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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

計測漬けの毎日に思う

2013年05月21日 | 日記
昨年末、心臓に異常が見つかって以来医師に勧められて、というかいわば指示で血圧と脈拍を測るようになった。
結局入院して手術を受けることとなったが入院後は新たに体重測定が義務づけられた。
退院以降も血圧測定と体重測定は毎日の日課になったが最近それに活動量測定が加わった。
活動量測定とは毎日の総カロリー消費量を測るもので体重コントロールに極めて有効と思われる。
ただ体重コントロールには「出ずるを測って入るを制する」ことが必要だから食事内容のカロリー量(ついでに塩分量、糖分量も)も把握しなくてはならない。
というわけで毎日、毎日が面倒な計測漬けだがクスリ漬けやベッド漬け(寝たきり生活)よりマシだと思って自分に言い聞かせているところである。
それにしてもあの体組成計なるシロモノ、(体の中で一番皮の厚い)足の裏と接しているだけで体脂肪や筋肉量、水分量まで測定できる。
ウーン、理屈が分からない・・・。

「維新の会」共同代表の不適切発言に思う(その2)

2013年05月20日 | 日記
「維新の会」橋下共同代表の不適切発言の余波が当人の意図に反してどうにも沈静化しない。
「維新の会」はかねてより参院選野党間協力のキープレーヤーと目されてきたがみんなの党・渡辺代表の一方的な協力解消宣言によりそんな構図もすっかり吹き飛んでしまった。
それ以上に「維新の会」内部すら分裂の危機に瀕しているといっていいだろう。
「維新の会」は参院選公約作りに着手したというが今回の共同代表発言をどう総括するのか。
橋下共同代表はまだ明確な発言撤回は行っていないのだ。
石原共同代表への謝罪は済んだようだが一般所属議員の説得はさほど簡単ではないだろう。
ウーン、まさに「口は禍いの元」だ。

飯島内閣官房参与の訪朝に思う

2013年05月19日 | 日記
飯島内閣官房参与が北朝鮮の要人との会談を終え帰国した。
飯島参与といえば過去小泉首相(当時)の北朝鮮訪問に随行、拉致問題解決に直接関わった一員であるから当問題の交渉者として最適任のうちの一人だろう(ちなみに安倍現首相も同じく随行者つながりだ)。
米・韓が頭越し外交として反発しているようだが外交に水面下はつきものだし拉致問題については両国と立場が異なるのだ、なに丁寧に説明すればいい。
要は会談の成果だがその評価軸は「拉致被害者家族会の期待に応えられたか否か」だ。
伝えられているようにもし「拉致問題解決なくして日本政府は動かない」旨をキチンと通告してきたのであれば誰が何と言おうとひとまず及第だと思う。
その時の交渉相手の反応が知りたいものだ。
金正恩体制も挑発一辺倒から若干軟化しているようだからもしかしたら今がいいチャンスかもしれない。
それともまた不可解な対応に翻弄されることになるのだろうか。

NTTドコモのツートップ戦略に思う

2013年05月18日 | 日記
スマートフォン夏商戦に向けてNTTドコモのドライな注力機種選定が話題になっている。
この夏10機種売り出すがそのうち2機種をツートップとして選抜、宣伝広告や店頭での展示方法、さらには販売報奨金に大きな差をつけるという。
選定された2メーカーは大満足かもしれないが選に漏れた残りのメーカーはさぞガッカリだろう。
知れば知るほど、聞けば聞くほど待遇が違うのだ。
果たしてNTTドコモは今回の2機種選定に十分な時間をかけたのだろうか。
選定基準について事前に全メーカーに明確に示達していたのだろうか。
全方位でいい取引関係が維持できているのか些か心配である。
もっともNTTドコモも一人負けの状況で必死なのだろう。
本当にキャリアも機器メーカーも戦国時代だ。

「維新の会」共同代表の不適切発言に思う

2013年05月17日 | 日記
「維新の会」橋下共同代表の不適切な発言が各所で波紋を呼んでいる。
「何故唐突にあんな発言を・・・」と思うのだが背景には「維新の会」の止まらない党勢低落傾向があるのではないか。
先般行われた兵庫県下2都市の市長選で「維新の会」はまるで存在感をアピールできなかった。
昨年末に合流した「旧太陽の党」グループとの融和も一丸化というには程遠い。
そんな中で共同代表はある種の焦りを感じ世間の耳目を引くためにあのような発言につながったのではなかったか。
しかし結果は裏目、連日釈明に追われることになるがここまで来たらとにかく発言を一旦撤回すべきだと思う。
(共同代表はそうも考えていないかもしれないが)下手に言い訳を重ね事態の収束を長引かせることになれば党勢に与えるダメージは膨らむ一方だろう。
これほど国際感覚を欠く党首(=政党)に「とても国政をゆだねることはできない」と考えて始めている有権者は多いハズだ。



