リビアにおけるカダフィー政権の動静が世界中の耳目を集めている。
カダフィー大佐といえば20代で革命のリーダーとなってから40年以上も一国の支配を続ける(現在世界最長)稀代の独裁者である。
若い頃は「狂犬」の異名をとり反米行動での勇姿、とりわけ自宅が米軍からピンポイントで空襲を受け危うく難を逃れた(たしか養女が代わりに犠牲になった)記憶が鮮明だが、その後は対米融和路線に転じたためその存在をさほど強く意識したことがなかった。
しかし彼はチュニジア、エジプトなど周辺国の大統領とは違い本物の革命家だった。
反政府デモには戦闘機、戦車を動員して徹底制圧、本人は祖国に殉じるとさえ言明している。
政府要人の離反が相次ぎ欧米各国の包囲網が狭まる中、さすがに長期政権の命運尽きたかと思われるが果たして本人の心境はいかばかりか。
日本人なら「平家物語」の「諸行無常、盛者必衰」かもしれないがイスラムの世界では何かこれと異なる思想があるのだろうか。
カダフィー大佐といえば20代で革命のリーダーとなってから40年以上も一国の支配を続ける(現在世界最長)稀代の独裁者である。
若い頃は「狂犬」の異名をとり反米行動での勇姿、とりわけ自宅が米軍からピンポイントで空襲を受け危うく難を逃れた(たしか養女が代わりに犠牲になった)記憶が鮮明だが、その後は対米融和路線に転じたためその存在をさほど強く意識したことがなかった。
しかし彼はチュニジア、エジプトなど周辺国の大統領とは違い本物の革命家だった。
反政府デモには戦闘機、戦車を動員して徹底制圧、本人は祖国に殉じるとさえ言明している。
政府要人の離反が相次ぎ欧米各国の包囲網が狭まる中、さすがに長期政権の命運尽きたかと思われるが果たして本人の心境はいかばかりか。
日本人なら「平家物語」の「諸行無常、盛者必衰」かもしれないがイスラムの世界では何かこれと異なる思想があるのだろうか。