グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

ガレキ処理の進捗状況に思う(その2)

2012年04月04日 | 日記
被災地ガレキ処理の進捗がはかばかしくない。
仮置き場へのガレキ搬入率は3県全体でまだ70%程度、市町村によっては未だに50%前後のところもあるという。
また仮置き場が満杯で構築物の解体すら進んでいない地域も多数あるようだ。
さらにガレキの消化(焼却)率については恐らく10%に満たないのではないか。
そのうえ広域処理の進展については先日京都の住民代表が環境相に「処理受入れ拒否」を突きつけコトの難しさを示唆した。
ガレキ処理はいうまでもなく復興の出発点である。
環境相もただ「(遅れを)挽回する」というだけではなく目に見える成果を早急に出していかなくてはならないと思う。
そもそも全体の80%は各県内で自力処理するというが処理キャパシティはあるのだろうか、どう考えても大型処理施設の数ヶ所新設は必須だと思うのだが。
ガレキ処理こそ待ったなしだ。