自民党の体質をよくあらわしている。スキあらば、国民を締め上げる道具をもとうとする。締め上げる道具がほしいのである。国民の生活をどうやればよくなるか、世界をどうすればよくなるか、という発想ではないのである。
籠池氏の事業に、いろんなやり方で、権力側が、便宜を図ったことは、客観的にあきらかである。彼らは、なにを企画しようとしていたのか。礼儀正しい、古い日本の伝統を現代に、持ち込もう。それには教育から、の考えがあり、それに権力をもつ連中が共感したのだろう。
さらには、憲法改悪を目指している。なにを考えているかは、もはやミエミエである。国民の幸せを本当に考えていない。眼中にない。それでも支持率は大幅には下がらない。
マスコミの怠慢もある。そもそもマスコミはかれらの別働隊なのだから、ここだけを眺めていて、はたして、国民本位の政治を求める声が生まれるだろうか。そうならなにように手配しているし、それがマスコミの役割でもある。
池上さんのようなジャーナリストもいるが、もっと突っ込んだ意見、見解がほしい。それは、マスコミでは流せない。いや流さない。バックには権力の目があるのである。
彼の先を行こうとすると、共謀罪を使ってくるかもしれない。そういう狙いがこの法案にはある。恐ろしいことである。恐るべきねらいである。