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EXPRESS DIARY~鉄人日記~

鉄道に関することを日々徒然なるままに書いて行こうと思います。

臨時快速急行私市ハイキング

2011年05月09日 | 京阪

110505keihan100012 久々に運転された私市ハイキング号。機関車トーマス装飾の10000系を使用した快速急行として運転された。

 5月5日木曜日。子供の日のこの日、京阪で臨時列車が多数運転されました。これは逃すまいと出遅れないように少し早目に朝起きて京阪沿線へと向かいました。茨木市7時02分の快速急行に乗り梅田へ出て、御堂筋線で淀屋橋へ出て京阪に乗り換え。ここから沿線を見ながら撮影地を決めます。第一希望は大和田、光線状態を考えれば大和田か、西三荘ぐらいしかいいところはありません。沿線を見ていると早めの時間が功を奏したのかまだまだどこも十分場所が取れる状態だったので、とりあえず大和田へと向かいました。大和田は…既に三脚が一杯並ぶ状態。とりあえず一旦改札を出て、再入場してホームに上がり、様子を窺います。三脚は立っているものの、キャパが大きいので、まだ場所は取れそうなので、とりあえず大和田に腰を落ち着けることに。臨時まで1時間以上の待ちがあるものの、ネタはそれだけではなく、月末の改正で姿を消す快急や区急もついでに撮れるので時間潰しは十分にできます。若干飽きてきたところで、まずは10000系機関車トーマスの送り込み回送が通過。続いてわかばエクスプレスの8000系送り込みが通過。いよいよ本番を迎えますが、まだまだ時間的には余裕が…。混色の2600系なども何本か運転されており、撮影対象には事欠かないので、相変わらずいい暇潰しができます。うるさいガキが連れ立ってやってきたものの、雰囲気としては落ち着いたもの。大して混乱もなく、三脚は多いものの白線の内側での撮影はされていました。

110505keihan80022 快速特急の幕が目新しいわかばEXPRESS。昨年は3000系が臨時で使用されることが多かったが、今年から8000系に戻っている。

 1本目のわかばエクスプレスが通過。その後に駅員さんが来て、三脚組に注意が入りました。一部点字ブロックから大きく出ていた人がいたためですが、それはそれで素直に聞いてよかったのですが、後から駅員にいちゃもんをつける人間が出て、撮影地自体は落ち着いていたのに後味の悪い撮影となりました。本番と言える私市ハイキングの通過前に注意が入ったのでカチンと来たのかもしれませんが、あまりにも大人げないことを言っているのであきれ返りました。せっかく、運転士さんはヘッドライト点灯のサービスまでしてくれてほっこりするような気分で帰れたのに、最後に駅員に絡んでいた人間を見ると情けない思いになってしまいます。駅員が注意に入るタイミングは悪かったにせよ、ホーム上に三脚を立てるのは如何なものかと思います。それも2~3本程度ではなく、大半が三脚持ちで来ていたのには驚きました。そんなに手ぶれするもんなんでしょうか?そんなに手持ちでは構図がぶれるんでしょうか?確かに三脚があった方が安定した写真が撮れるので三脚は必須なんて本に書いているプロの鉄道カメラマンもいましたが、プロでもないアマの人間がそこまでする必要があるのか。迷惑がかからないフィールド(迷惑がかかるところもある)などで三脚を立てるのは勝手ですが、狭いホームで三脚を立てるのはやめた方がいい。ましてや脚立なんて論外です。手持ちで手ぶれするような写真なら撮らない方がマシだと思います。暗黙のルールしかない鉄道写真では規制をかけることは難しいところもあると思いますが、鉄道雑誌とりわけ撮影中心に掲載している雑誌などはもっと撮影マナーについて事細かに書いて、暗黙のルールを徹底化させるようにして欲しいものです。今の雑誌は綺麗事は書いているものの、ほとんどが撮影者を煽っているのではないかと思われるような内容が多いです。昔の写真でも立ち入り禁止区域で撮影されたものは掲載しないなどの処置もお願いしたいところです。撮影マナーについて色々考えさせられる京阪撮影でした。110505keihan80092晴れ間ものぞき8000系特急が露払いしてくれた2本目のわかばEXPRESS


