グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

「驕りは魔物」に思う

2017年10月06日 | 日記
最近の政治を見ていると本当に驕りは魔物だと思う。
現政権は今でこそダッチロール気味だがつい去年まではかってない国政4連勝とかで「一強時代」の名をほしいままにしていた。
ところが総裁3選を可能にした内部ルール変更を境に政権の緩みが表面化するようになった。
お友達への便宜供与疑惑や党内若手議員の不祥事が頻発するようになり憲法改正問題対応についても荒っぽさが目立ってきた。
そのツケは7月の東京都議選で一気に精算することになってしまった。
今度はその都議選で大勝した都知事に驕りが見られるようになった。
降って湧いたような解散総選挙で総理の座が窺えるようになりついつい謙虚さを失ってしまった。
あの踏み絵のような一方的な政策協定書は合流相手を2分してしまったが合流相手のみならず世論でも不評を買ってしまった。
独裁的な組織運営は離反者も出てくるようになった。
これは大戦を前に大きなダメージだろう。
本当に「驕りは魔物」である。
これほど言っても似たようなケースは今後も続くんだろう。
真の敵は己の心の中に存在するのである。