今日は午後の天候があやしいので、道の駅「ながとろ」を早めに出発。昨日の道を少し戻ったところにある、北に向かう県道をぐんぐん登って長いトンネルを抜ける。そこから国道169号線をさらに登っていく。
途中に道の駅「吉野路上北山」がある。


ここはまだ営業前だった。川を挟んで向こうに温泉がある。
国道を登り切ってトンネルを越えてすぐに左折して、大台ヶ原駐車場に向かう県道に入る。この道がしばらくは狭い急な登りで、対向車に気を遣う。幸い朝が早いので対向車は1台だけだった。

駐車場に着いたら既にかなり多くの車が来ているのに驚いた。

ここでコーヒーを入れてしばし休憩。
これから日出ヶ岳(標高1,695m)に登るのだ。そうはいっても駐車場自体が標高1571mなので、登りはわずか。行程も2キロ程度。

しばらくはこんな道を気持ちよく歩く。気温も低く16度くらいだ。


この花は何だろうな。花びらの感じはツツジに似ている。
後半は登りで、頂上近くになるとこんな木階段でかなりの傾斜。

そして頂上の展望台が見えてくる。少しガスが出てきた。


頂上の石票だ。ここが標高1,695m。

展望台のテラス。天気が良ければここで気持ちのいいお昼御飯が食べられるだろう。
上から登ってきた道を見ると下からかなりガスが吹き上がってきた。

この辺で下山だ。まだこの先に行きたいところがある。
今度は降りに下って、吉野山だ。桜の頃なら大変な混雑でこのクルマでは入り込むのも容易ではないが、今の時期ならどこに行ってもガラガラだ。下千本の広い観光駐車場にクルマを置いて、歩いていく。

道の途中から一目千本を見下ろすが、やはり花がなければただの木が茂った谷だ。

黒門まで来た。ここからは門前町らしいちょっと華やいだ町並みになる。

そしてまずは銅鳥居(世界遺産)。銅の鳥居としては日本最古だそうだが、寺域のしるしが鳥居なのは昔の行者の世界からの流れだろう。

見ているとよく見る鳥居よりも幅が広いというか、高さが抑えられていてバランスが悪いように思う。これはなぜかな?
さらに歩いていくと向こうから行者風の装束の人たちが続々とやってくる。

失礼かと思って後ろ姿にしたが、これは観光用のコスプレではなくて、大阪の講の一団のようだ。
こうして昔ながらの装束でお参りに見えるといういうことは、蔵王権現の信仰の形が現代にも残っているということだ。世界遺産になった文化について、それが遺産という物体だけでなく現実の精神文化の中に今も残っているということなんだ。これを外国人観光客に見せてあげたいな。でも解説が必要かな。
さて、仁王門(世界遺産)はこれから大修理に着工するということで、網に覆われていた。


仁王像を網の隙間から見上げた。うん、これはすごい迫力で迫ってくる。

金峰山寺蔵王堂は開けっぴろげな場所にも関わらず、どっしりとして荘厳な雰囲気がある。
前庭の4本の桜で囲まれた場所は南北朝の時代、1333年に鎌倉北条軍がここを攻めたとき、醍醐天皇の皇子がここで最後の酒宴を開いた場所なんだそうだ。

もう少し奥に進んでみる。吉水神社(世界遺産)だ。

ただいまは修理中で外観はぱっとしないが、なにしろ南朝の御所のあったところなのだ。右手の建物が神社で、醍醐天皇が祀られている。
ここから見る谷の景色も一目千本の桜だそうで、谷の向こう側の桜も併せて素晴らしい景観のようだ。

そして吉水神社の入口にある庭園もすばらしい。

さすがに奥千本までは足が伸びなかったが、十分に吉野山を満喫した。
今日は道の駅「吉野路大淀iセンター」に行ってみよう。

大屋根の下で野菜などの産直品が出ている。閉店間際だというのに観光バスも乗り付けて大変な賑わいだ。野菜は明日でもいいかな。今夜はここでお世話になることにしよう。雨もだんだん強くなってきたようだ。
本日の走行は149.0キロ、燃費は10.0km/Lだった。

