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グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

厚労相の「パンプス強要」容認発言に思う

2019年06月05日 | 地方政治
厚労相の事業者のパンプス強要を容認するとも受け取られる発言には驚いた。
労働行政を司る厚労相が労働者よりも使用者側の肩を持った発言には未だに信じられない思いである。
一体厚労相はどんな意図で、あるいはどんな背景を考慮して職場のパンプス強要を「社会通念上の枠内」と言明したのだろうか。
百歩譲っても「各職場ごとに協議すべきこと」とすればよかったのだが・・・。
特に氏は男性だから女性のパンプス着用の苦労など理解できないのではないか。
そういえば最近どこかの自治体が職員のスニーカー勤務を推奨し住民など来庁者の理解を求めていたがこれこそ働き方改革というものだ。
「足が痛い」というのにパンプス強要を容認するなどどう考えても厚労相の今回の発言は容認できない。
先だっては勤労統計問題で窮地に陥ったがあの問題はどちらかと言えば管理責任だ。
ところが今回は厚労相自身の考え方によるものである。
これは今後相当大きな火種になるのではないか。