グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

アベノミクスの行方に思う

2013年05月14日 | 日記
昨日の日経平均株価終値は14782円ともう15000円間近である。
為替レートは言えば一時102円台、終値は101.6円だった。
両指標についていわゆるアベノミクスの明確なターゲットはなかったものと記憶しているがこれはもう予想以上の成果と言っていいだろう。
問題はどれだけ多くの人々が景況感を感じているかなのだ。
預金以外の金融資産を持っていない層やこの春相応の賃金引上げがなかった企業も結構多いのではないかと思う。
これからは一部の偏在している景況感を日本全体に行き渡らせるミキサーが重要だ。
雇用形態や最低賃金制まで手を付けなければいけないと思う。
アベノミクスの完成まで先は長いのである。