goo blog サービス終了のお知らせ 

EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

SL人吉号を撮る~九州遠征12~

2011年05月15日 | JR

110430hisatsu58654slhito 球磨川第一橋梁を渡る58654が牽引するSL人吉号/瀬戸石~鎌瀬間

110430hisatsu185kuma  4月30日土曜日。新八代まで新幹線に乗って、同駅の見学をしてから鹿児島線八代行き普通に乗り込む。熊本近郊の普通電車は815系が多い印象だったが、今回はやたらと817系の姿が見られ、今回乗った電車も817系だった。八代まで1駅のトリップ。八代で肥薩線に乗り換え。鹿児島線電車は結構な乗り具合だったが、肥薩線キハ31系単行は席が埋まる程度の乗りでしかない。一人席が空いていたので席を確保して、側線に停まっていたEF81-500番台を撮影。肥薩線では撮影地を物色しながら乗車。と言っても候補は既に決まっている。翌日の行程のもしものために、新幹線の撮影地は段付近で如何かと思って見ていたのだ。段付近でもSLの撮影もできそうなので、新幹線とセットで訪問することも頭に入れておく。なんせ翌日は雨予報で、既に雲行きも怪しくなっているので、予備の行程も必要な状況になっている。段近辺は後でネットでじっくり調べることにして、続いて鎌瀬付近はどうなのか心配になってくる。鎌瀬~瀬戸石間の球磨川第一橋梁が名撮影地として有名らしいが、駅からどれほどの距離にあるのか心配なのだ。対岸になると遠回りをして橋を渡らなければならないらしいということもあり不安を抱えて鎌瀬で下車した。三脚を持った人が一人降110430hisatsu58654slhito4 りて行ったので、それについていくように降りて、駅を出て踏切を渡る。すると線路の先にすぐに球磨川第一橋梁が見えて、踏切の反対側には三脚を立てた人がおられ、さらに坂の上にも何人か撮影者がいるのが見えて、ここで十分撮れるのか・・・と安心した。早速地上から橋梁を見渡し、少し高いところへ行ってみようと階段を上がり、一応一番上まで行ってみる。球磨川の流れを入れるなら一番上からがいいのだろうが、若干迫力に欠ける。もう少し下で撮ろうと階段を下りて、中間位置ぐらいに陣取ることにした。陣取った瞬間から雨がパラついてきた。早速折りたたみ傘を出して雨対策にかかる。三脚持ちではないので、傘をさしてカメラを持っての撮影となる。線路際ではないので風圧で傘が飛ばされる心配もない。しかし、パラパラ降っていた雨が土砂降りに変わってきたのには驚いた。山の天気は変わりやすい。登山以外でも使える言葉だと思った。動画用のどこでも三脚?をセットして小型のデジカメをセットするが、雨がきつくなってきたら止めにせざるを得ない。SL通過前に下りの特急くまがわ5号通過するので撮影の練習はできる。雨が降る中そのくまがわ5号が通過。露出がないのでISOの感度を1250まで引き上げる。列車の速度はそれほど速くないので、1/500ぐらいで切れば十分だろう。手持ちなので若干の不安はあるが…。くまがわ110430hisatsu58654slhito5 は若干ブレていた。後追いなので仕方ないところもある。露出はまぁまぁあるのでシャッター速度は上げてもよさそうだが、とりあえず天候が変わりやすいのでそのままにしておく。瀬戸石で先のくまがわ5号とSL人吉が行き違うはずなので、間もなく通過していくはずだ。ほどなく踏切が鳴り、汽笛一声、SL人吉号が球磨川第一橋梁を渡ってきた。煙もまぁまぁ出ていて…SLファンではないのでそこはあまり拘っていないが…迫力ある走りで近づいてくる。シャッターを出来る限り切り、縦位置の方が良かったかと思いながらも手持ちなので横位置のままずっとシャッターを切り続ける。広角側でも撮れるレンズを使ったので、端から端まで写真に収められた感じだ。動画もまずまず撮れている。動画をよく見ると機関士が手を振ってくれていた。手を振り返す余裕などなかったが、手を振り返せばよかったかと思ったが後の祭りだ。

110430hisatsu14020393  とりあえずこれにて撤収という人がほとんどで、私も撤収するつもりだった。雨はまだ降り続いており、これでは撮影続行という気分にはならない。次の列車まで1時間ほどあり、その前に下り普通が通過するが、それを撮るという人は誰もいなかった。駅に小さな待合室があるので、そちらに足を向けると既に撮影者で一杯に…といっても5人ほどだが。座る余地がないので立って待つことにしたが、あまりにも手持無沙汰なので、雨が小やみになってきたので付近をぶらつくことにした。後学のためという格好のいいものではないが、他に撮れるところがないかも兼ねて線路付近を歩き回る。どこでも撮れそうだが、これといったポイントはない。やはり鉄橋が一番だ。鉄橋は色々なアングルから撮れるので、また来ようと思わせてくれる。後学のため、鉄橋だけ撮影してアングルを考えるようにして、下り普通を撮るため、平地側の鉄橋付近で列車の通過を待つ。今度は縦位置で撮ってみようと縦位置にて構えてキハ40を撮る。見事決まった…わけはなく、何の迫力もない写真になってしまった。横位置でもいまいち写真ばかりなのに縦位置はもってのほかだ。全然修行が足りない。縦位置でほとんど撮ったことがないのもあるが、ちょっと写真の撮り方を考え直さなければならない。この普通が瀬戸石で乗車予定の上り普通と行き違うので、漸く駅へと戻る。相変わらず待合室は満杯で、地元の人が増えて待合室に入ることさえできない。雨はまだ降り続いている。ほどなくキハ31単行が到着。先のほど乗ってきたのとは別の形式なので折り返し列車ではない。車内は混雑しており、座席にはありつけなかった。後方の貫通扉にもたれかかって八代までの時間を過ごした。110430hisatsu14020392

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする