EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

秘境駅梅屋敷

2010年12月05日 | ケーブル他

101127ikomacumeyashiki2  11月27日土曜日。生駒山上からの帰りはそのまま折り返してもよかったのですが、登山ルートがあることを発見し、宝山寺駅や石切駅へのルートがあるようなので、歩いて下山することにしました。登山するような風体では来ていないので、宝山寺までなら大したこともなかろうと思い、誰も歩いていない寂しい枯れ葉散る登山道を下りて行きます。それほどの勾配ではなく、階段状になっているので下りやすいものの、枯れ葉で滑らないかと思いながら慎重に下りていきます。紅葉も見られますが、色々な木々の落ち葉が目につくだけで紅葉狩りと言うには少々がっかりさせられる道中かもしれませんが、今の時期ならもっと人がいてもよさそうな気がします。生駒は奈良県ですが、とかく紅葉狩りと言えばアホの一つ覚えのように京都へ向かう人が多いですが、生駒や箕面にもっと人が来てもおかしくないように思います。箕面あたりは宣伝次第では大阪以外からの集客も十分可能なように思います。

 しばらく歩いて少し疲れを覚え始めた頃に後ろからゲロゲロとタンを吐きながら歩いているおっさんが追っかけてきました。やたらとタンをからませているので、そこらに吐きながら歩いているものと思われ、こんなのの後ろを歩くのはゴメンと言うことでなんとか追い越されないように足を早めます。もっとも下り坂は案外足に来るもので、結構足が上がってきました。そうこうしていると登山道の隣にケーブルの線路が並行するようになりました。もしやと思い、ケーブルに近づいてみると駅があるではありませんか。秘境駅と呼ばれる梅屋敷駅がありました。これ幸い、次のケーブルの時間は見てきたので、その便に乗れることを確認して駅に入り、秘境駅を味わいました。タン親父はそのまま歩いて下山していき、後からどこから来たのか中年夫婦が現れた以外は誰もいません。秘境駅とは言え、付近にはまだ住宅などがあり、本当の秘境駅はこの先の霞ヶ丘なのかもしれません。上りケーブルが一旦止まって、出ていき、それと行き違った下りケーブルが停車。直行は止まらないと駅の案内にありましたが、各ケーブルは止まって行くようです。帰り便は行きよりも乗車数は多く、宝山寺から乗り換えたケーブルは立ち客も出ていました。101127ikomacumeyashiki101127ikomacumeyashiki4 


生駒ケーブル

2010年12月04日 | ケーブル他

101127ikomac  11月27日土曜日。生駒駅到着後、少し近鉄と地下鉄を撮影して、鳥居前駅へと向かいます。場所が分からないので案内標識に従って歩いていきます。生駒駅に大阪方にも改札があることを発見。駅構内だけではわからないことがたくさんありますね。少し規模の大きな駅を訪問する時は降りて周辺を確認すればより一層知識が深まります。飲食店がたくさん入るビルを抜けて鳥居前駅へと到着。閑散としています。行楽シーズンなんですが…。昼下がりだから仕方ないところですが、京都なんかと比べると行楽客が明らかに少ないです。生駒山上は初めてなので何があるのかよくわかりませんが、もっとPRして集客に努めた方がよさそうに思います。3DAYチケットを提示して改札を抜けてケーブルカーに乗り込みます。最後部の席が空いていたので、早速席を確保して後方展望を楽しみます。最近妙に高所恐怖症のため、ケーブルも正直あまり気分がいいというものではありませんが、眼下に広がる生駒の街並みを見ながらの宝山寺までのミニトリップはなかなかのものです。複線分線路があるのに単線のみ使用で、途中で行き違いがあるのも面白いところです。何よりもケーブルに踏切があるのも初めてみました。

101127ikomactoriimae 101127ikomachouzanji  宝山寺で乗り換えて生駒山上を目指します。宝山寺までは20分ヘッドで地元の人の利用も多いようで、行楽だけでなく日常の足としても活躍しているようです。宝山寺からは生駒山上を目指すだけなので生駒山上の行楽輸送がメインとなっているようで本数も少なくなります。単線の線路で、宝山寺からトンネルに入り、それを抜けて、秘境駅と言われる梅屋敷、霞ヶ丘を過ぎて、終点の生駒山上に着きます。立派に梅屋敷~霞ヶ丘間で行き違いもしています。生駒山上は遊園地があり、日本最古の飛行塔があることで有名。各地で遊園地が閉園していく中、細々とながらも運営を続けられているスカイランドいこまには今後も開園し続けて欲しいものです。101127ikomacikomasanjyo


スカイレール

2008年03月20日 | ケーブル他

030831skyrail15  スカイレールはロープウェイとモノレールを組み合わせたような新交通システムで、全国でこの方式を採用しているのはJR瀬野駅から出ている広島短距離交通瀬野線のみだ。この世にも珍しい乗り物に初めて乗ったというか最初で最後の乗車が03年8月31日だった。早朝からアストラムラインに乗って、広電の撮影などを行ってから広島駅から山陽本線で瀬野へ行き、瀬野からスカイレールに乗車した。丘陵地への住宅と瀬野駅を結ぶだけの目的で造られたため、必然的に片輸送になっており、日曜の朝から駅から住宅地へ向かう人など一人もいなかった。運賃は入場時に支払、降りるときはラッチフリーの形式になっており、ここでも終点のみどり中央で何もすることはないので、折り返し電車?で引き返した。ループ形式でゴンドラ?が終点で折り返してプラットホームに入線してくる様はさながら遊園地のようだった。乗り心地はロープウェイというよりモノレールに近いのかもしれないが、あまり強い印象は受けなかった。急勾配に強い交通機関のようだが、正直普及型の交通機関になるとは思えない。