえばいいのに…出町柳までの所要時分が延びるので難しいでしょうけど。神宮丸太町も駅名が変わった以外は特に変化なし。とりあえず一旦改札を出て折り返す。081019keihanmarutamachi ここからは大阪方面を目指して南下していく。またまた三条で特急の待避を食らい、祇園四条を通り過ぎて新装清水五条へ向かう。清水五条も清水寺に近くなったわけでもなく駅は従来通りで名前だけが変わった。地元テレビ局と思われるテレビカメラが訪れていたが人気(ひとけ)は少ない。ここから七条まで普通で移動して七条からは待望の快速急行に乗車。車内は081019keihangojyo程よい混雑で、1-2配置の構造が響いてか立ち客が異様に多く感じる。車内配置的には山陽5030系に近い感じで、ラッシュ時はともかく、データイムにはかなり座席数が足りなくなる印象が強い車両だ。仕方なく立って香里園まで乗り通したが、クロスシートに挟まれた中間扉付近に立っていたが、扉付近は非常に狭く立ちづらい印象を受けた。シートピッチを広げるため扉付近のスペースを削ったように見受けられるが、ラッシュ時の運用に禍根を残さないかと少し懸念するところだ。快速急行は京都側では従来の特急の代わりを果たしているが、当日は京都競馬開催のため淀に臨時停車する処置が取られていた。このため車内が混雑していたのだが、特急は淀には臨時停車しないので、その点で特急との格差が生じている。来週は菊花賞が開催され京都競馬場へ訪れる人も増えると思われる。今後エリザベス女王杯、マイルCSあたりのG1レース開催時は秋の行楽シーズンともダブるので、このあたりで快速急行の混雑がどのようになるのかは注目したいところだ。阪急9300系のように静粛性を持った車内は乗り心地がよく、後ろ髪をひかれる思いで香里園で3000系から下車して、中之島へ行く前に複々線区間各所で撮影をすることに…続きは明日。

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京阪中之島線開業…だけど再び桂川

2008年10月19日 | 新規開業

081019kyotokatsuragawa 081019kyotokatsuragawa2  本日めでたく京阪中之島線が開業しました。早速今日は朝から…まずは昨日ちょっと覗いただけのJR桂川で色々試し撮りをしてから、京都市内で駅名が変わった3駅を行脚して中之島方面へ向かいました。まずは桂川から。昨日は暗闇の中立ち寄っただけですが、今日は撮影をして上り列車の撮影に適していることと貨物線を走るはるかなどが撮れる駅ということを確認して、急行きたぐに通過から小1時間ほど粘って改札を出て阪急洛西口まで歩きました。駅にいる時から阪急の踏切の音が聞こえ、空き地の向こうに阪急電車の姿を確認でき081019hkyrakusaiguchi るほどの近さということは認識していましたが、実際歩いてみると近いです。摂津富田ほどではないですが、1本道ということもあり正雀~岸辺より近い感じがしました。桂に関しては少し位置がずれているので直接競合にはならないでしょうが、洛西口はかなり影響が出そうです。阪急も07年改正では桂ともども長岡天神でのダイヤを充実を行っていましたが、洛西口での直接対決を制するために、整備していた面もあるんでしょうね。長岡天神で緩急接続がやたらきっちり行われている点などはやはりJR桂川を意識しているのかなと思います。洛西口付近は近い将来高架化されるようですが、現在阪急が分断している道路がスルー構造になるとJR桂川への交通の便が良くなり阪急にとっては逆効果になるのではないかと懸念します。JRが本腰を入れて利用者の取り込みを行っていけば阪急にとっては脅威になると思われます。久々の洛西口から河原町まで出て、新装開店の祇園四条へ…続きは明日。


桂川駅開業

2008年10月18日 | 新規開業

081018kyotokatsuragawa  “けいせん”ならぬ“かつらがわ”駅が開業しました。桂川から桂川へのきっぷも売れるのでしょうか…北と南にありますが、いずれも高額なきっぷになるのでよほどの物好きでなければ買わないでしょうね。阪急が躍起になって桂と洛西口の強化のためにダイヤ改正を行っていましたが、JR桂川の方はダイヤ修正程度で終わっており、朝ラッシュ時の快速の停車もないという軽い扱いになっています。JRとしては阪急から少しでも利用者を取り込みたいところだと思いますが、新快速、快速は現行ダイヤでほぼいっぱいのため桂川に停める余裕(そもそも新快速は停車駅ないが)がないんでしょうね。あるいは阪急ごときは普通でひねり倒すという余裕なのか…それはないと思いますけど[E:coldsweats01]今後は阪急が千里丘とガチンコ対決となる摂津新駅を設置する予定です。桂戦争が始まったばかりですが、JRと阪急の仁義なき戦いはまだまだ続いていきそうです。081018kyoto383shinano