町田市のマグネシウムを取扱う金属加工工場が失火、38時間燃え続けてようやく鎮火した。
なんでもマグネシウムは不用意に注水すると爆発を起こし却って被害が拡大する恐れがあるとのことで結局延焼を防ぐという消極的な消火活動しかできなかったことが(消火に)手間取った主因だそうだ。
周辺の住民にとっては大変迷惑な出来事だったろう。
このニュースで驚いたことはこの工場は東京消防庁から認可申請するよう指導を受けていたにも関わらずこれを怠り無認可で4年間も操業を続けていたことだ。
しかも別の地域でボヤ騒ぎを繰り返していたと聞いてあきれ返ってしまった。
どうやらあの韓国の大型フェリー船事故と共通点がありそうだ。
それにしても消防庁は4年間も放置していたのだからこちらも責められて当然だろう。
先日もこのブログで述べたが「行政は粛々と担務に精励すべし」、だ。
さもなくば周辺住民はたまったものではない。