バス旅行~九州遠征6~

2011年05月09日 | JR

110429shibushibus 廃止された志布志線沿いを走る都城~志布志間の大隅交通路線バス

110429nippoumiyakonojyo  4月29日金曜日。吉都線で都城に到着。ここから未知の領域へと進んでいく。都城から志布志へ向けてバスに乗るのだ。鉄旅行ばかりしていてバスは全く門外漢だが、なんとか日南線へ向けていいルートはないかとネットで探ってみるといい時間帯にバスがあることを発見。これで当初諦めかけていた日南線遠征を決定した。もっともこれにより海幸山幸とすれ違いなどがなくなり、同列車が日南線で走っている姿を拝めなくなった。バスまで30分ほど時間があったので、駅前で食事をとぶらつく。その前にバスの所在を確認するが、バス停らしきものがあるだけで、バスの便も相当少ないよう。少し不安に思い、急いで駅前のラーメン屋に駆け込む。急いでいる割に注文はらーめんに加えて焼き餃子も頼んでしまった。らーめんの550円という割安な値段に魅かれたせいだ。大阪では600円以上はする。九州ではらーめんが大阪のうどん並みに安い。しかし、焼き餃子はと言うと値段をよく見ると350円とある。両方合わせて900円。どちらにしても焼き餃子が高く感じる。王将の値段がベースだから150円高い。ランチでいえば100~200円程度高いか?王将もなんやかんやと安くはないのでランチは同じぐらいと言っても差し支えないが、餃子は少々お高い気がした。時計を見るとバス発車まで15分を切ってきた。焼き餃子は時間がかかりそうやから失敗したなと思っていたら、その張本人である焼き餃子が登場。先に運ばれてきた。急ぐのでらーめん110429shibushibus2の登場を待たずに箸をつける。美味い[E:good]いつも王将の蒸し焼きの餃子ばかり食べて王将に飼い慣らされた王将中毒者には、カリカリ食感の焼き餃子は新鮮だった。続いて運ばれてきたらーめんは当然ながらとんこつ[E:noodle]実は最初しょうゆを頼んだのだが、なんでか売り切れらしく、それなら“普通”のらーめんをということでとんこつが出てきた。九州では普通のらーめんがとんこつになる。大阪ではやはり醤油が普通なのかな?らーめんも美味しく頂き、バス発車まで5分となった時点で見事に完食。余韻に浸る間もなく、支払いを手早くごちそうさまと店を出て、急ぎバス停へと向かう。当然バス停にはバスが横付けされて…と思っていたが、バス停には軽自動車が停まっているだけ。まさかこれが…そのまさかというわけはなく、バスの姿は見当たらなかった。変わりに大荷物の若者がバス停におり、バス待ち風情。13時50分とネットで調べてきたが、時間を間違えたかもしれないと慌てて バス停の時刻表を見てみる。1本前の12時50分は休日運休というのは先に携帯で見ていたので、まさか運110429shibushibus4 休はなかろうと思いながら戦々恐々の思いで時刻表を見てみる。13時51分志布志行きとある。ネットとは1分違うが、バスは確かにあるようだ。しかし、50分はとおに過ぎ、51分も過ぎているのにバスはやってこない。新燃岳噴火の影響で…なんていう記述もどこにも見当たらないので運休の可能性は低いはずだ。焦らず待とう。志布志到着が10分、20分遅れてもなんとか日南線には乗れるから。気を落ち着かせて待っていると漸く5分ほど遅れてバスは到着。遅れたことを詫びるでもなし(始発で遅れているのは明らかにおかしいが…)、バスはそそくさと発車。前乗りのタイプかと思いきや前にしか扉がない、車内も観光バスタイプになった、外観だけ路線バスの車両だ。バスは先にも書いた通り門外漢だが、都市近郊では見られないタイプの車両だろう。とりあえず車内に落ち着き、志布志までの1時間30分をまったり過ごす。車内は件の若者と私1人だけ。途中のバス停から中年の女性が乗ってきて、その後、親子が一組乗ってきて、前半はこれにて終了。総勢5名で大半の時間が過ぎて行った。都城駅周辺はさびれ加減だが、市街地は結構開けており、道路沿いに街が開けているのがよくわかる。西都城もバスは経由していったが、こちらも駅周辺は都城よりも開けている感じはするが、駅前は似たりよったりといった風情だった。

110429shibushibus3  本来ならこの1時間30分でうつらうつらして次に備えたいところだったが、最初の遅れとバスのルートがいまいち読めないため本当に時間通りに着くのかという思いが交錯して眠りにつくことはできなかった。それに加えて途中に末吉駅跡などという鉄心をくすぐる停留所があるのだから眠ってもいられない。元々が志布志線の代替として運行されているようなので、駅跡や廃線跡が各所に見られてもおかしくはない。駅跡のバス停も数個あり、明らかに廃線跡と思われる遊歩道なども見られ、1時間30分飽きることなく過ごせた。もっとも後半はさすがに疲れてきたが、いつまで経っても着かないし、山を越えてもまた山が出てくる具合で、志布志手前までこんな具合だったので、正直時間を見ながらハラハラドキドキの道中だった。後半の道中は途中で中年女性と親子が降りて行ったのでしばらく件の若者とまた二人という寂しい車中。途中中学生ぐらいの女の子が1人乗ってきて、途中で降りて行ったのを最後に乗ってくる人はなし。件の若者も志布志手前の停留所で何やら運転手に聞きながら下車。フェリーがどうのこうの言っていたのでフェリーターミナルへ向かうのだろう。私は終点手前の志布志駅前で下車。1030円なり。意外に安かった。もっと暴利な金額表示があるかと思っていたが、納沙布岬へのバスよりもはるかに安かったので非常に驚いた。