無理はしないが、問題から逃げない。まず、覚悟しなくてはならない。とにもかくにも、人間として、この世に生を享けたものとして、人生を放棄してはいけない。
いろいろ条件が出てきて、選択する場合も、逃げるのではなく、きちんと選択する。日本軍が、敗走のことを転進といったそうだが、その意味でもない。
逃げるというのは、自分自身でわかることである。今まで、逃げたことがないのか、といえば、ある。誰かに非難されたわけではない。だが、自分でわかっている。
生活のなかに、介護のことが現実化して、いよいよ本格的な、老老介護が始まった。いろんな制度を使いながら、周囲の援助も受けながら、生きていくわけだが、早くも、現実の試練がおそいかかってきている。
周囲のことだけではなく、自身の内部にやどってきている。これから、どう進化していくのか。プラスにするかマイナスにするのか。まさに、自分自身にかかっている。