グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

年金制度改革に思う

2011年10月12日 | 日記
破綻の瀬戸際にある年金制度の改革方向が議論を呼んでいる。
支給開始時期が満65歳とする現行制度がまだ定着もしていない傍らでさらに支給時期を68~70歳に引き上げる案が俎上に上っている。
いうまでもなく年金制度は老後の生活を支え、安心を担保するもの故「いい社会」ための絶対条件の一つである。
年金制度には常に財源問題が付き纏うため当世辛いところだが公平性、安定性、選択性などに留意し早め早めに固めていくことが重要だ。
特に昨今世代間の不公平感がクローズアップしてきている。
ここが制度改革のポイントだろう。
政府や検討メンバーは十分に審議し知恵を出し合いもう少し長持ちのする年金制度を打ち出していただきたい。
それにしても気になるのは少子化対策だ。
社会問題として顕在化以降随分年月が経過しているが未だに顕著な成果が現れていない。
担当大臣をはじめ政府関係者は成果が出るまでもっと注力し続けるべきだ。