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途中に道の駅「吉野路上北山」がある。


ここはまだ営業前だった。川を挟んで向こうに温泉がある。
国道を登り切ってトンネルを越えてすぐに左折して、大台ヶ原駐車場に向かう県道に入る。この道がしばらくは狭い急な登りで、対向車に気を遣う。幸い朝が早いので対向車は1台だけだった。

駐車場に着いたら既にかなり多くの車が来ているのに驚いた。

ここでコーヒーを入れてしばし休憩。
これから日出ヶ岳(標高1,695m)に登るのだ。そうはいっても駐車場自体が標高1571mなので、登りはわずか。行程も2キロ程度。

しばらくはこんな道を気持ちよく歩く。気温も低く16度くらいだ。


この花は何だろうな。花びらの感じはツツジに似ている。
後半は登りで、頂上近くになるとこんな木階段でかなりの傾斜。

そして頂上の展望台が見えてくる。少しガスが出てきた。


頂上の石票だ。ここが標高1,695m。

展望台のテラス。天気が良ければここで気持ちのいいお昼御飯が食べられるだろう。
上から登ってきた道を見ると下からかなりガスが吹き上がってきた。

この辺で下山だ。まだこの先に行きたいところがある。
今度は降りに下って、吉野山だ。桜の頃なら大変な混雑でこのクルマでは入り込むのも容易ではないが、今の時期ならどこに行ってもガラガラだ。下千本の広い観光駐車場にクルマを置いて、歩いていく。

道の途中から一目千本を見下ろすが、やはり花がなければただの木が茂った谷だ。

黒門まで来た。ここからは門前町らしいちょっと華やいだ町並みになる。

そしてまずは銅鳥居(世界遺産)。銅の鳥居としては日本最古だそうだが、寺域のしるしが鳥居なのは昔の行者の世界からの流れだろう。

見ているとよく見る鳥居よりも幅が広いというか、高さが抑えられていてバランスが悪いように思う。これはなぜかな?
さらに歩いていくと向こうから行者風の装束の人たちが続々とやってくる。

失礼かと思って後ろ姿にしたが、これは観光用のコスプレではなくて、大阪の講の一団のようだ。
こうして昔ながらの装束でお参りに見えるといういうことは、蔵王権現の信仰の形が現代にも残っているということだ。世界遺産になった文化について、それが遺産という物体だけでなく現実の精神文化の中に今も残っているということなんだ。これを外国人観光客に見せてあげたいな。でも解説が必要かな。
さて、仁王門(世界遺産)はこれから大修理に着工するということで、網に覆われていた。


仁王像を網の隙間から見上げた。うん、これはすごい迫力で迫ってくる。

金峰山寺蔵王堂は開けっぴろげな場所にも関わらず、どっしりとして荘厳な雰囲気がある。
前庭の4本の桜で囲まれた場所は南北朝の時代、1333年に鎌倉北条軍がここを攻めたとき、醍醐天皇の皇子がここで最後の酒宴を開いた場所なんだそうだ。

もう少し奥に進んでみる。吉水神社(世界遺産)だ。

ただいまは修理中で外観はぱっとしないが、なにしろ南朝の御所のあったところなのだ。右手の建物が神社で、醍醐天皇が祀られている。
ここから見る谷の景色も一目千本の桜だそうで、谷の向こう側の桜も併せて素晴らしい景観のようだ。

そして吉水神社の入口にある庭園もすばらしい。

さすがに奥千本までは足が伸びなかったが、十分に吉野山を満喫した。
今日は道の駅「吉野路大淀iセンター」に行ってみよう。

大屋根の下で野菜などの産直品が出ている。閉店間際だというのに観光バスも乗り付けて大変な賑わいだ。野菜は明日でもいいかな。今夜はここでお世話になることにしよう。雨もだんだん強くなってきたようだ。
本日の走行は149.0キロ、燃費は10.0km/Lだった。

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