グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

自民党は自民党で・・・

2012年04月26日 | 日記
政府・民主党が支持率を下げているのにも関わらず自民党の支持率が反転しない背景の一つに(民主党と同様に)なかなか一枚岩になれない党内情勢がある。
党は先日所属議員と次期衆院選候補予定者が参加する「全議員・選挙区支部長懇談会」を開催したのだが落選中の元議員から「選挙マニフェストに消費税率10%をうたう必要があるのか」との不満が相次いだようだ。
といわれてもねぇ・・・。
「消費税率10%」は民主党よりも先に自民党が打ち出したはずなのに「民主党との違いが見えてこない」という理由だけでこれを取り下げたり変えたりするのはかえって拙いと思うのだが。
例の2閣僚問責決議案決議後の「審議拒否」についても批判が出たようだが執行部はもともと解散総選挙に追い込むプロセスとして打ち出した「審議拒否」を落選組からも否定されるとは思っても見なかったのではないか。
09年の衆院選はあの民主党のカッコよすぎたマニフェストに翻弄され多くの自民党議員が落選したがその中には大物議員も含まれている。
現執行部は次期総選挙に彼らの復職も考えなければならない。
全党一致はこちらもなかなか難しい・・・。