しんがり＠札幌市

2006.12.03
ずっと行こうと思っていた、しんがりに遂に行きました。
石山通りをかなり南下しました。
店主は、東京・高田馬場の純連出身ということで、いわゆる純連系です。

いろんな情報によると、しょうゆラーメンの評価が高かったので、まずしょうゆラーメンを食べました。

食べる前に写真を撮ろうとすると。
何とカメラの電池がなくなっているではないですか！！
結局撮ることなく、食べ始めてしまいました。

黒っぽいスープです。
表面にはスパイスと思われる黒色の粒子が浮いていて、とてもスパイシーな感じです。
豚骨ベースと思われますが、野菜の甘みなどいろいろな旨味が合わさったような複雑な味です。
全然くどくなく、どんどんスープを飲んでしまいます。
麺は、中細麺縮れ麺。加水率はやや多めで、手でもみほぐされたような縮れです。
一柳製麺の麺ですが、特徴的な麺です。
バラ肉と思われる脂身の多いチャーシューはとろとろで絶品です。
半熟玉子もとろとろでおいしいです。
かなり完成度の高いラーメンと思いました。

食べ終えて一旦店を出たところ、カメラの電源がかろうじて復活していました。
何としてもカメラに収めたいという気持ちと、みそも食べてみたい気持ちがあり、もう一回店に入りました。

こちらがみそです。



濃厚なみそで、非常にコクがあるのですが、くどさが全くありません。
彩未と同様、純連系をあまり感じさせないスープです。
表面にかかっているラー油が意外と効いています。
麺はしょうゆと違います。
加水率低めで、平打ちの縮れ麺です。よくスープに絡みます。
チャーシューもしょうゆと違います。脂身が少ない肩ロース(?)なのでしょうか。

随所にこだわりがみられるラーメンでした。
店内は少し煙たいですが、おしゃれな雰囲気でした。
また、有名店の名刺が飾ってあるのには驚きました。
札幌でまたお気に入り店ができてしまいました。

店を出て、残りわずかな電源で、店を撮りました。