今、地球上は、どうなっているか。シリアの内戦は、激しく続いているし、イスラエルとパレスチナの紛争も相変わらずであり、ロシアとアメリカも、元CIA職員の亡命問題から、ギクシャクしている。
中国、韓国との関係や、北朝鮮の具合など、日本の近隣諸国の具合も、程度が高いとはいえず、人類の状況は、困難な低レベルに推移しているといわざるをえない。
ドラマや映画でも、理想は語られるが、作り手の思いは、観客に伝わっているかどうかである。安部政権は、チャクチャクと、憲法9条の改悪を実質的に進めようとしている。あろうことか、官僚の首をすえかえ、歴代政府が積み重ねてきた政府憲法解釈を変えようとしている。
こんな簡単なことで、アメリカの期待に応えて、世界の紛争地域への派兵が可能になるとは、驚きであるが、いよいよ手枷足枷を、どのように外していくのか、人類滅亡へむけて、大行進の始まりだ。
それとも、この暗さは、夜明け前のものであって、突然、「正解」は市民の知るところとなって、その方向へと雪崩をうって、あるべき方向へと、事態が大変化していくのだろうか。