グッチーの日本寸評

「わが日本を少しでもいい国、住みたい国にしたい」との思いから日本の政治、経済、世相を自由気ままに評論する。

マツダのロータリー車生産中止に思う

2011年10月08日 | 日記
1970年代から80年代にかけて筆者はIT企業の広島支店に勤務していた。
その時の最大顧客の一つが東洋工業(現マツダ)だったのだが当時同社は経営危機の最中にあり経営権は創業家からメインバンクに移っていた。
同社がそんな状況の中でも死守していたのが「金食い虫」と噂されていたロータリーエンジン、ロータリー車だった。
文字通りロータリー車は同社のシンボルであり社員の誇りでもあったのだ。
そのロータリー車の生産を来夏で停止するという。
関係者の悔しさはいかばかりかと思うが生き残りのために止むに止まれぬ措置なんだろう。
わが国の自動車業界で唯一のロータリー車生産がなくなるのは本当に寂しいがロータリーエンジンの研究と開発は継続するという。
何時の日か復活する日を夢見て今回のロータリ車生産中止を見送りたいと思う。
頑張れ、ロータリーエンジン! 頑張れ、マツダ!