toboketaG の春夏秋冬 

雑文、雑感、懐古話そして少しだけ自己主張。
土曜日をベースに週1~2回の更新が続けられればと思っています。

414-301208飼育に伴う責任のないペット

2018年12月08日 | バードウォッチング

近所を歩いていたら、狂い咲きのサツキの出逢う。

 

11月になると簡単な盆栽棚に小鳥の餌場を設ける。居間のコタツの私の定

位置から真正面に見えるところ。

設置しばらくは柿が熟れるころで、知り合いからいただいた柿や残飯やパ

くずを置いておく。やってくるのはヒヨドリばかり。体が大きい彼らが

いると他の小鳥は付かない。ときにしたたかなスズメがついばんでい

るのを見かけるが、ヒヨドリの気配を察するとパッと飛び去ってしまう。

ヒヨドリは餌場のギャングだ。餌場をめぐる小鳥たちの戦いが繰り広げら

れる。

12月になると、ヒマワリの種を餌に加える。柿に代わってリンゴやミカ

が餌場の主流になる。極めつけは牛脂。するとどこからか嗅ぎ付けシジ

ウカラが独特の鳴き声とすばしこい動きで姿を見せるようになる。年が

変わるころからメジロが加わる。

なかなか見かけない鳥たちの来訪は嬉しい。ジョウビタキ、シメなんて鳥

現れるとカメラを取りに席を立つが、戻った時には姿を消していること

が多い。

何年か前にシメの撮影に成功したことがあった。まれだが牛脂に引き付け

られたかモズが姿を見せる。彼らは猛禽類なので、よほど食うものに困

たのだろう。駅に近い住宅街でもにこんな小鳥がいるのに驚く。

シメ

ストレス多き時代、癒しを求めていろいろなペットを飼う人が多い。

が家にはメダカ以外の生き物はいない。手が掛からないことが最大の理

由。庭の餌台を通じての可愛い小鳥たちとの触れ合は気に入っている。

飼育に伴う責任がないのがいい。何かで読んだが野生のトビを餌付けに

成功したヒトの話。空に向かった指笛を吹くと悠然と飛んでいたトビが

餌を求めて急降下する。こんな街中ではありようがないが出来たら素晴

らしい。

 

外国人労働者に入国管理を緩めて即戦力にするための法案が審議されて

いる。大事な問題だ。論議を深めて欲しい。

偶々新聞の求人チラシに目が留まる。ほぼ30年前に起業というほどの

こともないがある会社を立ち上げた。業務の性格上パートタイマーの人

材を求めて求人チラシをかなり利用した。当時としては高めの800

の時給を打ち出した。30年後の求人条件を見て、まだその時給がま

り通っていることにことに嘆息。黒田日銀総裁がいくら頑張っても2%

の物価目標が達成されないことに納得がいく。ダイナミックさがなくな

ったなとしみじみ思う。

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