7月13日土曜日。三岐鉄道の伊勢治田までやってきました。ここから同鉄道の北勢線の阿下喜まで歩きます。実はバス路線もあり、ちょうどいい時間帯でもあったのですが、30分程度で歩けるので歩いて行きました。10年ほど前にも同様のことをしており、その時は阿下喜から伊勢治田まで歩きました。当時はネットから地図を出力して持ち歩いてましたが、今はスマホで地図を見ながらの道中となりました。10年経てば色々と変わるものです。到着した阿下喜駅も大きく変化してました。三岐鉄道になってからも一度来ているのですが、折り返し時間が短くじっくり見られなかったので、今回は時間があるのでじっくり見て行きます。駅舎はすっかり綺麗に建て替えられており、駅前も整備されてました。注目は転車台のある鉄道博物館。確かSLが置いてあったはずですが、この日は奥の倉庫に入れられているのか姿は見れず、近鉄時代の車両226型が置かれているのが見られただけでした。
鉄道博物館は残念ながら開館してなかった。
綺麗な近鉄マルーンが再現されている226型
三岐鉄道では見られなかった自動改札が北勢線では整備されていた。
鉄道博物館とつながっている転車台。転車台はナロゲージよりもさらに狭い?
阿下喜から北勢線電車に乗って西桑名へと向かいます。利用者は阿下喜からはかなり少なく、西桑名に近づくに連れてそれなりに利用者を増やしていきましたが、夕方前の時間帯と言うこともあってか全般的に利用は低調でした。それにしても軌道強化などが行われているところは乗り心地も改善されてきてますが、阿下喜~東員間などは相変わらずの軌道でした。ナロゲージなので揺れも大きく、カーブの制限もきついのでなかなかスピードは上がりません。阿下喜駅に鉄道博物館ができたり、駅が改修されたりしてますが、もう少しインパクトのある呼びものがなければ今後も利用者はあまり増えていかないのではないかと思います。ナロゲージ規格のSLが導入できれば一番集客力がありそうですが、そんな都合のいいSLが現存しているのやらどうやら・・・。