EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

終焉間近の221系新快速

2009年12月15日 | 221系新快速

091212kobe221a4  225系登場により本線からの撤退が考えられる221系を使用する臨時新快速を追っかけててきました。秋にも同様のことをしてみましたが、空振りに終わり、今度はリベンジとばかりに神戸へと向かいました。久しぶりに三ノ宮まで新快速に乗りましたが、ルミナリエへ向かう人と帰宅客で8連の新快速は超満員でした。土曜日とはいえ、こんな時こそ12連だったらといつもながらに思います。車両運用の都合とはいえ、8連が入るとかなり混雑するものの12連ならだいぶマシになるのにという列車はかなり見受けられます。そういった面でみると近い将来予定されている新快速の12連化というのは、効果としては大きいものがあるように思います。三宮ではまず阪神の臨時を少々撮影して、221系新快速があるJRへと速効に移動。とりあえず小1時間ほど粘って上下の221系新快速を撮影し、とりあえず記念に空いている221系新快速に乗って大阪へと戻りました。221系快速とは違う新快速特有の爆走ぶりは健在で、革命児として登場した当時の221系新快速を思い起こさせる走りでした。091212kobe221a42  行楽シーズンの京都発の臨時新快速が運転されない今、221系が新快速に運用されるのはルミナリエの他に神戸での花火大会ぐらいのものでしょうか。それも来年まで見られるかどうかはわからない話で、今のうちに記録できたことはある意味幸せとも言えます。221系ファンとしてはできるだけ長く臨時新快速につく場があればいいのにと思っております。091212kobe223v51 西明石行き223系臨時新快速。

091212kobe223v5  行き先表示が出ない大久保行き臨時快速。


通勤特急はなぜ残ったのか?

2009年12月14日 | 阪急

090220hky93012  2010年3月14日に阪急京都線のダイヤ改正がありますが、その中で通勤特急の茨木市への追加停車が行われます。夕方ラッシュ時の歪なダイヤを修正する意味では妥当な処置と思われますが、通勤特急が残存することによってまだまだ歪なダイヤが解消されたとは言えないダイヤとなりそうな気がします。通勤特急が停まれない淡路(堺筋方面)を救済するため、準急を速達化して快速を設定していますが、中途半端さは否めません。堺筋準急の高槻市までの先着などの処置も取られているものの、必ずしも適正な処置とは言えない気がします。
 本来であれば快速急行を10分毎に運転して、これを軸にダイヤを組んでいくのが阪急京都線の夕方ラッシュ時ダイヤの理想と私は常々考えています。6300系というネックがなくなった今、夕方ラッシュ時に通勤特急を残す必要性はないように思います。朝ラッシュ時でさえ9300系の通勤特急を茨木市に停める余裕があるのですから、夕方ラッシュ時に快速急行に9300系を入れてもなんら問題はないはずです。車両的に問題がないのになぜ通勤特急を残したのかは疑問が残るところです。現行の快速急行の利用動向を見る限りにおいても梅田、十三からの利用率よりも淡路からの利用率の方がはるかに高く、準急もその傾向にあります。現在は20分毎の快速急行に一極集中化した混雑になっていますが、これを10分毎に増やせばある程度の混雑緩和が図れると思われます。小手先の改善と言える快速の設定や堺筋準急の設定では根本的なダイヤの改善が行われたとは言えません。欠点の多い阪急京都線の夕方ラッシュ時ダイヤの改善は次回改正でもまだまだといった印象を受けます。090608hkyky9303


阪急京都線ダイヤ改正

2009年12月11日 | 阪急

090723hky93054  阪急京都線で来春2010年3月14日に摂津市駅開業とATS更新などに伴うダイヤ改正が行われます。先般その概要が発表されました。正式に6300系の本線からの撤退も出ており、わかってはいるものの6300系の引退を改めて実感した次第です。6300系の引退=ラッシュ時のダイヤ改善というのが以前からの私の思いでしたが、本意ではないもののとりあえずの改善が見られる改正となるようです。HPのダイヤ予想でも書いていますが、通勤特急の茨木市停車は夕ラッシュ時はともかく、朝ラッシュ時に関しては快速急行の混雑緩和には思うほど寄与しないのではないかと思います。十三はともかく、梅田まで乗る人は明らかに年々減り続けている印象があり、今更茨木市~梅田間の輸送に力を入れても仕方なかろうと思います。もっともその裏返しとして通勤特急のバカ混みもないのかなと思い、そこそこ適正な混雑率にはなるということは言えるかもしれません。

 夕方ラッシュ時ダイヤに関しては先にも書いたように梅田、十三から茨木市へ行く旅客に関しては便利になりますが、淡路からの利便性は相変わらずという状態になりそうです。高槻市以東の速達サービスを行う快速の設定もあるようですが、如何せん中途半端な印象です。夕方ラッシュ時は朝ラッシュ時程の混雑にはならないので、通勤特急の運転は止めて特急か快速急行を10分毎に運転する方がよほど効果があるのではないかと思います。20分サイクルの呪縛から解放されなかった点は今回の改正では不満が残るところです。

 データイムダイヤに関しては特に変わりなしといったところで、梅田の発着号線変更が目を引くだけです。あとは行楽シーズンなどに嵐山直通の臨時を各方面から運転するという臨時列車の案内をダイヤ改正発表の中で報じているところは目新しいところです。この秋のような形態が来春などにも見られるのかというところですが、嵯峨野エクスプレス以来の設定となる梅田発嵐山行き臨時の運転など今秋よりも見どころは多くなりそうです。堺筋方面から京都方面への臨時の運転も検討されているようで、このままいくと中途半端さが否めない快速いい古都エクスプレスの運転は来年以降危ういかもしれません。091107hky70234


66系嵐山へ

2009年12月05日 | 近畿

091205osaka66601  阪急の一連の臨時列車もこの週末が締めとなります。天下茶屋発嵐山行きの臨時の運転で、春にも同系統の臨時の運転がありましたが、インフルの影響などで縮小加減の運転となっていました。春は阪急車での運転でしたが、秋はなんと市交車での運転ということで沿線にはかなりのファンが集結していました。朝から雨模様で、空を心配しながら撮影個所を探りましたが、せっかくだから高槻市以東でと思い、大山崎へ出向きました。阪急のファンは利用者の質からさぞかし質がよかろうと思われがちですが、JRに負けず劣らず質は悪いようで、白線の内側もくそもないほど内側に入り込んで撮影する輩が多かったです。ネットでも阪急関係の書き込みはよく荒れているように、阪急は電車や利用者の質はともかく、ファンの質はかなり悪い印象があります。いい古都などの運転は定型的なものなので、質の悪いファンもそれほど集まっていませんでしたが、市交車の高槻市以東乗り入れはインパクトが強いようで、各駅ともそこそこの数が集まっていました。肝心の利用者の方はファンの姿が多いので何ともいえいませんが、行楽のピークを過ぎたにしてはそこそこ乗っていたように思います。神戸、宝塚方面とともに堺筋方面からの直通臨時を行楽のピーク時にも運転して欲しいものです。いい古都は結局のところ準急の役目を負っているところがマイナスで、特急の補完には少々荷が重い列車です。次回の改正では準急の整理とともに臨時列車の整理も検討してほしいものです。昼間の準急がなくなれば臨時列車の設定も自由度が増すわけで、嵐山直通臨時や他線からの直通臨時の運転もしやすくなるはずです。66系の高槻市以東乗り入れが単なるイベントに終わらず、来年以降も何らかの形で存続されることを願います。091205hkyaosaka666013