「トクホウ」CMの改善要請に思う

2013年05月16日 | 日記
消費者庁が日本コカ・コーラ社に対してジンジャーエールのテレビCMに「トクホウ(特報)」という表現を用いていたことについて改善要請を行ったとのことだ。
炭酸飲料としてすでにキリン・メッツが特定保健用食品(略称「トクホ」)の指定を受けヒット商品として世間の注目を浴びていたことを考えると「トクホウ」の表現は世間に誤解を与える恐れは十分だ。
特定保健用食品は結構厳格な審査があり一定の効果が認められることが指定の条件だがそれゆえコカ・コーラ社の「トクホウ」CMに便乗を意図が全くないとは言いきれないだろう。
「トクホ」と「トクホウ」、多くの人間に疑いをもたれるような行為は厳に慎むべきだろう。
「李下に冠を正さず」という諺もある。

グローバル生産の要諦に思う

2013年05月15日 | 日記
製造業における海外生産活動の動機はいろいろあるが何といっても一番大きなものは安価な労働コストだ。
その安価な労働コストを求めて多くの企業が中国の地を踏んだがここ数年中国の労働コストが急上昇している。
09年比で何と60%アップ、マレーシアやタイを追い越しアジア新興国の中では最高とみられている。
現在中国で生産活動を営んでいる企業も早晩生産移転を迫られそうだ。
スマホ市場でアップルと熾烈なシェア争いを演じているサムソン電子はその主力生産現場を韓国内、中国を経て(労働コストが中国の半分以下である)ベトナムに移し既に軌道に乗せている。
もう「中国」を卒業しているのである。
まるで国際経営のお手本を見ているようだ。
我が国のエレクトロニクス産業は未だ業績不振から脱し切れていないがサムソン電子に学ぶ点は多いのではないか。

アベノミクスの行方に思う

2013年05月14日 | 日記
昨日の日経平均株価終値は14782円ともう15000円間近である。
為替レートは言えば一時102円台、終値は101.6円だった。
両指標についていわゆるアベノミクスの明確なターゲットはなかったものと記憶しているがこれはもう予想以上の成果と言っていいだろう。
問題はどれだけ多くの人々が景況感を感じているかなのだ。
預金以外の金融資産を持っていない層やこの春相応の賃金引上げがなかった企業も結構多いのではないかと思う。
これからは一部の偏在している景況感を日本全体に行き渡らせるミキサーが重要だ。
雇用形態や最低賃金制まで手を付けなければいけないと思う。
アベノミクスの完成まで先は長いのである。

安倍首相の絶口調に思う

2013年05月13日 | 日記
安倍首相が絶口調(絶好調)である。
先日も復興状況視察中の東北地方の農村で耕運機だか田植機だかのハンドルを握りながらの「もう少し左に寄った方がいいんですか?よく右に寄っているといわれるんでね・・・。」の発言には思わず笑ってしまった。
首相の絶口調のウラには無論高い内閣支持率があるのだがそれ以外に本人の健康状態もあるだろう。
数年前の首相の第一期在任時にはどこに行っても最初の仕事はトイレの場所を確認することだったという。
これでは思い切った言動、行動は無理かもしれない。
ところが今回は違う。
結構ハードな外遊スケジュールも難なくこなしオフタイムもフォークソングコンサートで飛び入り合唱に参加するほどの勢いだ。
本当に人間は健康第一だ。
そう、あの絶口調も健康あってのことなのである。

民主党の公開大反省会に思う

2013年05月12日 | 日記
インターネットを利用した民主党の公開大反省会が気になってちょっと覗いてみた。
来たるべき参院選に向けて民主党はマニフェストを準備中と聞くがそれすら見えずに「懺悔や反省だけで何の意味があるのか」と不安視していたが案の定、あれでは民主党にとって何も得るものはない。
当イベントの主催者は民主党青年委員会だそうだが党内の不統一を印象付けるだけのこんな企画をよく執行部は承認したものだ。
民主党は反省は党内(非公開)で行いその結果を踏まえキチンと党の方向性を打ち出すことが先だ(もう十分遅すぎるのだが)。
身内の恥をさらけ出すだけ、下剋上さながらの、このイベントがもし民主党の総意だとすれば党の自壊作用が進んでいるといっていいだろう。