いかにも第三者のような顔をしながら、時の政権の「味方」をする評論家がいる。できるところまではそうするが、もちこたえられないと見れば、手の平を返すこともある。
大勢が決まれば、そちらへ迎合していく。正義とか道理とか、そんなものを大事にしている格好をしながら、かばえるところを庇うという姿勢である。客観的な公正な目を持っているかのごとく振舞うから、結構騙されてしまうことになる。
世の中の実態は、どういう構造になっていて、どう流れていくのか、貧乏人は助けられるが、決して主人公ではない扱いを受ける。どうしようもない人としての扱いをうけることとなる。
百貨店でも特別な顧客のためには、そういうスペースを用意している。そんな場所があることを偶然知ることとなった。快適空間があるのである。
超富裕層となれば、そんなどころではないだろう。グラデーションのようにいろんな仕組みができている。従って、見ている世界はそれぞれ大違いであって、自分のみている世界だけが世界のすべてだと考えると大違いだということである。
評論家の連中はすべてを知っているかのごとくのコメントをする。裏面を多く知っているのだろう。どこまで出すかを考えながら発言をコントロールしているようだ。